銀幕大帝α

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修羅の華

2018年10月05日 14時59分07秒 | 韓国アクション
A SPECIAL LADY
2017年
韓国
91分
アクション/サスペンス/犯罪
R15+
劇場公開(2018/06/02)



監督:
イ・アンギュ
脚本:
イ・アンギュ
出演:
キム・ヘスナ・ヒョンジョン
イ・ソンギュンイム・サンフン
イ・ヒジュンチェ・デシク



<ストーリー>
かつては娼婦だったが、犯罪組織を財界の有力企業にまで育て上げたヒョンジョン。その裏で彼女に恋心を抱き、闇の仕事を引き受けていたサンフンは、自らの価値に疑問を抱き始める。

この命散ろうとも、
守りたいものがある――。


―感想―

予告編観た時は、これは期待出来る、て思ったんだけどなあ。
残念ながら俺の中では余り盛り上がらなかった。
一人の女性が大人数の男相手に立ち回りを見せるという、予告編でも確認出来たシーンが終盤の見所として登場するものの、肝心の女性主人公が滅茶苦茶強い、所謂「無双」する訳ではなく、一応勝ちはするけどボロボロの傷だらけでやっとこさ、の形なもんで、カタルシスというのがそれ程味わえないんだよねえ。
特別演技や演出にスタイリッシュさも出ていなかったのもあって、結局主人公の髪型だけがカッコ良かったよな、で落ち着いてしまう。

セックステープを返せ!と迫るおっさんと、俺の女になれ!と迫るおっさん、2人のおっさんの間で主人公が実の息子を守る為に右往左往するだけの話なのに、変にややこしく描いている点もマイナス。
普通にストーリーをシンプルに、更にアクションをもっと主体にして話を組み立てたら又別の違った面白い作品になってたようにも思えるので、何とも惜しい気持ちだけを抱いてしまった。
これといって印象に残るような部分もなく、敢えて挙げるとすれば、映画冒頭初っ端から裸の女がわらわら現れて、権力を持つおっさん達とパコパコタイムを始める所位か。


おいおい開始早々サービスタイムかいなwてそこは男として嬉しかったけれど、その娼婦達のお顔のレベルが決して高いとは言えず、少し複雑な気分になったのは確かではある(笑)。

評価:★★★
18/10/04DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2018-10-03
メーカー:アルバトロス

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犯罪都市

2018年09月28日 13時33分02秒 | 韓国アクション
THE OUTLAWS
2017年
韓国
121分
アクション/サスペンス/犯罪
劇場公開(2018/04/28)



監督:
カン・ユンソン
脚本:
カン・ユンソン
出演:
マ・ドンソクマ・ソクト
ユン・ゲサンチャン・チェン
チョ・ジェユンファン社長
チェ・グィファチョン・イルマン
パク・ジファンチャン・イス
チン・ソンギュウィ・ソンラク
ホ・ソンテ毒蛇



<ストーリー>
強力班の強面刑事・ソクトは、マフィアのボス同士の仲を取り持ち、街のバランスを保っていた。そんな中、中国から乗り込んで来た新興勢力が次第に勢力を拡大し…。

どいつもこいつも
「悪党」ばかり


―感想―


イスが顔出す度に俺は呟いた。

ちょっと男前にした小峠やんけw

韓国映画では珍しく、市民の味方です刑事達が。
しかもユーモアがありーの、子供に対して寄り優しさを見せーの、悪に対しては絶対的正義感を発揮しーのな

俺達のマ・ドンソク!!

ファンからは小熊ちゃんと慕われているその幾ら殴ってもビクともしなさそうな体格、大木のような腕。
ポコポコパンチなんて屁でもなく、「何してんのお前」と逆にマイク・タイソン並のマッハパンチで一発KO。

ビンタでも相手おもっくそダウンしております(笑)。

パンチなんか食らった日にゃ白目剥いて失神。
場合によっちゃ絞め落とす。

こんなん俺なら3秒で落ちるわ。

頼れる刑事てエエね、滅茶苦茶カッコいいがな!

