THE DEER KING
2020年
日本
113分
ファンタジー
劇場公開(2022/02/04)
監督:
安藤雅司
宮地昌幸
キャラクターデザイン:
安藤雅司
作画監督:
安藤雅司
声の出演:
ヴァン ・・・堤真一
ホッサル ・・・竹内涼真
サエ ・・・杏
ユナ ・・・木村日翠
ヨタル ・・・阿部敦
トゥーリム ・・・安原義人
マコウカン ・・・櫻井トオル
オーファン ・・・藤真秀
アカファ王 ・・・玄田哲章
ケノイ ・・・西村知道
ウタル ・・・青山穣
<ストーリー>
謎の病“ミッツァル”が猛威を振るう中、アカファ王国が放った山犬から逃れたヴァンは身寄りのない少女・ユナと旅に出るが…。
運命に抗え。未来を変えろ。
―感想―
世界観が『もののけ姫』そのものやな。
『もののけ姫』に携わった関係者が本作を作った様なので自然と似るのも仕方がないのかもしれないが、それは作画(映像面)だけにして欲しかったかも。
なんか話も寄せている気がしたんだよねえ。
主要キャラには本職の声優ではなく芸能人を起用しているけど、別段私は悪くはないと思った。
寡黙な男ヴァン、彼にあの渋く低い声の堤真一はピッタリ合っていたから起用としては割と製作サイド的に考えてやっているように感じる。
物語の鍵を握る人物としてヴァンと血の繋がりの無い「俺の娘だ」と言い張る幼女ユナ、この2人が深く関係してくるのだが、ユナちゃん・・・もうちょっと見た目可愛く出来なかったのか。
いや仕草とか言葉のイントネーションとかは愛くるしいんだけど、やっぱ見た目て大事ヨ。
俺はこの辺の幼女、少女に対しての見た目には少々うるさいですぜ(おいそこ!ロリコン言うなw)。
まあ、映像は良いよ、それだけの腕の立つスタッフが参加しているのだから。
ただ、肝心のストーリーがなあ、若干もたついているし、感動出来るラストになるのかと期待したがそうでもなかったし。
心にグッと来るような終わり方になりそうか?と思いきや、ブツッと終わった、そんな印象。
ヴァンは自ら進んで○○となった、そういう意味合いなんだろうけど、余りはっきりとは伝わってこなかったんだよなあ。
小さいお子さんが観たら理解出来るのだろうか、あのシーンで。
それ以前に結構、血が出るし、腕チョンパとかのグロイ描写もあるから子供向け、て程でもないかもしれないが。
評価:★★★
22/10/02DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2022-09-28
メーカー: KADOKAWA