銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

変態島

2009年12月13日 14時21分50秒 | 洋画サスペンス
VINYAN/08年/仏・ベルギー・英・濠/96分/劇場未公開
監督:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ
出演:エマニュエル・ベアール、ルーファス・シーウェル、ペッチ・オササヌグラ

<ストーリー>
失踪した息子を捜す夫婦が、子供だけで築かれた狂気の王国に辿り着く。
<感想>
何気に気になる“変態”シリーズ。
『変態村』(‘04)からその歴史は始まり、後に『変態男』(‘05)、間に『変人村』(‘06)を挟み、『変態ピエロ』と続いた後に登場したのが本作。
監督は“変態”歴史の発端者『変態村』ファブリス・ドゥ・ヴェルツです。

一言で片づけると

意味不明。

ノイズ交じりな音楽を組み合わせたOPには「キタキタ~」感がありましたが、後がさっぱり。

結局は息子を捜す夫婦が闇ブローカーの罠にはまり、変な島に連れて来られた挙句に精神をきたし、遂には妻がキチさんになってしまう様を描いただけ。

ていうかその前に、最初から妻の言動が怪しい過ぎでしょ。

完全に息子の幻影に取りつかれちゃってますし。
島に行くとか、息子を捜すとか、そんな事する前に、夫は冷静に妻を病院に連れていくべき。
津波にさらわれた息子が、村に現れる訳がない。

まぁそんな事言っちゃあ映画にならんわな。

作品としては嫌いじゃないけれど、好きにもなれない。
誰が観ても変な映画と感じる事には違いないです。

はぁ~こういうのを観ると、後で気分が萎えるんだよな~。

オフィシャル・サイト(仏語)

評価:★★
09/12/13DVD鑑賞
ファブリス・ドゥ・ヴェルツ エロティック・サスペンス エマニュエル・ベアール DVD新作
にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国

2009年12月13日 13時45分28秒 | アニメ(国内)

09年/日本/96分/劇場公開
監督:しぎのあきら
声の出演:矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ

<ストーリー>
しんのすけが、人類動物化計画をたくらむ過激エコ組織と対決する。
<感想>
てっきりジャングルとか動物園を舞台にした空想的な内容かと想像していましたが、エコロジーという題材に、カスカベ住人が動物にされちゃうファンタジックな味付けを施したアドベンチャー風味の物語になっていました。

ここ数年のクレしん劇場版は何となく子供向けになっちゃっているし、加えしぎのあきらという新参入監督作という事もあり、安っぽい作品になっていたら嫌だなぁって思っていたんですが・・・。

観る前に女性の友人から「泣けるらしいですよ」って聞いて、ほんまかいな?と。
ちょっと疑いながら観てみたら、意外と奥の深い内容にびっくり!!
そして
しんちゃんの行動が熱い!
でもって
泣けた・・・(涙

猫化した母みさえが、我を取り戻していく際に息子しんのすけの生い立ちを走馬灯のように思い出していくんだけれど、ここ

ヤヴァイ!!

涙腺めっちゃ緩みましたよ~。

謎の組織にそれぞれが動物化した園児たちが、持ち味を活かして戦う中、ペンギン化した風間くんだけが蚊帳の外。

「ぼく・・・何の役にも立たないや・・・」

って嘆く姿が切なさ過ぎ。
が、ある場面でようやくペンギン能力が発揮されて

「ぼくも役に立った!」

って喜ぶシーンでは観ている私が嬉し泣き!

滅茶苦茶、感動詰まっているやん。
まさか風間くんに泣かされるとは・・・。

後、0歳児とは到底思えないひまわりの行動能力の高さに脱帽。
しかも、「たいあ~い」しか喋れないのに、巨大白クマに変化してボスをぶん殴って退治しちゃうんだもん。
カスカベで一番強いのは間違いなくひまわりだな。

今回は美味しい所はひまわりに持って行かれたしんちゃんだけれど、母親に対する愛情はひしひしと伝わってきて凄く良かったです。
父ひろしはどうでもいいのかよ!って所は御愛嬌で(笑)。
彼は彼なりにお笑い担当に徹してくれていましたしね。

因みに毎回ゲストが出演しますが、今作は特別に出す必要性があったのか?と強く感じたジェロです。

関連作:
『映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王(1993)』(劇場版第1作)
『映画クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝(1994)』(劇場版第2作)
『映画クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望(1995)』(劇場版第3作)
『映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996)』(劇場版第4作)
『映画クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡(1997)』(劇場版第5作)*個人的評価:★★★☆
『映画クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998)』(劇場版第6作)*個人的評価:★★★
『映画クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦(1999)』(劇場版第7作)*個人的評価:★★★★
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル(2000)』(劇場版第8作)*個人的評価:★★★☆
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001)』(劇場版第9作)
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002)』(劇場版第10作)
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003)』(劇場版第11作)
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004)』(劇場版第12作)
『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ 3分ポッキリ大進撃(2005)』(劇場版第13作)
『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!(2006)』(劇場版第14作)
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!(2007)』(劇場版第15作)
『映画クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者(2008)』(劇場版第16作)
『映画クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国(2009)』(劇場版第17作)
『映画クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁(2010)』(劇場版第18作)
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦(2011)』(劇場版第19作)
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス(2012)』(劇場版第20作)
『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(2013)』(劇場版第21作)
『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014)』(劇場版第22作)
『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ~サボテン大襲撃~(2015)』(劇場版第23作)
『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016)』(劇場版第24作)
『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ(2017)』(劇場版第25作)
『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~(2018)』(劇場版第26作)
『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019)』(劇場版第27作)
『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020)』(劇場版第28作)
『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021)』(劇場版第29作)
『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022)』(劇場版第30作)

オフィシャル・サイト

評価:★★★☆
09/12/12DVD鑑賞
アドベンチャー・コメディ・アニメ 矢島晶子 山本高広 山寺宏一 ジェロ クレヨンしんちゃん 臼井儀人 DVD新作
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モンスターVSエイリアン

2009年12月13日 11時36分07秒 | アニメ(国外)
MONSTERS VS. ALIENS/09年/米/94分/劇場公開
監督:ロブ・レターマン、コンラッド・ヴァーノン
声の出演:リース・ウィザースプーン、セス・ローゲン、ヒュー・ローリー

<ストーリー>
弱虫モンスター軍とエイリアンの戦い。
<感想>
や~面白かった!

思わず見逃しちゃう位、名作映画のパロディがこれでもかと山盛り状態。

大統領が巨大ロボットと交信するシーンは『未知との遭遇』なんだけれど、しら~としたロボットが妙に可笑しかったな~。

敵のエイリアンも、味方のモンスターもユニークキャラで、全体的にコメディタッチな作りが絶妙に良かったですよ。
何か、終始クスクス笑いながら観ていられました。

もっと子供向け作品なのかと思っていたけれど、キャラ設定からしてかなりの大人寄りアニメ。
終盤にムシザウルスが変化するんだけれど

モスラ!モスラや!!」って(笑)。

題名は怖いけれど、内容はゆるゆる。
笑ってハラドキする好品!!

因みに吹き替えで観たんだけれど、予想に反してベッキーバナナマンの日村も全く違和感無かったですよ。

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
09/12/11DVD鑑賞
SFアドベンチャー・コメディ リース・ウィザースプーン セス・ローゲン キーファー・サザーランド ベッキー 日村勇紀 ドリームワークス DVD新作
にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする