MAKO
2021年
エジプト
95分
アドベンチャー/サスペンス
劇場未公開
監督:
モハメド・ヘシャム・エル=ラシディ
出演:
ムラート・ユルドゥルム
ニコラス・ムアワード
バスマ
<ストーリー>
映画制作のため、いわく付きの海域に沈む船の調査を決行する男女8人。美しい海を進むとやがて沈没船が見えて来るが、突然現れた巨大ザメがダイビングチームのリーダーに襲い掛かり…。
―感想―
エジプト映画てのが珍しかったし、サメ映画は嫌いじゃないので興味本位で手に取って観てみましたが、初っ端からひでぇな。
映画賞授賞式で受賞者の名前を間違うか普通。
しかも、一通りスピーチが終わった後に司会者が「あーごめん、あんたじゃねえんだわ。受賞したのは別の人だったわ」。
主人公、ズッコケてる場合じゃねえだろ、怒ってもいいレベルだぞ、それ。
大恥かかされた主人公は、次は絶対自分が賞を取って、観客をぎゃふん!と言わせる様な斬新な映画撮ってやると鼻息荒くした結果、選択したのが沈没船調査。
で、潜る前に酸素ボンベを確認した際の会話がこちら。
「これ、中国製か?」
「いいや、日本製だ」
「おっ、だったら安心だな!」
ここは日本人なら笑っていいと思う。
世界中で嫌われ過ぎだろ中華製wてね。
そして日本人として誇れ。
んで潜ってからは
仲間だと思ってたのに!
友達だと思ってたのに!
と、人間の汚い部分が露わとなり、サメよりも怖いのは人間・・・よくあるパターンじゃねえか。
もっとサメザメした映画なのかと思っていただけに、仲間内のいざこざの方に振り切った展開は実につまんなかった。
処で「MAKO」てなんやねんてなるでしょ?
一緒に潜っていた仲間の女性が、唐突に「あのサメ、名前がMAKOて言うのよ!」
いやいや、何処からその情報仕入れてきてん。
その名前を皆で共有出来たからって、どうにかなるんかいっ。
ツッコめ!好きなだけツッコンどけ。
「さあMAKOちゃん、良い子だから、私達を食べないでね~」
サメ「うぃ」
とはならんだろ。
評価:★★
22/12/27DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2022-12-23
メーカー: アドニスSQ(アメイジングD.C.)