DAY ZERO
2023年
フィリピン
82分
アクション/ホラー
劇場未公開
監督:
ジョーイ・デ・グスマン
出演:
ブランドン・ヴェラ
ペペ・ヘレーラ
メアリー・ジーン・ラスティモーザ
ジョーイ・マルケス
<ストーリー>
刑期を終えて出所した元エリート兵士のエモン。だが、謎のウイルスにより世界は大混乱に陥っていた。愛する家族を救うため、彼は特殊部隊のスキルを活かして奔走する。
―感想―
フィリピンという小汚くて狭苦しい建物内(失礼なw)が逃げ場を失う、逃げ場に迷うという意味では、ゾンビがダッシュ系というのもありハラハラ感と極度の緊張感があって凄く良かった。
刑務所から逃げ出せた凸凹コンビの2人が、主人公の妻と娘を探しに、ゾンビの群れを掻い潜りながら何とか見つけ出すまでが中盤。
主人公には愛する者が居るが、相棒の方は完全に独り者て事で失うものはなしと、刑務所内で何かと面倒見てくれた主人公に対して恩返しする形で特攻していく場面は胸アツ。
そして変わり果てた相棒を見付けて悲嘆に暮れながら止めを刺す場面は感動ものである。
主人公は特殊部隊に居たという経歴があり、色んな武器を使って、狭い通路で愛する妻子を守るために戦い続けるけれど、経歴通りの強さ。
その際のカメラワーク含めた見せ方が秀逸で、主人公の巧みな戦術というものを映像としてスタイリッシュに上手く引き出している。
そんな例え相手がゾンビだろうとも物怖じしない主人公も、ちょっとした油断で噛まれちゃうと、幾ら屈強の肉体を持っていようとも「感染」の力には勝てないてのは悲しいよね。
「皆さん希望を捨てないでください」
ラスト、ラジオ放送で、そのようなニュアンスの言葉が流れるが、全く希望もへったくれもない、ある意味バッドエンド的な終わり方は個人的に好みだった。
主人公はゴツイ男だけど、割とイケオジ風、その妻はおっπのデカさが光る美人系、その2人の幼い娘は・・・
今作の可愛い子役図鑑
ジェシー役を演じた子役ちゃん。
めっちゃ可愛い!
そりゃこんな可愛い実子が自分の帰りを今か今かと待っているのかと考えると、俺でも必死になって家まで全速力で目指すわ。
娘がろうあ者という設定は、物音を立てなければ襲い掛かってこないというゾンビの習性において、手話で会話して難を逃れるといったスリルさもあり、又それとは別に父子での手話にて感動を生む切っ掛けも作っていて、映画内でしっかりと設定活用されていたのは好印象でした。
もう一回、書いておく。
娘ちゃんが激カワ!!
評価:★★★☆
23/11/19DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-11-08
メーカー: アドニスSQ(アメイジングD.C.)