SUPERCELL
2023年
アメリカ
102分
アクション/アドベンチャー/パニック
劇場未公開
監督:
ハーバート・ジェームズ・ウィンタースターン
原案:
ハーバート・ジェームズ・ウィンタースターン
脚本:
ハーバート・ジェームズ・ウィンタースターン
出演:
スキート・ウールリッチ・・・ロイ
アン・ヘッシュ・・・クイン
ダニエル・ディーマー・・・ウィル
ジョーダン・クリスティン・シモン・・・ハーパー
アレック・ボールドウィン・・・ゼイン
<ストーリー>
ウィリアムの元に父が生前に嵐の研究についてまとめたノートを託された。その内容に感銘を受けたウィリアムは、母から研究にまつわる話を聞き出し、自らも父の様に嵐を追いかけるようになる。
―感想―
ヤン・デ・ボンの『ツイスター』程、娯楽性はないし、全体的に小粒な内容だけども、竜巻のシーンは迫力満点に描かれていた。
とりあえず、主人公の青年の背格好がデカい。
叔父さんからも「何を食べたらそんなに体がデカくなるんだ!?」と言われる位だから(笑)。
けどデカくないと、竜巻を追い、中に入るには太刀打ち出来ないだろう、「圧」に負けず踏ん張りを利かせる為にも体がデカいというのは説得力はある。
だが、終盤行動を共にするおっさん=アレック・ボールドウィンもそれなりに体格は良い。
なのに、「熊の檻」と呼ばれる竜巻の中でも脅威となる部分をモロに直撃された瞬間、紙屑の様に舞飛んで行ってしまった。
↑天へと召される1秒前
あれ?デカいの関係ないのか?
いやこの作品の見所はその「熊の檻」を見せ、どれだけ恐ろしいものかを分からせる事なので、たまたま犠牲となったのがアレック・ボールドウィン。
あそこ、立場が入れ替わってなかったら主人公の方が吹き飛んでいただろうから、運を味方に付けるのが如何に大事なものかてのと、無茶するとろくなことがないてのを強く教訓として与えてくれてたわな。
ラストでは恋人含めて家族全員でプールに潜っていたら助かった、となるが、これも瞬時の判断が生死を左右するという監督からの言伝と考えてもよかろう。
こういうのが現実でも役に立てばいいのだが、今の所、そういった状況になった事がねえんだわ、何時か「あの映画観ていて良かった」と思える日が来るのだろうか。
別に来なくてもいいけど。
評価:★★★
24/07/15DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2024-07-10
メーカー: プルーク