銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

ABC・オブ・デス 2

2016年06月18日 10時39分54秒 | 洋画ホラー
THE ABCS OF DEATH 2
2014年
アメリカ
122分
ホラー
R-18+
劇場公開(2015/08/22)



監督:
E・L・カッツ「AMATEUR アマチュア」
ジュリアン・バラット「BADGER アナグマ」
ジュリアン・ギルビー「CAPITAL PUNISHMENT 死刑」
『クライムダウン』
ロバート・モーガン「DELOUSED 駆除」
アレハンドロ・ブルゲス「EQUILIBRIUM 平衡」
『ゾンビ革命 -フアン・オブ・ザ・デッド-』
アハロン・ケシャレス「FALLING 落下」
『ザ・マッドネス 狂乱の森』
ナヴォット・パプシャド「FALLING 落下」
『ザ・マッドネス 狂乱の森』
ジム・ホスキング「GRANDAD 祖父」
ビル・プリンプトン「HEAD GAME 駆け引き」
エリック・マッティ「INVINCIBLE 無敵」
デニソン・ハマーリョ「JESUS」
クリスティーナ・ブオジーテ「KNELL 凶兆」
ブルーノ・サンペル「KNELL 凶兆」
ランスロット・オドゥワ・イマスエン「LEGACY 遺物」
ロバート・ブーチェック「MASTICATE かみつき魔」
ラリー・フェセンデン「NEXUS 連鎖」
大畑創「OCHLOCRASY(MOB RULE) 愚民政治」
『へんげ』
トッド・ローアル「P-P-P-P SCRAY! ピ ピ PS怖い!」
ロドニー・アッシャー「QUESTIONNAIRE アンケート」
『ザ・ナイトメア』
マーヴィン・クレン「ROULETTE ルーレット」
『パラサイト・クリーチャーズ』
フアン・マルティネス・モレノ「SPLIT 破局」
ジェン・ソスカ「TPRTURE PORN 残虐ポルノ」
シルヴィア・ソスカ「TPRTURE PORN 残虐ポルノ」
ヴィンチェンゾ・ナタリ「UTOPIA ユートピア」
『ハウンター』
ジェローム・サブル「VACATION バカンス」
スティーヴン・コスタンスキ「WISH 願い」
『ファーザーズ・デイ/野獣のはらわた』
ジュリアン・モーリー「XYLOPHONE 木琴」
『リヴィッド』
アレクサンドル・バスティロ「XYLOPHONE 木琴」
『リヴィッド』
梅沢壮一「YOUTH 若さ」
クリス・ナッシュ「ZYGOTE 受精卵」



<ストーリー>
世界中から集結した監督が、5分1本勝負のホラーバトルに挑む第2弾。フィルムメーカー26人が、割り当てられたアルファベットから発想される「死」をテーマに描く。日本からは大畑創、梅沢壮一が参加。

-感想-



「妄想」と「現実」。
素人丸出しの殺し屋ながらも最後は(死んでても)きちんと仕事する辺りにユーモア。



穴の中に潜む謎の人食い獣に殺されるリポーター役は監督本人が演じているらしい。
胴体真っ二つ。



テーマは「冤罪」。
斧で首を切断される演出がリアル。
本当に斬っている様にしか見えない。
首から上は合成で処理しているらしいが上手く作られている。



クレイアニメ。
質感がなかなか。
完成させるまでに相当時間が掛かっただろうなぁ。



無人島暮らしの2人の男の中に新たな女性が加わったらどうなるか。
カメラをゆっくりと横にパンさせながらワンカット風で見せるユニークな演出。
愛より長年築き上げた友情だ、バカヤロウ!



