銀幕大帝α

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【再見・復習】The Witch/魔女

2023年12月07日 17時47分34秒 | 韓国アクション

THE WITCH: PART 1. THE SUBVERSION
2018年
韓国
125分
ホラー/アクション/サスペンス
R15+
劇場公開(2018/11/03)

監督:
パク・フンジョン
『新しき世界』
脚本:
パク・フンジョン
出演:
キム・ダミ
チョ・ミンス
チェ・ウシク

<ストーリー>
ある特殊な施設で育てられ、8歳の時に逃げ出したジャユン。記憶を失った彼女は、助けてくれた酪農家の娘として暮らすことに。それから10数年後。頭に異変を感じるようになったジャユンは、その手術費用と経済状況の厳しい養父母のため、賞金目当てでオーディションを受けることを決意。しかしテレビ番組であるマジックを披露したことから、謎の男たちに追われる身となってしまう。

―感想―

6日に2作目がレンタルされた事もあって、おさらいという形でセル版のDVDを購入、再見した。

初見が19年の2月だから、そりゃ4年も開けば細かい所は忘れちゃっている。

そういう意味での再見でもあります。

やっぱおもしれえわ。

貴方は誰?私は誰?てのは騙しで、向こう(組織)をわざと自分に近づけさせていたとネタばらしする場面はゾクゾクする。

施設で対峙する際の黒髪女が超絶カッコイイ(ま、殺られるんですけどね)。

「あんたは私に勝てないよ、私超強いから」

「くっ、魔女め」

みたいな会話を挟みつつの、敵対勢力を一方的に壊滅させちゃうクライマックスはマジで痺れるわあ。

後、敵の背後ににゅっと現れる、あの不気味さは堪らんね。

で、2度目の鑑賞でも、大親友の女友達さんが俺的には可愛すぎて、前髪にヘアカーラーを巻いているのを見ると「昭和かよっww」とツッコむ位に愛らしい。

という訳で、おさらいは出来たし、これで難なく2作目を観る事は出来る。

主人公と対等し得るほどの強敵は登場するのか、色々と楽しみですな。

初見時の感想はこちらを参照ください➡『The Witch/魔女』

評価:★★★★
19/02/23DVD鑑賞
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レンタル開始日:2019-02-20
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THE KILLER/暗殺者

2023年11月05日 17時24分51秒 | 韓国アクション

THE KILLER: A GIRL WHO DESERVES TO DIE

2022年

韓国

95分

アクション/サスペンス/犯罪

PG12

劇場公開(2023/05/26)

監督:
チェ・ジェフン

『剣客』

出演:
チャン・ヒョク・・・ウィガン
ブルース・カーン・・・ユーリ
イ・スンジュン・・・イ刑事
イ・ソヨン・・・ユンジ
チェ・ギソプ・・・チョムバギ

<ストーリー>

元暗殺者のウィガンは友人と旅に出掛ける妻から、友人の娘・ユンジの面倒を見て欲しいと頼まれる。だが、ユンジが悪の組織に拉致され…。

最後の任務:孤独な少女を守りぬけ――

―感想―

娘が学校でイジメにあっているというのに母親は呑気に旅行ですか。

とんでもない毒親だなと思っていたら、本物の毒親だった。

実母では無く、継母というのが話の中盤辺りで分かるのだが、まさかの○○だったてのは見抜けなかったなあ。

その毒親の子(女子高生)の子守を愛する妻から頼まれた主人公が、闇の組織の存在に勘付き、問答無用に一人残らずぶち殺していく、ただそれだけの内容なのだが、これがまあクソ面白い!

ラスボス、裏ボスへと辿り着くまでの過程を、まるで主人公が流れ作業をしているかのように淡々且つスピーディに描き、その道中での出くわしたザコ、中ボス、大ボスとの戦いを超絶カッコ良く見せる。

本編の大半がアクション、激しいシーンが目白押しだし、それ以上に最強の殺し屋の主人公なもんだから、どんな敵が相手でも圧倒させていく姿にワクワクしっ放しで、気付けばあっという間の90分でした。

エンドロール中に撮影風景も一緒に流れるんだけど、スタントマン無しで全編をやってたんやね、柔なジャパニーズ大作アクションとは気合の入れ方が違う。

それぞれの対戦・対決シーンでは、どういう風に動けば映像としての見映えがいいのかも念入りに役者、スタッフ全員でカメラアングルも含めて確認し、本番に挑んでいるから、そりゃ完成度も上がるはずだわ。

スタイリッシュアクションという言葉がこれほどまでにピッタリと合う辺りも、韓国アクションの凄味を感じさせてくれるよね。

ていうか残酷さ然り派手さも然り、描写に対して一切手を抜かない所にこれぞ韓国映画、と思わせてくれるのだから、本作も又期待を裏切らない見事さを感じ、思い切り堪能させられましたよ。

