銀幕大帝α

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アースフォール JIU JITSU

2021年04月24日 13時25分43秒 | 洋画アクション
JIU JITSU
2020年
アメリカ
102分
アクション/SF
劇場公開(2021/01/15)



監督:
ディミトリ・ロゴセティス
製作:
ディミトリ・ロゴセティス
脚本:
ディミトリ・ロゴセティス
出演:
アラン・ムーシジェイク
フランク・グリロハリガン
ニコラス・ケイジワイリー
トニー・ジャーケウン
ジュージュー・チャンカルメン



<ストーリー>
超好戦型の宇宙人が彗星と共に襲来し、人類に戦いを挑んできた。クンフー、ムエタイ、カポエラなどの武術を極めた9人が、一丸となって宇宙人に立ち向かう。

―感想―

ニコケイが出ているので、どんなものかと借りてきたが、蓋を開けてみればおもっくそB級映画で苦笑い。
しかも、何処となく『プレデター』のモノマネみたいだし、少し『マトリックス』をかじった様なアクションもあるし。
あと、エイリアンがたまにダダに見えるし。

題名の「アースフォール」の後ろにくっ付いている「JIU JITSU」てどういう意味なのか、なんと読むのか、借りた時点では真剣には考えてはいなかったのだが、ストーリーを観ている内に自然と気付いた。
ああっ!「柔術」か!と。
柔術をローマ字に起こしたらこう書くのね、分かりづらっ。

個人的に好きだった場面は記憶喪失となった主人公をトニー・ジャーが助けに来た時のカメラワーク。
三人称視点が急に一人称視点に変わったりして、ここは工夫しているなと感心したが、ここだけ。
基本、剣道みたく1対1の戦いとなっているが、この1ゲームが異常に長い。
一人くらい、あっさりと殺されてもいいだろと思うのだけど、その気持ちに反して丁寧にじっくりと描いていた(だからといって面白いには繋がらない)。

婆さんがショットガンぶっ放してエイリアンに傷を負わせた際(傷口再生するのに5秒ほど掛かるらしい)にも、今チャンスだろ!て思わず口に出てしまったのに、「逃げろ」だもんな。
そして完全にその存在を忘れていたトニー・ジャーが、ラストでしれっと顔見せた時には、あっ居たのw

目的のニコケイですが、どうしようもなくダサいチャンバラを繰り広げてくれまして、一応ファンのための見せ場は用意されていた、よかったよかった。

評価:★★★
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