銀幕大帝α

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DOOM/ドゥーム:アナイアレーション

2020年01月10日 13時51分30秒 | 洋画アクション
DOOM: ANNIHILATION
2019年
アメリカ
97分
アクション/アドベンチャー/SF
劇場未公開



監督:
トニー・ジグリオ
脚本:
トニー・ジグリオ
出演:
エイミー・マンソン
ドミニク・マフハム
ルーク・アレン=ゲイル
ジェームズ・ウェバー・ブラウン




<ストーリー>
火星の衛星から救難信号を受信し、救助に向かった海兵隊。だが、そこでは地獄のゲートが開いた影響で乗組員たちがモンスターと化していた。

―感想―

なんか前にあったよね「DOOM」て映画。
調べてみたら2005年にザ・ロック様主演で撮ってました。
ザ・ロック様が今ほど人気が無かった時ですね。
15年も前の映画だから当然私もどういう内容だったのか覚えていない訳で。
一応本作はそれの続編とはなっているみたい。

内容はオーソドックスで、海兵隊がエイリアンと戦うというもの。
人間が変異した化け物はダッシュ&パワー系の宇宙ゾンビて感じ。
始まってそう時間も経たずにバトルが繰り広げられていくので直ぐに展開に引き込まれる点は良し。

このエイリアン、波動拳?かめはめ波?みたいに炎をを飛ばして攻撃してきます。


しかしまあ呆れる位に男兵士が弱い。
ヘタレな奴もいるし(笑)。
図体だけはデカいけどハートはチキン。
女主人公に平手でビンタ食らって「だよね~w」て。
逃げ回っているだけの動き見せてたら、そりゃ「男だろ!しっかりせえや!!」て殴りなくなる心境も分かる。
女兵士は逆に勇敢で、結構な見せ場を作ってくれている。
女は強し、男は弱し。
この辺のバランスが絶妙で、ドタバタした戦闘が面白くも思えてくるのだから、十人十色な兵士を集めた点は映画としては正解。

描写的にもグロイ死体とかも出てくるので、未公開作ではあるが、良質なSFアクションになっていたんじゃないでしょうか。
場面としてもカッコイイと感じるものがありました。

結局他が戦闘力弱なもんで、生き残るのが主人公だけ。
まあこういうのもこの手の内容では良くあるパターン。
問題はラストシーンですよ。
なんちゅう終わり方やねん(^^;)
「絶望」という意味を添えた終わり方と捉えるべきなのか、まだ「戦いは続く」という次作を想定した終わり方と捉えるべきなのか。
正直スッキリとはしないラストではあったが、速さと力で押してくるモンスターに一応立ち向かうけど、その速さと力に押し負けて兵士達があたふたする姿が一定の楽しさを生み出しており、案外夢中になって鑑賞は出来る作りでした。

評価:★★★☆
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