全部に片を付けて、ほったらかしにされた妻の元へと主人公がひょっこりと現れる。

そして2人が抱き締め合う中で、妻の手から温もりを、てな(とある過去の出来事とをクロスオーバーさせる)ラストの海辺のシーンに絶妙な感動を覚えるのも良き、ほんのりウルッとしちゃった。

どういう経緯で出会って結婚したのか、それを知りたくなる位に、夫婦間の愛、特に妻を溺愛している事が計り知れるのもあって、寄り主人公に感情移入させてくれる作品とも言えるよね~。

『アジョシ』(劇中でも触れている)、『ジョンウィック』が好きな人ならハマるかと。

ズンズズンと歩みを止めず一方的に倒し続け、命乞いとかしても容赦無し、そんなスカッと爽快なアクションを求めている方にはおススメ!

評価:★★★★

23/11/05DVD鑑賞(新作)

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オオカミ狩り

2023年09月10日 18時34分16秒 | 韓国アクション

PROJECT WOLF HUNTING

2022年

韓国

121分

アクション/サスペンス/犯罪

R15+

劇場公開(2023/04/07)

監督:
キム・ホンソン

『メタモルフォーゼ/変身』

脚本:
キム・ホンソン

出演:
ソ・イングク・・・パク・ジョンドゥ
チャン・ドンユン・・・イ・ドイル
ソン・ドンイル・・・オ・デウン
パク・ホサン・・・イ・ソグ
チョン・ソミン・・・イ・ダヨン
コ・チャンソク・・・コ・ゴンベ
チャン・ヨンナム・・・チェ・ミョンジュ

<ストーリー>

凶悪犯罪者たちを乗せた貨物船がマニラから釜山に向けて出航。万全な体制の下で護送計画が進められるが、第1級殺人犯のジョンドゥ一味により暴動が起こり…。

死ぬか
殺すか

―感想―

くは~堪らん!こういう映画めっちゃ好き!

エンドロールに流れる曲が又良いんだわ。

内容に合ってるかどうかは個人の判断だろうけど、この俺がちゃんとエンドールを最後まで観る(聴く)程なんだもの、いっつも早送りするのにな(笑)。

そもそも俺自身、怪人が滅茶苦茶に暴れる映画てのも好きなので、こいつがサイボーグみたくガッチャンガッチャン音鳴らしながら登場してからはマジ、ワクワクさが止まらんかった。

アルファと呼ばれる超人級怪人の容赦ない殺し方が凄まじく、囚人や警官がやられる度に、吹き出す鮮血(しかも大量)。

これもうスプラッターだろw

慣れていない人にとっては余りにも描写が残酷過ぎて嫌悪感を覚えるかもしれないが、普段ホラーを多く観ている俺からしたら最高かよってね。

何故こんな危険なバケモンが船に乗っていたのか、どういう経緯があってアルファは誕生したのか、その辺はきちんと語られる。

実はなんと、朝鮮を日本が統治していた時代に、日本が生み出した産物だった!

なんか妙に説得力あって笑った。

日本軍ならやり兼ねないわて思うのが不思議。

そういやこのシーン、思い切り旭日旗が映っているが、こういうのは韓国人は発狂せんのか?

普段、スポーツやらなんやらだで旭日旗が目に飛び込んだら「戦犯旗だ!」て騒ぐ人種なのに、映画だったら何も言わんのかね、ようわからん。

さて本作、アルファが登場するまでの序盤、登場してからの中盤以降では大きく状況が変わる。

中盤までは囚人と警官との激突、後半は視覚的な刺激が一杯、過激さ一辺倒のバトルロイヤル。

その場、その場で主役が変わるのが面白い。

そう、この人が主役、という絶対的なものがないんよね。

序盤だけ観てると、てっきり極悪非道な殺人犯ジョンドゥを中心にして物語を動かすのかと思ってしまうのだが、なんとその思いをあっさりと否定。

警官の班長にその座を譲ったら、少し経つと女性警官が活躍し、だが最終的には謎に包まれていた同じく囚人の青年にスポットライトが当てられる。

何故そうなるのかと言うと、アルファが強すぎるから。

人間じゃ太刀打ち出来んのよ。

こうなってくると、バケモンにはバケモンが定義。

気付けば只の人間は全員○○!

残ったのは、神が生み出したか悪魔の化身か、人を越えた者達のみが映し出されていき、それらを対峙させた上で映画は終わる。

あっだから、エンドロールに讃美歌に似た曲が使われたのか、て推測したけど違うかな?

なんにせよ、こっからまだまだ話は膨らませそうではある、続編あるかもしんないよ。

っぱ俺的には、この人が主人公、この人は生存、そういった考え、予測を尽く粉砕された意外性さと、只の人間は全員退場させたその良い意味での潔い演出がツボって楽しい2時間だったなあ。

勿論、本作を語るのに極度の人体破壊は外せない!

