2020年
日本
56分・55分・56分
ホラー
TV
監督:
三宅唱
プロデューサー:
一瀬隆重
脚本:
高橋洋
一瀬隆重
特殊造型:
スクリーミング・マッド・ジョージ
出演:
荒川良々:小田島泰男
黒島結菜:本庄はるか
里々佳:河合聖美/重松久美
長村航希:桂木雄大/小林勝次
岩井堂聖子:白い服の女
井之脇海:深沢哲也
テイ龍進:高坂保
松浦祐也:小田島祐也
土村芳:久世真奈美
柄本時生:M
仙道敦子:深沢道子
倉科カナ:有安君江
藤井武美:辻井由佳
松岡依都美:河合美奈
足立智充:野口匠
大和田南那:水上芳恵
葉月ひとみ:兵藤真衣
松嶋亮太:真崎圭一
久保陽香:真崎千枝
カトウシンスケ:灰田信彦
柳沢なな:灰田景子
山田暖絆:重松俊樹
中村シュン:佐々木篤
禾本珠彩:小田島一葉
夙川アトム:諸角勇作
安野澄:諸角智子
浦山佳樹:砂田洋
【Vol.1】
<ストーリー>
心霊研究家の小田島は、オカルト番組で共演した新人タレント・はるかから部屋で奇妙な足音がするという話を聞く。そして彼女から、足音を録音したテープが送られて来るが…。第1話と第2話を収録。
―感想―
日本
56分・55分・56分
ホラー
TV
監督:
三宅唱
プロデューサー:
一瀬隆重
脚本:
高橋洋
一瀬隆重
特殊造型:
スクリーミング・マッド・ジョージ
出演:
荒川良々:小田島泰男
黒島結菜:本庄はるか
里々佳:河合聖美/重松久美
長村航希:桂木雄大/小林勝次
岩井堂聖子:白い服の女
井之脇海:深沢哲也
テイ龍進:高坂保
松浦祐也:小田島祐也
土村芳:久世真奈美
柄本時生:M
仙道敦子:深沢道子
倉科カナ:有安君江
藤井武美:辻井由佳
松岡依都美:河合美奈
足立智充:野口匠
大和田南那:水上芳恵
葉月ひとみ:兵藤真衣
松嶋亮太:真崎圭一
久保陽香:真崎千枝
カトウシンスケ:灰田信彦
柳沢なな:灰田景子
山田暖絆:重松俊樹
中村シュン:佐々木篤
禾本珠彩:小田島一葉
夙川アトム:諸角勇作
安野澄:諸角智子
浦山佳樹:砂田洋
【Vol.1】
<ストーリー>
心霊研究家の小田島は、オカルト番組で共演した新人タレント・はるかから部屋で奇妙な足音がするという話を聞く。そして彼女から、足音を録音したテープが送られて来るが…。第1話と第2話を収録。
―感想―
清水崇が過去に捨て去った古き良き「怖さ」を、この俺自身が良く知らない監督さんが拾い上げ現在に再び呼び起こしてくれた。
これまで何度も劇場版等でシリーズ化されてきた『呪怨』の初TVドラマ版。
まだ1巻しか現時点では観ていないが、歴代トップ3に入る位の怖さになっていると思う。
今の所、伽椰子も俊雄も出てきていない。
代わりとなるのか白い服の女が度々姿を現している。
清水崇が作り上げたホラーキャラクターとは切り離し、全くの別物な話になっているのだろうか。
その辺は2巻、3巻を見れば自ずと分かって来るのだろうけど、その2巻以降の展開が予告編を観た限りでも滅茶苦茶不気味なのだ。
これはもう・・・期待しちゃっていいですか!?
訳アリ物件となる「家」が主軸となるのは同じ。
だが、このTVドラマ版では登場する人物が皆、訳アリ人間であり、その事で終始画面上に漂う空気感がかなり「危ない」。
劇場版で視聴者に相当な衝撃を与えたフライパン殺人。
TVドラマ版には、それに似た黒電話殺人がある。
文字通り、黒電話でボッコボコに殴って殺す。
霊感のある母子、娘の先生と寝る糞母親、「家」の中での強姦、幼女誘拐。
ヤバいだろ、ヤバすぎるだろてな描写がたった1時間弱の間に詰め込まれており、不安無しでは観られないし、俺自身の精神もおかしくなりそうだ。
こういうのが、後2巻続くのかと思うと、ワクワクしちゃう(笑)。
第1巻はキャラクター紹介に焦点を当てている形だったので、それが終わった後の2巻以降にヤバ目の動きが起きる事は必至。
さあて、どういった「最凶」を用意しているのか、2巻、3巻もレンタル済みなので、深夜じっくりと目や耳で味わいたいものだ。
眠れなくなる位の恐怖を頼む!
