THE CAR: ROAD TO REVENGE/THE CAR 2: ROAD TO REVENGE
2018年
アメリカ
89分
アクション/ホラー
R-15
劇場未公開
監督:
G・J・エクターンキャンプ
G・J・エクターンキャンプ
脚本:
G・J・エクターンキャンプ
G・J・エクターンキャンプ
出演:
グラント・バウラー
キャスリーン・マンロー
マーティン・ハンコック
マイカ・バルフォア
バート・グリンステッド
ジェイミー・バンバー
ロニー・コックス
グラント・バウラー
キャスリーン・マンロー
マーティン・ハンコック
マイカ・バルフォア
バート・グリンステッド
ジェイミー・バンバー
ロニー・コックス
<ストーリー>
犯罪集団に襲われた検事がビルから突き落とされ、愛車の上に落下して死亡。検事の魂が憑依した車が、犯人たちをひき殺していく。
―感想―
77年に公開されたカルト映画『ザ・カー』のリメイクやったのか。
なんか観てて既視感あるなあとは思ってたんだよ。
俺、オリジナル版の方、星四つ付けてた自分のブログ見たら。
正直余りもう内容覚えてないんだけど(おいっw)、星4つ付ける位だから相当面白かったんだろうなあ。
只、ちょいちょいオリジナル版を薄っすらと思い出させるシーンがリメイク版でも観れたのは良かった。
これ空中横回転しながら飛び越えていくアクロバティック名シーンで、オリジナル版にもあった!
オリジナル版でも「おおっ」となった記憶が残っていたが、リメイク版の方が描写的にカッコ良くキマってたねえ。
こういうのも含め、リメイク版でパワーアップしてたのはアクションとグロ表現。
一々車のタイヤで丁寧に轢き殺し、その轢き殺された死体の何たる惨い事か(笑)。
グシャッて押し潰される感が、視覚的に気持ちいい。
逆にスケールダウンしてた様に思うのがストーリーかも。
オリジナル版と違って、近未来が舞台なのだが、使っている道具がハイテクでも、やっていることは北斗の拳の世界か、はたまたチャーリー・シーンが主演した『処刑ライダー』の焼き直しかて位に話がB級。
まあそれも一種の良さ、ではあるんだろうけど俺はどっちかつうと面白くない話だなとは思った。
ヒロインを保護したおっさん刑事と、突然2人がイチャラブおっぱじめた時は「どないやねん」てツッコミ入れちゃったし。
ま、作品として、リメイクとしては悪くはないです。
ストーリーに魅力がないだけ、これが唯一の短所。
あっ吹き替えで観た俺にとっては、吹き替えの酷さも短所か。
どちらにせよ、良くも悪くも普通。
人の体がメリメリッと肉塊になって行く様が好きな方なら若干中の上といった感じか。
これを観たら是非レンタル店でオリジナル版も探して欲しいかな個人的には、比べてみたら多分リメイク版よりも面白いはず(私の星4つを信じろ!w)。
物語重視ならオリジナル版、グロホラー楽しみたいだけならリメイク版、同じ題材でもここまで作りに違いが生まれるのはやはり時代の差やね。
最後に、俺自身が車横回転ジャンプよりも惹きつけられたのがこれ。
どういう仕組みになってんのよ、これ(うおっちょっとカッコイイと思ってしまった)。
つか、人の目玉グリグリする為だけに、こういう風に改造したのか?(他の使い道あったら教えて欲しい)て考えると、こいつ相当サイコパス。
評価:★★★
22/12/22DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2022-12-02
メーカー: アドニスSQ(アメイジングD.C.)
関連作:
『ザ・カー』(オリジナル版)