評価:★★★★

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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女

2023年07月27日 13時18分51秒 | 韓国アクション

SPECIAL DELIVERY

2022年

韓国

109分

アクション/サスペンス/犯罪

劇場公開(2023/01/20)

監督:
パク・デミン
脚本:
パク・デミン

出演:
パク・ソダム・・・チャン・ウナ
ソン・セビョク・・・チョ・ギョンピル
キム・ウィソン・・・ペク・カンチョル
チョン・ヒョンジュン・・・キム・ソウォン
ヨン・ウジン・・・キム・ドゥシク
ヨム・ヘラン・・・ハン・ミヨン
ハン・ヒョンミン・・・アシフ

<ストーリー>

ワケあり荷物を届ける特殊配送会社・特送。ある日、天才的なドライビングテクニックを持つウナは、海外ヘの逃亡を図る賭博ブローカーとその息子を港まで運ぶ依頼を引き受けるが…。

私は絶対
失敗しない

今度のブツは泣き虫の男の子――。

―感想―

何処か『トランスポーター』を思い起こさせる作風。

カーチェイスを撮らせたら抜群の演出力を発揮する韓国映画、そのカーチェイスを前面に出して描いているのだから面白くない訳がない、カッコ良くない訳がない。

男のドライバーと違い女ドライバーなので、幾らドライビングテクニックが天才的でも格闘戦となると男より力は劣るから観てて危なっかしい場面もあったりして、色んな意味でハラハラさせられる作品になっていました。

依頼されたブツは小さな男の子。

この子と女ドライバーとの交流も一種の見所ではある。

初めは突き放していたけれど、長く一緒に行動していく上で情も生まれてくる。

そういう経緯があるから必然と終盤では身を挺して悪党に立ち向かっていくんですよね、盛り上がり方が凄まじい。

敵は隠し金庫の鍵を奪い返す事に躍起となっているヤクザ警官。

こいつが超が付く程の下劣な奴で、悪の主犯格として鑑賞者に強い嫌悪感を与えるには申し分なし。

どこからどう見ても、誰がどう見てもクソ野郎なもんだから、余計に反発する女ドライバーや彼女を雇う上司なんかに正義感を抱かされ、決して悪には屈しない姿勢には俺自身の感情も高ぶらせてくれる。

中盤までは華麗なドライビングテクニックに魅了され、中盤以降では生死を分けた肉弾戦が手に汗を握らせてくれます。

それにしても最後の最後まで執念深く往生際の悪いヤクザ警官だった、憎たらしいったらありゃしない。

主人公はそのまま帰らぬ人に・・・な終わり方でも良かった様な気もするが、男の子に満面の笑みが戻るのを観てしまうとまあこの終わり方でもいいか、と思いましたわ。

因みに女ドライバー役のパク・ソダムと男の子を演じたチョン・ヒョンジュンは『パラサイト 半地下の家族』で既に共演済みという経歴があります。

評価:★★★☆

23/07/27DVD鑑賞(新作)

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ステラ SEOUL MISSION

2023年04月23日 17時13分49秒 | 韓国アクション
STELLAR/STELLAR: A MAGICAL RIDE
2022年
韓国
98分
アクション
劇場公開(2022/11/11)
監督:
クォン・スギョン
出演:
ソン・ホジュン・・・ヨンベ
イ・ギュヒョン・・・ドンシク
ホ・ソンテ・・・ゾ社長
コ・ギュピル・・・チョルグ
イ・ジュンオク・・・チョン室長
パク・セヨン・・・ソンヒ
キム・スルギ・・・ヨンミ
<ストーリー>
スーパーカーを奪ったと疑われた自動車金融業界のエース・ヨンベが、父の遺した廃車寸前のステラでスーパーカーを追撃する。
 
ヤバい
ミッション発動!
 
―感想―
カーアクション満載て程でもなく、どちらかと言えばコメディ映画。
おんぼろステラで、高級車を奪った男を追跡する様子をドタバタ劇として描いていた。
 
亡き父が残した遺産ステラ。
抜群のタイミングでラジオが流れ出したり、ハザードランプが点灯したりする所から見て、息子に不幸を押し付けたまま他界してしまった父が、少しでも罪滅ぼしをしようと手助けしてたのかね。
そうだとするとなんかスティーブンキング原作の映画みたいではある。
あっちは意思を持つカーホラーだけど、本作は意思を持つカードラマて感じでしょうか。
目には見えない父と子の交流(交信?)により、ラストは温かい雰囲気に包まれて終幕。
 
表向きでは憎んでいる風に見せていても、このステラを介して父との間には思い出が一杯詰まっている。
自分に素直になり、全てを許して過去を置き、新たな一歩を踏み出し、そして今度は主人公が父となる。
これまでの苦しかった経験が主人公にとっては糧となり教えとなって、これからは良き家庭を築くんだろうなあ、そんな未来を予感させてくれた。
 
評価:★★★
23/04/23DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-04-05
メーカー: ファインフィルムズ
 
 

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