今作の可愛い子役図鑑
おおっ!えらいめんこい子が出てきたな、と嬉しくなったのも束の間、柄本時生がこんなめんこい子をいきなり!?
ひ、酷すぎる。
【Vol.2】
<ストーリー>
母となり、息子と雄大と3人で暮らしている聖美。どん底の生活の中で、彼女は白い服を着た女の幽霊を見続けていた。ある日、哲也の夢を見たはるかは彼の母に会いに行くが…。第3話と第4話を収録。
―感想―
<ストーリー>
母となり、息子と雄大と3人で暮らしている聖美。どん底の生活の中で、彼女は白い服を着た女の幽霊を見続けていた。ある日、哲也の夢を見たはるかは彼の母に会いに行くが…。第3話と第4話を収録。
―感想―
ほら、思った通りだ。
エグさが加速し始めたで。
確か、実際に妊婦の腹を裂いて胎児を取り出し、受話器とキーホルダーを腹部に詰め込まれた残忍な事件があったよね。
あれ。
あれを、やっちゃっている。
本作ではベルが鳴る電話機でしたが。
刺殺した際、直後ゲロ吐く男だけど、胎児を取り出すのは平気なのかよ。
その辺の境界線が分からんわ(^^;)
そういう現実にあった事件をモチーフにした描写を入れたりしている中、本編内のTVに映されるのは時代設定に沿っての「女子高生コンクリート事件」や「阪神淡路大震災」、そして「地下鉄サリン事件」。
リアルなものを取り入れる事で、ドラマを寄り現実味を帯びさせた形風に仕上げ、視聴者に強烈なトラウマを植え付けさせようとする。
陰湿なホラーに仕上げる為には、時にはこういった作りも「有り」だろう。
1巻の感想で述べた様に、訳アリ物件である「家」が舞台となっているが、実は登場人物の何人かは、その家の場所を知らない。
荒川良々が演じる主人公の心霊学者もその一人かと思われたが、本当は幼少時代に住んでいた事が「記憶の呼び起こし」として判明する。
そして、遂に皆が、「家」との繋がりに置いて何かしら関係性が明確となる、のが第2巻でのハイライト。
最終巻となる次巻では荒川良々も再び「家」の中へと足を踏み入れてしまうのだろうか。
一体どういった結末が待ち受けているのか、今夜、私は目撃する事となる。
取り出された胎児は死に、土の中へと埋められるが、呪いのアイコンとして現れ始める。
この造形を担当したのがスクリーミング・マッド・ジョージ氏。
久しぶりの造形仕事だったようだが、彼の手腕を発揮させた血まみれの赤子姿は想像を絶する気持ち悪さであった。
【Vol.3】
<ストーリー>
小田島は、自らの過去が呪いの家と深く関わっていたことを悟り、刑事に頼んで家の中に入れてもらう。そこで聖美の幻を見た小田島は、彼女を捜し始めるが…。第5話と最終第6話を収録。
―感想―
<ストーリー>
小田島は、自らの過去が呪いの家と深く関わっていたことを悟り、刑事に頼んで家の中に入れてもらう。そこで聖美の幻を見た小田島は、彼女を捜し始めるが…。第5話と最終第6話を収録。
―感想―
結果的に伽椰子も俊雄も出てこなかった。
だがこれで、この2人が登場しなくても『呪怨』という作品は成立出来るてのが立証されたよね。
代わりとなったのが白い服の女であり、虐待によって昏睡状態の寝たきりになっている少年であり、屋敷に住みつく黒猫である。
彼女らを目撃した者は極限の恐怖を感じ、そして精神がどんどんと壊れていく。
普通の一般人だった者が、急に言動がおかしくなる様は本当に観ていて不気味。
だがホラーとしてはそれが面白いのだ。
例の「家」でお祓いを済ませれば「呪い」は解けるんじゃないのか?
そういった淡い期待も木端微塵に砕け散る。
関わった人間は絶対に逃げ切れない最恐の「呪い」。
設定が多少変更されても『呪怨』はそうでなくちゃ。
『呪怨』にハッピーエンドなんてファンは誰も求めていないのだから。
初のTVドラマ版となった本作だが、あの終わり方は、わざとそういう終わり方にして視聴者に対し強い不安を押し付け様とする意図を持つ企みなのか、それとも第2弾が製作され曖昧なままになっている部分を補足していくのか。
自分的には後者かなと思えて仕方がないんだけど、後味の悪いラストカットという意味ではホラーとしてインパクトはある。
因みにエンドロール中に流れる曲が耳に残る位に凄く気味が悪いです。
評価:★★★☆
21/08/26・27・28DVD鑑賞(新作)
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メーカー:NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社
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