THE FIRST OMEN
2024年
アメリカ
119分
ホラー
PG12
劇場公開(2024/04/05)
監督:
アルカシャ・スティーヴンソン
脚本:
アルカシャ・スティーヴンソン
出演:
ネル・タイガー・フリー・・・マーガレット
タウフィーク・バルホーム・・・ガブリエル神父
ソニア・ブラガ・・・シルヴァ修道院長
ラルフ・アイネソン・・・ブレナン神父
ニコール・ソラーチェ・・・カルリータ
ビル・ナイ・・・ローレンス枢機卿
<ストーリー>
修道女になるべくローマの教会にやって来たアメリカ人女性を主人公に、その周りで次々と発生する不可解な連続死と、迫り来る悪魔の子ダミアン誕生に秘められた恐るべき陰謀の行方を描き出す。
目撃せよ――
<悪魔の子>の誕生を
―感想―
車が激突され車外に出た途端、破水?し腹が膨れ始めるまでに見せるネル・タイガー・フリー(マーガレット)の気が狂ったダンスだろうなあ、本編1番の見所は。
思わず『ポゼッション(1981)』のイザベル・アジャーニが地下道で見せたダンスが頭に浮かんでしまった(ホラー映画通の人なら俺と同じ思いをしたのでは?)。
流石にあそこまでのドン引きレベルには達していなかったけれど(笑)。
彼女を見る度、誰かに似ているなあと内容そっちのけで(おいっw)考えてたら、川口春奈だわ俺だけそう思ったかもしれないが。
割と美人さんだよねこの人。
その点では見惚れる場面は多々あったものの、作品自体はまあまあかなて感じ。
ゾクッとするのもオープニング位(体真っ二つにされる場面もあるが画面が暗過ぎて観難い)、まあ本作の要は探している「666」の数字のアザが頭にある子は誰なのかっていう部分でしょう。
「え・・・もしかして・・・私!?」
「オーマイガー!」
わざわざアメリカからイタリアへ招かれた(というか意図的に連れてこられた)理由が同時に判明し、絶望する表情が印象的。
そして件のダンスを経て、遂に本家1作目へと繋がる悪魔の子ダミアンを出産しちゃうんですね、前日譚としてはそれなりに上手く練られた脚本だったかも。
実は俺自身、本家シリーズは1作目しか観てない、とは言えその1作目の内容もうろ覚えでして、ダミアンの名前だけは知ってるし、ガラスで首チョンパされるのはその1作目でしたよね。
まあそのダミアンが生まれるという過程が分かっただけでも、本作前日譚を観た価値はあった、と思いたい。
別の女性が出産するシーンが中盤付近にあるのだが、上手い事アソコ付近にボカシを入れていたよね、ボカシの中から悪魔の手がニョキニョキと出てくるのは異様だった(笑)。
教会にも善良と邪悪の2派に分かれているてのは面白いなあ。
とにもかくにもオリジナル版全作鑑賞済みな映画ファンなら、どえらい子を誕生させちゃったな、と苦虫を噛み潰したような顔をしちゃうんだろうね。
まあ得体の知れない陰謀程、怖いものはないって事だわな。
評価:★★★☆
24/10/30(Blu-ray鑑賞)
販売開始日:2024-10-30
メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン
関連作:
『オーメン(1976)』(シリーズ第1作)
『オーメン2/ダミアン(1978)』(シリーズ第2作)
『オーメン/最後の闘争(1981)』(シリーズ第3作)
『オーメン4(1991)』(シリーズ第4作)
『オーメン(2006)』(リメイク)
『オーメン(2016)<TV>』(後日譚(TVシリーズ))
『オーメン:ザ・ファースト(2024)』(前日譚)
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