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2022年
日本
120分
SF/アドベンチャー/ファミリー
劇場公開(2022/10/21)
監督:
黒川智之
声の出演:
沢渡悠真 ・・・杉咲花
ナナコ ・・・悠木碧
岸真悟 ・・・藤原夏海
田所銀之介 ・・・岡本信彦
河合花香 ・・・水瀬いのり
岸わこ ・・・戸松遥
沢渡はるか ・・・花澤香菜
沢渡遼 ・・・細谷佳正
河合義達 ・・・津田健次郎
二月の黎明号 ・・・朴路美
岸みふゆ ・・・横澤夏子
<ストーリー>
西暦2049年夏。小学4年生の沢渡悠真は、地球に大接近する“SHlll・アールヴィル彗星”に夢中になっていた。そんな時、沢渡家の人工知能搭載型家庭用オートボット・ナナコがハッキングされ…。
あの日、
待っていた未来が、始まった。
―感想―
ナナコ可愛い。
けど、悠真は滅茶苦茶嫌ってるんよね。
理由がはっきりとしないが、多分、自分の言う事を否定してくるからだろう。
君、常にギャーギャー言うてるやん。
流石にロボットでもダメなものはダメと注意するだろうし、それを素直に受け入れない悠真が悪いのでは?
自分の好きな事には夢中になるけれど、それ以外となるとまるで腑抜け少年みたいになる悠真がどうにも俺は好きになれん。
ヒロインの子をいじめで加担していた悠真の友人の姉ちゃんも、結局最後まで嫌な女のままだった。
救済措置なしかよ、てのは思ったなあ。
屋上に水を貯めて、捕まえてきた大量のカエルを放ち、キューブを3つ置いて宇宙船を発射させる物語。
つまらないとは言わないけれど、大して面白いとも感じ得ない。
なんつうかジュブナイル映画なのに、ワクワクとかハラハラさせられて、ラストでガッツリ感動させられるてのが無いんよね。
一応ハプニングに近い事も起きるが、あっさりと解決したり、普通に展開に流されてしまったりで、もう少し印象強く描けなかったのかねえ。
起動した宇宙船が「実はこの星を侵略に来たのだ!」と恩を仇で返す様にして総攻撃仕掛ける、そんな突拍子もない話に急になったら逆に楽しめたかもしれん(笑)。
本編、多彩な女性が登場するが、一番魅力的だったのが悠真の母ちゃんてのも頂けない(ヒロインの存在感が薄過ぎる)。
後やっぱり、要所要所で纏まりに欠ける2時間は長い。
評価:★★★
23/05/03DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-04-28
メーカー: ギャガ