縄張り争いを制し、市民を脅かし、時には非情に傷つける中国ヤクザに怒りを爆発させるマ・ドンソク。
何度も罠を張って捕まえようとするが、奴もバカじゃない、上手く交わしよる。
追って、追われてを繰り返していく中で、ようやく目の前に捉えた空港トイレ内。

この構図、堪らんがな、やべえ久々にすっげえワクワクしちまったよ~~~♪

さあ他は誰も居ないぞ、俺とお前だけの1対1勝負だ

間違いなくタコ殴りにしてくれるに違いない、そんな超絶期待を見事に叶えてくれる漢こそがマ・ドンソク。

つええ。
誰も敵わねえよ化け物だ。
タイマン勝負に持ち込んだらほぼ無敵でしょ、爽快な位にボッコボコ。
中国ヤクザが血も涙もない糞野郎だったから、マ・ドンソクの容赦ない鉄拳制裁が半端ない快感を俺に与えてくれた。

昔から俺はマ・ドンソクが好きだったが、本作での弱者には優しく、屑には一刑事として死なない程度に痛めつける問答無用さ、そんな正義色が濃いある意味ヒーロー像な所に惚れまくってしまい、益々好きの度数が上がってしまった。

班に居た気弱な青年刑事(切断遺体を見て吐く程の気弱さ)て、どことなく死亡フラグビンビンに立ってたのだが、単に俺のミスリードだったようで。
単独で行動したりするし何時か殺されるんじゃないかと内心びくびくしてたから、無事に生き残ってくれて心底ホッとしたわ。
一度車に轢かれそうになる「ヤバイ」シーンがあるんだけど、そこにもマ・ドンソク。
なんやねん、一々俺のハートを痺れさせるマ・ドンソク、どないやねん!(笑)

おもろいぞ、これ。
韓国映画好きなら観るべし。
マ・ドンソクのファンならば尚更だ、今から一目散にレンタル店へ行って借りてこい、そしてその目でマ・ドンソクの勇姿と正義と男前と、あーもう兎に角全部焼き付けろ!!!!

評価:★★★★☆
18/09/27DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2018-09-04
メーカー:ファインフィルムズ

関連作:

『犯罪都市(2017)』(第1作)
『犯罪都市 THE ROUNDUP(2022)』(第2作)


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コンフィデンシャル/共助

2018年09月06日 12時16分16秒 | 韓国アクション
CONFIDENTIAL ASSIGNMENT
2017年
韓国
124分
アクション/サスペンス/コメディ
劇場公開(2018/02/09)



監督:
キム・ソンフン
出演:
ヒョンビンイム・チョルリョン
ユ・ヘジンカン・ジンテ
キム・ジュヒョクチャ・ギソン
イム・ユナパク・ミニョン



<ストーリー>
機密を盗んだ上官を追って韓国へ向かった北朝鮮のエリート刑事・イムは、韓国の熱血刑事・ジンテと共同捜査を行う。

世界の運命は、北と南の刑事に託された――。

―感想―


南と北の正義者が協力し合うてのは最近の韓国映画ではそんなに珍しいものではない。
しかも大概が南はトンマで北はカッコいいのだ。
逆じゃいかんのか?
多分ダメなんだろう、暗黙の了解で自然にそうなっているに違いない。
更に付け加えると北は愛に飢えており、南は幸せそうなのである。
こうやって両者の生き様を明確にする事で、それぞれに感情移入させる魂胆、良く言えば巧い描き方をしているなと。

