OCCHIALI NERI/DARK GLASSES
2022年
イタリア/フランス
85分
ホラー/サスペンス
PG12
劇場公開(2023/04/07)
監督:
ダリオ・アルジェント
ダリオ・アルジェント
脚本:
ダリオ・アルジェント
ダリオ・アルジェント
出演:
イレニア・パストレッリ・・・ディアナ
アーシア・アルジェント・・・リータ
イレニア・パストレッリ・・・ディアナ
アーシア・アルジェント・・・リータ
<ストーリー>
ローマでコールガールを狙った殺人事件が発生。4人目のターゲット・ディアナは、車で追われた末に視力を失ってしまう。彼女はやがて中国人の少年・チンと心を通わせるが…。
―感想―
ジャーロ映画界の帝王が10年振りに新作を引っ提げて帰ってきた!
とか書きながら、実は観るまでは無名監督が撮ったブラインドホラーだと思ってました。
ディレクター名が出た時に初めて「アルジェントやんけ!」とテンション高まったのだが、内容は意に反して平凡なものだった。
犯人の車に真正面から銃を向けてそのまま轢かれ死ぬ警官。
避けろよ。
犯人が思い切り開けた車のドアに頭ぶつけてその場に瀕死の状態で倒れる女性警官。
そうはならんだろ。
ミズヘビに襲われるだけで尺使いすぎ。
「こんなものいらない!」
目の前で投げ捨てておいて
「返して!僕のだよ!!」
どないやねん。
「こうなったのもあんたのせいだ!」
「あなたと一緒に居たい」
コロコロと心変わり過ぎなんだわ中国人少年チンくん。
ほんでちょいちょい急に何処かに行ってしまうし。
犯人の動機はこれ。
まあこれは分かる、余程言われた事に腹立ったのだろう。
だが、その前に殺した3人の娼婦、これの動機は何やねん、てならない?
総じてツッコミ箇所が多い、やっぱ80過ぎたら演出力も鈍ってしまうのかねえ。
序盤での娼婦が犯人にワイヤーで首を絞められて、パックリと開いた傷口から血がボコボコと溢れ出すシーンだけが唯一アルジェントらしさを感じた。
その後は緊張感もそんなになく淡々と話が進んだのは期待外れだったなあ。
主人に従順な盲導犬が、そこまでする!?
襲う←分かる
喉に激しく噛み付く←まだ分かる
喉肉を食べる←え??
評価:★★★
23/09/17DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-09-06
メーカー: AMGエンタテインメント