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儀装馬車:皇室の重要な儀式を行う際に使用される馬車。
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週刊新潮(2月23日号)で、儀装馬車に付いて取り上げていた。(“囁き女将”【動画】が関係した“偽装”では無く、此方は“儀装”だ。)海老茶色の儀装馬車は、宮内庁によると「全部で4台存在する。」のだとか。儀装馬車を曳く馬は宮内庁の車馬課主馬班が管理し、普段は皇居の東御苑に繋がれており、儀装馬車を曳く為に14頭が存在。
で、4台存在する儀装馬車の内、「儀装馬車4号」と呼ばれている物は、「大正2年に作られた物で、4人乗り。2頭の馬が曳く事になっており、新任大使が挨拶の為、天皇と面会する『信任状捧呈式』で皇居に向かう際にも用いられている。」と言う。
新任大使の信任状捧呈式は年間に数十回行われ、皇居に向かう際は、自動車か儀装馬車の何方かを選ぶ事が出来るのだけれど、多くは儀装馬車を選ぶそうだ。
往路は東京駅の丸の内側を出発し、和田倉門交差点を通って皇居正門を潜り、宮殿南車寄せ迄。帰りは逆のルートで、タクシーだと略ワンメーターの距離。当然の事乍ら、送迎は無料。
東京・丸の内を歩いていると、儀装馬車に出会す事も在ったりするが、新型コロナウイルス感染症禍でずっと中止になっていた儀装馬車による送迎も、復活の運びとなったそうだ。