ストーリーは至ってシンプルなのですんなりと入り込める。
日本では出来ないような派手なカーチェイスもさらっとやってのけてくれる。
凸凹コンビがハッスルする痛快刑事ものではあるが、俺的に観てて面白かったのは南の刑事家族の生活っぷりと妻の何気ない優しさだった。
娘に「誰の子だ?」と訊ねると「ママの子よ!」と答える。
だが、顔は笑っている、本当はパパ大好きっ子に違いないてのが予想出来る。
「ちょっとあなた邪魔よ!掃除してるんだから!!」
「え・・・お、おう」
楽しそうなんだよな、家族が活き活きと生活している風景、正直羨ましくなる。
夫が北の男をいきなり家に連れて来ても、初めこそは嫌な顔をするが、次の日にはもう受け入れてしまっている。
「私がこれ料理したの。食べて」
「さあさあ遠慮せずにどんどんお食べ」
そりゃこんな優しさに包まれた家族に一時でも囲まれたら情が移るのも当然、北の男は最後にも男気を見せつけてくれるのだ。
そんな北の男の態度に、南の刑事も礼儀で返す。
妻からの一押しもあって。

国境を越えた友情、これは実際でも北南関係なく仲良くなれたらいいな~という国民全員の願いなのかもしれない。
さり気なく映画に反映させるてのはそういう事なのだろう。

俺は純粋な日本人なので、北と南が仲良くしようが喧嘩しようが知ったこっちゃないが、世界が平和ならそれでいい。

今作の可愛い韓国女優図鑑

北の刑事の奥さん。
作ってきたおにぎり?が見た目くそマズそうだったが、実際食ったら美味しいと思う、一つくれ。

南の刑事の義妹。
北の刑事に一目惚れする瞬間のリアクションが分かり易くてワロタw
髪型をコロコロと変えていたのは、北の刑事に容姿でアプローチしてたのかね(笑)。

評価:★★★☆
18/09/05DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2018-08-08
メーカー:ツイン

関連作:

『コンフィデンシャル/共助(2017)』(第1作)
『コンフィデンシャル:国際共助捜査(2022)』(第2作)

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操作された都市

2018年07月20日 19時58分31秒 | 韓国アクション
FABRICATED CITY
2017年
韓国
127分
アクション/サスペンス
劇場公開(2018/01/20)



監督:
パク・クァンヒョン
脚本:
パク・クァンヒョン
出演:
チ・チャンウククォン・ユ
シム・ウンギョンヨウル
アン・ジェホン爆破少佐



<ストーリー>
突然殺人犯に仕立て上げられ、捕まってしまったクォン。無実の罪を背負ったクォンのため、様々な特技を持ったゲーマー仲間5人が集まり事件の真相を追う。

空白の3分16秒
仕組まれた殺人

俺は一体、
何をした――


―感想―

髭面兄貴(女)の基地が凄すぎて。

金持ちの子なのか、どうやったらこれだけの機材揃えられるんだよ。

冤罪を証明する為に護送車から脱走したネットゲーマーで「隊長」と慕われている青年が、同じくネットゲーマー仲間達の協力を得て、無事に無実を勝ち取り、同時に彼を陥れた人物を真の犯人として公開処刑する痛快サスペンスアクション。

悪徳弁護士の男が強烈な屑。
あの手この手と手下を使って主人公よりも優位な位置に立ち、一時は追い詰められても直ぐに立場を逆転させて高笑いしているものだから、観てて腹立ってしゃあない。
だから最後に「ちくしょーー!!」てなる姿は心底快感なのである。
この弁護士、めっちゃボロイ車に乗っているくせに、事務所の隠し部屋にはハイテク過ぎる巨大モニターが。

相当、あくどい事に手を染めて荒稼ぎしていたんだなてのが分かる。
表向きでは何処か頼りなさそうな顔をしているが、裏側では無茶苦茶な悪事をやりまくってんの。
本当の姿を誰にも知られたくない、知られたらヤバい立場である故の巧妙な芝居。
主人公もそりゃ騙される訳よ、信用してたのにな。
だから思い切り裏切られた恨みが積もっているから、絶対に仕返ししてやるんだという強い意志が生まれ、見事に返り討ち出来たのだろう。

途中までスコンと忘れてたが、そうだった主人公はテコンドーの元選手だったのよ。
悪徳弁護士の力で、刑務所から出して貰った極悪人とその一味を、得意のテコンドーでぶちのめしていくシーン。

