銀幕大帝α

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Miss.スパイ

2023年11月10日 16時04分00秒 | 亜細亜アクション
魅影狂花/THE KILLING ANGEL
2022年
中国
83分
アクション/サスペンス
劇場未公開
監督:
ジェフリー・シュー
出演:
シュー・トントン
グゥー・ティエン
ヘイ・ズー
スン・ツォン
フゥー・リン
<ストーリー>
ダンス教師のジャーメイと女学生・ジャーインは、仲の良い姉妹。秘密組織のスパイであるジャーメイは、ある日、ジャーインの目前で殺され…。
―感想―
 
結果的に2人の「姉」を亡くすという話だけは良いものの、期待した程の面白さはまるで感じられず。
 
冒頭、タンクトップ姿の美女?達が椅子に縛られているのだが、ぱっと見セクシーに感じるけど、半裸だったらもっと好い画になっただろうに、てそんな映画ちゃうか。
他にもベッドシーンなんてのもあるけれど、そもそも中国映画だから、エロには厳しいて事で、匂わせだけ。
そういうのも含めて、全体的に中途半端さは否めない。
日本が絡んでいるといった台詞はあるが、ボスが日本人という訳ではなく、マー将軍という自国の兵士だし、決戦相手は日本人になりたがっている女だし。
その決戦も過度にワイヤーを使い過ぎて、現実味が薄く、お世辞にも見栄えのいいアクションとは言えず。
 
シュー・トントンさんが主役だから借りた作品でしたが、これまで観てきた彼女出演の映画の中では中の下に値する完成度だったかも。
話の内容というか展開が地味なんよね。
2人一役に挑み敵をかく乱させるとか、部分的な(スパイとしての)セクシーさ、(立ち回りの)カッコ良さ等のシュー・トントンさん自身の頑張りは見受けられただけに、大盛り上がりに欠けB級ぽさから抜けきれない映画としてのトーンを考えると、脚本や監督の演出の稚拙さを余計強く感じてしまった。
シュー・トントンさんを起用した映画は大体が、普通の女性が訓練によって肉体的に凄く鍛えられ、別人のような戦闘員となるというのもワンパターンな気がする。
 
評価:★★
23/11/09DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-10-04
メーカー: アット エンタテインメント
 

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