この監督2人組は美人女優のチョイスが相変わらず抜群。
木にパラシュートが引っ掛かり、少年に助けて貰う女兵士の話だが、引っ掛かっている位置が低過ぎじゃないかな。
少年は銃の暴発で死亡し、女兵士は地上に降りるも絶望へと変わる。



祖父の家に居候しているニート孫。
孫の愚痴をずっとこれまで聞いていた祖父の怒りが爆発する。
どうやら孫のベッドに毎晩隠れて寝ていたらしいのだが、何故今までバレなかったのかが不思議。



アニメーション。
意味が分からん。



絶対に死なない婆さんVS遺産目的の子供夫婦。
婆さんのメイクがリアル。



ゲイムービー。
収録作唯一の感動ラブストーリー(多分笑)。



向かいのマンションの住人が一斉に主人公を見るシーンが怖い。
これは宇宙人侵略の話なのかな?



急いで作りました感溢れ出る怪物が可笑しい。
内容はさっぱり分からない。



コンペ部門グランプリ作品。
ドラッグで理性を失ったおっさんが小便撒き散らしながら街中を走り回り通行人を片っ端から襲いまくる姿をスローモーションで映し出す。



ハロウィーンの日、仮装パーティに出掛ける最中に起きる中途半端なピタゴラスイッチ。



人類が少なくなり代わりにゾンビが支配する世界での裁判劇。
日本人がゾンビを作ると本当に造詣がチャチい。



変顔作品。
どもりのおっさん3人。
あの赤ちゃんは何だ?とか色々意味不明。



天才の脳をゴリラの脳と交換するまでの過程を描く。
天才ゴリラを作ってどうするつもりなのだろうか笑。



白黒作品。
生きる事に絶望した3人がロシアンルーレットで自殺を試す。
最後は何かがドアの前まで彼等を襲いに来たらしいのだが、それが何なのかは不明。



マルチアングルを用いて主婦が何者かに襲われる全てを映し出す。
個人的にはこういう演出が好きなので、収録作の中では一番のお気に入りでした。
オチもある意味変化球的なもので面白い。



ソスカ姉妹監督による男性嫌悪作品。
一人の女優が男性スタッフに馬鹿にされながらも進むポルノ撮影が一変して地獄絵図と化す。



「美」を持たない者は排除される近未来の話。
駆除されるおっさんがこれまで無事に生きてこられた事が謎過ぎ。
誤って迷い込んでしまったのだろうか。
アイデアは良いので、この話をもっと大きく膨らませたら面白い長編が出来そうな予感はする。



主人公の友人が屑過ぎて最高。
キャスティングが完璧。
スマホ視点を活かしたワンカット風演出が恐怖さを巧みに生み出している。



ヒーローの世界に迷い込んだ2人の子供が酷い目に遭う話。
1人殺され、1人は連れ去れるが、連れ去れた子がどうなるのかまでは描かれていない。
『残虐ポルノ』のソスカ姉妹がちょっとだけ出演している。



祖母かと思っていたのだがどうやら家政婦らしい中年の女性が、木琴を楽しく叩く幼女を見ている内に自分も若返って健気に遊んでみたいと思い出し、終には禁断の行為に走る。
帰宅した夫婦がやけに冷静なのが気になるが、意外と状況を把握出来なかったらああいうリアクションになるのかもしれない。



無責任な親に反感を抱いていた女子高生の怒り爆発までを技術力の高い特殊メイクとカット割りを駆使しながら映し出す。
母親の顔がボコボコに膨れたりするシーンとか秀逸。



13年間も子供を身篭りながらも生まない母親。
その間、父親は何処に行ってたんだよ!てツッコミたくなるが。
やがて子は内部から母親の体を乗っ取って行き、帰宅した父と・・・。
内臓ゲロゲロ~。

評価:★★★
16/06/17DVD鑑賞(旧作)
バナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2016-02-10
メーカー:キングレコード

関連作:
『ABC・オブ・デス(2012)』(第1弾)
『ABC・オブ・デス 2(2014)』(第2弾)

切り株画像はこちら

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 切り株画像(映画『ABC・オブ... | トップ | メキシコ・オブ・デス »
最新の画像もっと見る

洋画ホラー」カテゴリの最新記事