BLUE BEETLE
2023年
アメリカ/メキシコ
127分
アクション/アドベンチャー/SF
劇場未公開
監督:
アンヘル・マヌエル・ソト
出演:
ショロ・マリデュエニャ
アドリアナ・バラーサ
ダミアン・アルカサル
エルピディア・カリーロ
ブルーナ・マルケジーニ
ラオール・マックス・トゥルヒージョ
スーザン・サランドン
ジョージ・ロペス
<ストーリー>
エイリアンのバイオテクノロジーが残された古代の遺物・スカラベを手にした青年・ハイメ。スカラベはハイメを共生宿主に選び、ハイメは驚異的で予測不可能な力を持つアーマースーツを授かる。
―感想―
「家族の愛が俺を強くする」
最後カッコイイ事言ってたけど、あんた最初は防戦一方だったじゃないか。
「殺しはダメだ!」なんて生温い考えで戦っているから捕まるねん。
そうなれば誰が彼を助けに行くのか。
家族しか居ないやん、家族巻き込んで危険に晒しているのが主人公てな時点でそれはちょっとアカンやろと思っちゃいましたが。
例えヒーローになったとしても、有無を言わさず襲い掛かって来る敵に対しては非情にならんと。
て事で、何処か頼りない主人公よりも、イケイケドンドンで敵をブッ倒しまくるのが家族。
見よ!婆さんのこの勇姿を!!
妹も頑張ってたし、一番凄いのは、どんな機械でも瞬時に対応出来る叔父さんですよ、素人目じゃ良く分らん乗り物まで操縦出来ちゃうんだから。
ラテンの血が騒ぐぜ!
何時でも陽気な家族が一致団結する事で、長男を奮い立たせ、劣勢を優勢へと変えていく。
これぞ正しく、ファミリーパワー――!!(きんに君もニッコリ)。
本作は日本での劇場公開はなく、ひっそりとレンタルorセル版リリースされた上に吹き替え収録まで無し。
なんでかなと思いながら観てたけど、他のDC映画よりも光る部分が余りないてのが原因かもね。
頭に浮かべた物ならどれでも武器として実体化可能という所は斬新でしたが、それならもっと色んな特殊デザインタイプの武器を出して戦って欲しかったなあ。
長剣でソニックウェーブして巨男を吹き飛ばすシーンは技としてキマってはいたけれども。
ヒロインのおねえちゃんがそれなりの美人さんだったので、その点のキャスティングは良し。
あとはこの映画でしか描けない、特別な何かを見せて貰いたかった。
金掛けた戦隊ヒーローもどきの印象でしかない(「甲虫戦隊ビートルマン!」みたいな(笑))のが残念。
評価:★★★
23/12/25DVD鑑賞(新作)
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