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予兆 散歩する侵略者 劇場版

2018年05月21日 11時17分08秒 | 邦画ホラー
2017年
日本
140分
サスペンス/ホラー/SF
劇場公開(2017/11/11)




監督:
黒沢清
『散歩する侵略者』
原作:
前川知大『散歩する侵略者』
脚本:
黒沢清
出演:
夏帆山際悦子
染谷将太山際辰雄
東出昌大真壁司郎
中村映里子斉木葉子
岸井ゆきの浅川みゆき
安井順平小森医師
渡辺真起子粕谷の妻
中村まこと粕谷
大杉漣西崎



<ストーリー>
山際悦子は同僚の浅川みゆきから、「家に幽霊がいる」と告白される。だが、みゆきの自宅には父親がいるだけだった。悦子はみゆきを心配し、心療内科へ連れて行くが…。

「もうすぐ世界が終わるとしたらどうする?」
《概念》を奪う「侵略者」はほかにもいた。


―感想―


引っ掛からないよ~とか言いつつモロに食らう、イミフ。

出演している俳優陣に惹かれず借りるのを躊躇っていた私だったが、その考えは大きく間違っていた。
確かに出演者の知名度から言うと本編の方が上に来るが、演技力の凄さを思うと断然こっち。
それと明らかにこれの方がホラーしてるんだよなあ。
決して長澤まさみや松田龍平が悪いと言っている訳ではなく、夏帆や染谷将太、そして東出昌大らの演技から来る「圧」が遥かに本編より凌いでいるのよ。
140分もの長尺でありながらも一時も退屈する事もなく最後まで見入ってしまったのは個々の演じ方の確かさ、雰囲気の怖さを終始目で強く感じていたからかもしれない。
元はTVシリーズとして流したものを再編集し劇場版として上映した「予兆」だが、私はこっちの方が素直に面白いと思ったし、絶対こっちを本編にした方がウケたのに、と思わずにいられなかった。

役者が・・・そういう偏見を持っちゃいかんね。
映画ファンの一人としては反省の一言でありました。

一つ心にモヤっと残ったのは、夏帆が演じる山際悦子という人物は、侵略者が彼女だけに対しては力(概念を奪う)を使えない能力の持ち主だというのが判明するけれど、何故それを政府のお偉いさん方がご存知だったのか。
何処から彼女の情報を得たのか、てのが説明が無く、そのまま話が進んでいったので気持ち的にスッキリと出来ないままでした。

評価:★★★★
18/05/20DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2018-03-07
メーカー:ポニーキャニオン

オフィシャル・サイト

関連作:
『散歩する侵略者(2017)』
『予兆 散歩する侵略者(2017)』(TVシリーズ)
『予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017)』(再編集劇場版)

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