銀幕大帝α

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都市伝説:長身の怪人

2017年12月01日 18時55分25秒 | 洋画ホラー
ALWAYS WATCHING: A MARBLE HORNETS STORY
2015年
アメリカ
92分
ホラー
劇場公開(2017/07/15)



監督:
ジェームズ・モラン
出演:
アレクサンドラ・ブレッケンリッジサラ
クリス・マークエットマイロ
ジェイク・マクドーマンチャーリー



<ストーリー>
様々な町でニュースを追う記者・サラとカメラマン・マイロ。彼らはある小さな町の銀行に差し押さえられた家の中で1本のビデオテープを見つける。テープには黒いスーツの男と謎の記号が映っていて…。

―感想―

ストーカーしてた男が怪人からストーカーされる怖~いお話。

全編POV方式。
何故POVじゃないといけないのか。
それは怪人がビデオカメラのレンズを通してじゃないと映らないから。
肉眼では見えないんですねぇ。
だからずっとカメラを回し続けないとダメ、ていうか危険。

物語中盤、カメラの電源を全部消したらどうなるか、てのを生き残るための一つの手段として試みるのですが、これは怪人からの「消すな!」という忠告なんでしょうかね、愛犬が殺されちゃってました。

怪人に狙われた人間は怒りがコントロール出来なくなり、次第に精神を支配され、無意識で殺しを働くようになる。
関わった人間を次々に殺していくてのが基本的な流れで、じゃあ難から逃れるにはどうすればいいのかとなるのが当然ではあります。
主人公達が発見したビデオテープの中身から掴んだ手掛かりは、最初に狙われた人間が死ぬと、他は助かる、らしい。

となれば本編で最初に狙われたのがストーカー男のマイロなので、彼は責任を感じて仲間の目の前で首吊り自殺。
「これで終わった」と残された2人が喜ぶのも束の間、首の骨が折れたマイロがむくりと起き上がりバッドで撲殺しちゃうという悲劇的な結末でエンド。
多分、マイロ本人は死んでたんだろうけど、怪人に体乗っ取られたんだろうなあ。

発見されたビデオテープに映っていた一組の家族が殺し合う姿。
その前にこの家族の主人が激安で購入したビデオに残っていたテープ、そこに映っていたのがオープニングのカップル惨殺シーン。
で、テープは渡りに渡り歩いて主役3人達の元へ。

これってさ、『リング』と設定が極似してね?
要するに呪いのビデオテープて事でしょ?
女霊が長身のスーツ姿怪人に変わった位で、根本は一緒の様な気がするんだが、まあいいか。

肝心の怪人がなあ、ちょろちょろ姿出したり消したりしている程度で、さっぱり怖さがないのが致命的。
カメラを回している中、電気が点いたり消えたりしていると、不意にバッ!と出現するんじゃないかとドキドキするものだが、そういう恐怖に凝った演出が全く無いのがホラー映画としてダメ過ぎる。
流石に終盤はそこそこ盛り上がったけども、前半が猛烈に退屈なのもPOV映画ならではで、うん寝た(笑)。

後、やたらとカメラ片手に走り回るシーンがあるので、酔い注意です。

今作の可愛い子役図鑑

残されていたビデオテープに映っていた家族の長女タラちゃん。

そんなタラちゃんのぽっこりお腹にも謎のマークが!?
その後、子供好きとしては余りにも残酷的な殺され方を目にする事となる。。。

評価:★★☆
17/12/01DVD鑑賞(新作)
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情報
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