
著者 :落合裕介
出版社:日本文芸社
ストーリー概要:
その団地では、人が消える――
昭和59年、高度成長期とバブルのはざま。
幼なじみの恋人・綾子を連れて光ヶ原団地に引っ越してきた幸祐(こうすけ)。
あたたかく迎える住人たちに幸せな新生活を思い描く2人だがそこには過去の暗い事件の記憶が――。
戦慄の昭和ホラー!
書店で見つけてホラー系漫画だと知り購入。
いやあ、かなり衝撃的な1巻でした。
時代背景は昭和で、団地に越してきた若夫婦(駆け落ち)に災難が降り掛かる様子を描いています。
この団地は、これまで何人もの住人が不審な死を遂げている曰く付きの団地でして、とある少女も数十年前に失踪したまま。
その子の霊が度々現れたりしつつも、徐々に団地内に住んでいる人々の姿も露わになっていく。
巻の中盤では、若夫婦の妻が突如行方不明となり、動揺した夫が職を辞める覚悟で探しまくるのですが、この夫が主人公だと普通なら読んでて思うじゃないですか。
ところが!!
で、その夫に同じく団地に住んでいる女子高生(不良)が手助けを申し出て色々と探りを入れていくので、今後は彼女が中心となる・・・のかしら。
なんかそう断言は出来ない、油断ならぬ展開なんですよね~。
かなり気味の悪い老人3人衆とか、団地に住んでいる人間皆が怪し過ぎる点にも今後気を付けながら読んでいきたいですね。
妻はどうやら、あの人物によって監禁されている様子。
どういう顛末となるのかまるで予想出来ない内容となっておりますので、次巻以降の展開にも注目していきたい。
第2巻は夏ごろ発売予定。
2025年03月時点で1巻が発売中!
ストーリー・・・5
キャラクター・・・・5
お色気・・・1
残酷さ・・・3
絵の上手さ・・・4
総合・・・5
(5段階評価での独自採点)
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