銀幕大帝α

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セキュリティ

2017年09月03日 13時59分57秒 | 洋画アクション
SECURITY
2016年
アメリカ
91分
アクション
PG12
劇場公開(2017/03/18)



監督:
アラン・デロシェール
『バイオレンス・マックス』
出演:
アントニオ・バンデラス
ベン・キングズレー
ガブリエラ・ライト




<ストーリー>
一人の少女を守るため、軍隊帰りの孤独な男が死線に立つ!『エクスペンダブルズ』『メカニック』を手掛けた超一級のアクション・スタッフが贈る、壮絶極まるノンストップの銃撃アクション!!

-感想-

退役軍人が就職活動を経てようやく雇われたのは安月給のショッピングモール警備員。
出勤初日深夜、そこへ一人の少女が助けを求めて駆け込んでくる。
取り敢えず少女を保護するも、間髪入れず少女を葬る為にやって来た大勢の傭兵軍団。

「少女をこっちに渡せ」
「いやだ」
「なら全員皆殺しだ」
「やってみろよ!」

はい、なんちゃって『ダイ・ハード』開幕です。

警備員は男女合わせて5人。
相手は無数、人数未確認。
バンデラスが勝手に正義のボスになってしまったが為に、少女保護に付き合わされる羽目になった先輩方。
「もう嫌だ~。怖いよ~」

ヘタレはヘタレなりに頑張る。
しかし、殺される時はヘタレらしい死に方。

「ちくしょう。おかしな夜になっちまったぜ」
本来なら警備員責任者である青年もバンデラスのボス気取りを認め、彼が立てた作戦に乗り実行。

責任者だけあって大活躍。
だが結局、追い込まれて銃殺。
カッコ良い男は死に様もカッコ良い・・・おおいっ!生きとるやんけ。
あれだけ撃たれたら死んだと思うやろ。
しぶといね君(笑)。

バンデラス、少女、青年以外は全員死亡でいいのかな。
酔い潰れてた女警備員は重傷で済んだのかと思ってたが、死んだみたいやね。

出勤初日で必然的にボスへと昇格したバンデラスが正義の為に無双するアクション映画。
時には

『デスペラード』やってみたww
なんてものもあり、まあ普通に楽しく観れる内容でありました。

アジア人の扱われ方が雑てのはアメリカ映画あるある。

今作の可愛い子役図鑑

バンデラス演じる主人公の娘ちゃん。
事件終わりのラストシーンで念願の再会。
バカデカいぬいぐるみよりも、もっと良いプレゼントあるだろうよバンデラス。

評価:★★★
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レンタル開始日:2017-08-09
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

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ザ・モンスター

2017年09月03日 13時01分57秒 | 洋画ホラー
THE MONSTER
2016年
アメリカ
91分
ホラー
劇場公開(2017/02/11)



監督:
ブライアン・ベルティノ
『ストレンジャーズ/戦慄の訪問者』
脚本:
ブライアン・ベルティノ
出演:
ゾーイ・カザン
エラ・バレンタイン
アーロン・ダグラス




<ストーリー>
離婚した母親キャシーは10才の娘リジーを元夫の家に送り届けるため、深夜の道を車で移動していた。徐々に嵐に変わる中、スリップした拍子に狼のような生物を轢いてしまい、車は路上で故障してしまう。救急車とレッカー車を呼び出した2人だったが、ただならぬ周囲の森の雰囲気に気付く。

-感想-

あれ?この映画の“モンスター”てのは育児をちゃんとやらないダメ母親を娘目線で「母ちゃんはアル中でヘビースモーカーで暴力的な怪物だ」風に暗喩な形として題名に置き換えているのかな?

だってさ、回想シーン含めて、母と娘との間にある蟠りばかり描いているんだもの。

なんだ、それを指した“モンスター”なのかぁ。

と観てたら・・・出た。

タールマンみたいな怪物が。
やっぱり本物の“モンスター”映画やん。

森に潜むそれ。
何故そこに生息しているのか、どうやってこんな怪物が誕生したのか、今まで誰にも注目されなかったのは何でか、全くそういった説明がないまま、取り敢えず突然出た。

そんな唐突に始まる恐怖体験の中、試される母と娘の愛。
悪い母親だった事を認め、子を守る為に今までやってきた罪を被り戦い抜こうと決意する最初で最後の親心。
本当は母親を愛しているのに素直になれず反抗的な態度を取り続けてきた自分を責め、後悔し、死を覚悟した事で表に現れる娘の想い。

そして、勇気。

一番に到着したレッカー車のおっさんは惨殺。
車内で震える母子だったが、怪物は容赦しない。
立ち向かうおっかさん。
が、ひ弱な女性が肉弾戦で敵うはずもなく、絶体絶命。
と、そこへ絶妙なタイミングで二番手として到着する救急車。

ヘッドライトを浴びた怪物は一旦退却。

そこで悟る訳ですよ、奴は光に弱い、と。

救急隊員2名は速攻で死亡。
頑張った母ちゃんも娘の涙を浴びながら絶命。
一人残された娘は知恵を絞り反撃へと行動を移す。

果たして少女の運命は如何に!?

あれだけやられ放題だったのに、ラストはやけに呆気ないものだったが、これまで一切両親にも見せなかった「勇気」を覚醒させた事で、これから少女は今回の壮絶な経験を踏まえた事により辛くても今までの様に弱音を吐かず、強く逞しく生きていくんだろうな、そんな予感を抱かされるエンディングシーンだった。

評価:★★☆
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