これ、何を撒いているんだ、て思ったのだが、米っぽいね。
米を投げて体に当たった音を耳で聞き取る事で、暗闇でも的確にパンチやキックをヒットさせる、いやあ斬新な戦い方ですわな。

主人公は捕まったらお終いだから、追われれば逃げるのも当然。
だが逆に追われるその立場を利用して、仲間のネットゲーマー達の技術力を高く買い、ドローンや爆弾を使用しながら追い掛けて来た車を破壊しまくる部分が豪快なアクション。
クラッシュするシーンが多く、テンション高まるし、カーチェイスでの華麗な運転技術には目が点に。

こういうのてどういう風に撮っているんやろかねぇ、プロのスタントマンドライバーさんがやってのけているんだろうけど、一発で成功したのかなあ。

旅行中の黒人夫婦から譲り受けたボロ車が改造され、エンジンにターボを搭載、敵を尻目にアクセル全開でぶっ飛ばすわ、場合によっちゃあ階上から躊躇なくジャンプして追跡するわで、まさかこの車がここまで大活躍するとは予想外でした。
作品そのものが凄く面白かったてのも予想外だったし、流石韓国映画と言った所か。
ぶっちゃけそんなに期待していなかったんだけど、御見それしました。

評価:★★★★
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レンタル開始日:2018-07-04
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悪女/AKUJO

2018年06月23日 12時31分54秒 | 韓国アクション
THE VILLAINESS
2017年
韓国
124分
アクション/サスペンス
R15+
劇場公開(2018/02/10)




監督:
チョン・ビョンギル
『殺人の告白』
製作:
チョン・ビョンギル
脚本:
チョン・ビョンギル
出演:
キム・オクビンスクヒ
シン・ハギュンジュンサン
ソンジュンヒョンス
キム・ソヒョンクォン幹部
キム・ヨヌウネ



<ストーリー>
幼い頃に父を殺されたスクヒはマフィアの男ジュンサンに引き取られ、殺し屋として育てられる。やがて一流の殺し屋に成長した彼女は、ジュンサンと恋に落ち、結婚する。しかしその直後、ジュンサンは敵対する組織に殺されてしまう。激しい怒りのままに敵を殲滅したスクヒは力尽き、国家組織に拘束される。そして国家が運営する暗殺者養成施設に送られ、今度は政府直属の暗殺者として生まれ変わるのだったが…。(allcinemaより抜粋)

悪いのは、私か、運命か。

―感想―

オープニングの一人称戦闘シーンは『ハードコア』、ストーリーの作りは全体的に『ニキータ』を連想させる。
殆どのアクションシーンをスタントマン使わず自身で遣り遂げたキム・オクビン。
ハードな事をやらせる、ハードな事にもチャレンジする、韓国映画らしいじゃないですか。

容赦ない過激な描写も売りの一つとなっている本作だが、それ以上に目を見張るのは、どうやって撮影しているんだ!?と不思議に思えて仕方がないカメラアングルの数々。
主人公を中心にして右往左往360度動き回るアングルを見ながら「ドローン使っている?」と一瞬頭に浮かんだが、分からんなぁ撮影風景を観てみたくなった。

ジュンサンに拾われ結婚するまでの話と国家組織の一員となり暗殺者として育てられるまでの話を頻繁なく行ったり来たりするので若干混乱起こしちゃうかも。
後、部分的にだがイマイチ把握出来ないシーン(描写)があり、整理する暇もなくどんどん先に進んでいくのでモヤッとしたしこりも残ってしまった。

けど、この映画はストーリーどうこうよりも、血の量半端ない殺人光景と、ダイナミックなアクション映像を存分に楽しめればそれで十分じゃないかな。
中盤間延びしちゃうのが残念だが、個人的には予告編で斬新なアクションを見せられて気になっていた作品だったので、それが一番に堪能出来ただけで満足(大満足にならなかったのは、やはり物語を細部に渡ってきっちりと理解出来なかった為と子役が可愛くない)。

評価:★★★☆
18/06/23DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2018-06-22
メーカー:カルチュア・パブリッシャーズ

オフィシャル・サイト(日本語)

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