LULLABY
2022年
アメリカ/カナダ
89分
ホラー
劇場未公開
監督:
ジョン・R・レオネッティ
出演:
ウーナ・チャップリン・・・レイチェル
ラモン・ロドリゲス・・・ジョン
リアーヌ・バラバン・・・ビビアン
キラ・ガロイエン・・・リリス
<ストーリー>
ある日、若き母親であるレイチェルは、母から送られてきた荷物の中に古い子守唄の本を見つける。泣き止まない我が子に思い悩んでいた彼女は、その子守唄を歌うことで寝かしつけに成功するのだった。しかし、喜びもつかの間。その日からレイチェルや夫ジョンの周りに次々と不可解な現象が起こり始め、生活はおぞましい悪夢へと変貌してしまう…。
―感想―
赤ちゃん夜泣きで困ったなあ♪
ララバイ、ララバイ、おやすみよ♪
何故かこの2曲が自然と頭の中で観ている間流れるホラー(笑)。
アダムとイヴが誕生した時、同時にもう一人の女性リリスも存在し、アダムにフラれた彼女は猿と交わった事で異形の子供を次々と産んでしまい、完成された子供を持つアダムとイヴに嫉妬した事によって、それからは人間の赤ちゃんを奪うようになった
そんな経緯を聞いて、俺自身も興味が出てきて割と面白く観れた作品でした。
本作も前日に観た『オンマ/呪縛』と一緒で母と子との愛、絆の深さみたいなのを描いている。
先に主人公夫婦のお姉ちゃん夫婦が赤ちゃんを連れ去られ、てのを冒頭で見せ、後々そのお姉ちゃんが(精神病院に入っている)が貴方達の力になるわよと協力を申し出るが、実はそれ罠だった、という主人公夫婦にとってはハッピーエンドとはならない幕閉じとなります。
まあそういう終わり方も有りなんだろうけど、観ているこっちからするとスッキリとはしないからモヤモヤとした気持ちだけが残るんだよなあ。
鏡の中の異世界へと無理矢理引っ張り込まれた母親が、姉と共に、悪霊と対峙するといった展開はホラーぽくて良かったです。
大抵こういうものは父親だけ蚊帳の外の場合が多いが、本作に限っては結構子供と嫁の為に何か自分に出来る事はないかと奮闘していたのは同性として印象は悪くない。
重要なアイテムとして悪魔の書的な物が登場するが、ラストそれを預かっていた者から奪還して、もう一度我が子を取り戻す計画を練る、そんな風なニュアンスを残してエンドロールに入るけど、そこからどうするのかが気になるっちゅうねん!
な、モヤモヤするだろ?
評価:★★★
24/03/20DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2024-03-13
メーカー: プルーク