2024年
日本
107分
学園/ホラー
劇場公開(2024/07/19)
監督:
清水崇
原案:
清水崇
脚本:
清水崇
主題歌:
ヒグチアイ『誰』
出演:
渋谷凪咲・・・君島ほのか
早瀬憩・・・三浦瞳
山時聡真・・・前川タケル
荒木飛羽・・・島田蓮人
今森茉耶・・・小日向まり
蒼井旬・・・阿部大樹
穂紫朋子・・・高谷さな
今井あずさ・・・川松良江
小原正子・・・三浦唯
伊藤麻実子・・・前川妙子
たくませいこ・・・仁科恭子
山川真里果・・・高谷詩織
松尾諭・・・中村育英
マキタスポーツ・・・権田継俊
染谷将太・・・七尾悠馬
堀桃子・・・川松良江(32年前)
松木大輔・・・高谷洋一
中務裕太・・・中務裕太
<ストーリー>
夏休みの補習クラスを担当する臨時教師・君島ほのかの目の前で、ある女子生徒が屋上から飛び降り、不可解な死を遂げる。ほのかと生徒の三浦瞳、前川タケルたちは“あのコ”にまつわる衝撃の事実にたどり着き…。
この教室には、いないはずの生徒がいる――。
見つかったら、殺される。
―感想―
予告編にもあるからネタバレにはならないだろうけども、染谷将太が車におもくそ轢かれるシーンがあるやん?
これ、物語が佳境に入った時に起きるのかと思っていたら、冒頭だった、初っ端かいって声が出てしまったわw
なぎちゃん、演技上手すぎ。
初主演でしょ?監督の演出、演技指導が良かったのか、それとも天性の才能なのか。
なぎちゃんがNMB48に加入した時も知っている古参ヲタだった俺だが(今はもうヲタ卒しました)、得意とする大喜利を武器にバラエティーで開花するのは予想出来ても、女優として成功するとは想像にもしていなかったなあ。
何時もニコニコしているイメージしかないなぎちゃんが、あんな卓越した恐怖顔を見せてくれるとはね、特に推しではなかったが、アイドルデビュー時から見守って来たファンとしてはなんか凄く成長していて喜びを隠せない。
監督自ら打診し彼女が持つイメージを壊したかったみたいだが、それをなぎちゃんが自身が見事に応えた形にはなっていたね。
さて本作ですが、監督の前作『ミンナのウタ』とリンクさせた内容でして、現に『ミンナのウタ』の出演者の1人だった中務裕太が「行くと呪われるよ」と、居酒屋でなぎちゃんの腕を掴んで忠告するだけの役で登場している。
「離して下さい!!!!」
完全に変質者扱いである(笑)。
なので、出来ればまだ『ミンナのウタ』が未見であるならば、先ずはそちらを観てから本作を観た方が寄り展開には入り込め易いんじゃないかな。
怖すぎる!!と話題になったUFOキャッチャーのシーンだけど、俺的には別に言うほど全然怖くはなかった。
これよりも『ミンナのウタ』同様に山川真里果さんが松尾諭に向かってバケモノ顔で猛ダッシュしてくる場面は震えた、こっちくんな!!
まあ結果的には主人公視点で書くとバッドエンドだよね。
只、多くの生徒を救った、全ての元凶である女子高生の霊を鎮めたという点では真の勇者。
特に思入れのない女優が主人公を演じていたら「あらら」で観終えるだろうけど、元NMB48ヲタとしては意識せずにはいられないなぎちゃんだからね、妙にやるせない気持ちにはなったよ。
という訳で、作品自体は『ミンナのウタ』程の気味の悪さは感じず、場面によっては『ミンナのウタ』と丸被りなので既視感ありまくり、よって可もなく不可もなくといった所だが、なぎちゃんの頑張りに免じて星3つ半付けときます。
評価:★★★☆
24/12/05DVD鑑賞(新作)
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