SPEAK NO EVIL
2022年
デンマーク/オランダ
97分
ホラー
PG12
劇場公開(2024/05/10)
監督:
クリスチャン・タフドルップ
脚本:
クリスチャン・タフドルップ
出演:
モルテン・ブリアン・・・ビャアン
シーゼル・シーム・コク・・・ルイーセ
フェジャ・ファン・フェット・・・パトリック
カリーナ・スムルダース・・・カリン
リーヴァ・フォルスベウ・・・アウネス
マリウス・ダムスレフ・・・アーベル
<ストーリー>
イタリアでの休暇中、デンマーク人夫婦のビャアンとルイーセ、娘のアウネスは、オランダ人夫婦と出会い、意気投合する。後日、その夫婦から自宅に招待されるが…。
誰にも言えない、届かない
―感想―
なんなんこれ。
そもそも、良く知りもしない夫婦の家にホイホイ行くなよ。
そこで異常さを感じたなら、さっさと帰りなさいよ。
いや、黙って帰ろうとはするんだけどね、何でか戻るのよ。
幾ら娘が大事にしているからって、そんなぬいぐるみの為に引き返すか?
つかそんなに大事ならずっと抱いてなさいよ、直ぐに無くす癖、どうにかならんのか娘。
で、引き返した後は「わーい!」て楽しそうにプール入ったりして、どないやねんと。
危機意識があるのかないのかよくわっかんね。
(逃げる)チャンスは幾らでもあったと思うよ。
けどさあ、なんで車が立ち往生したからって、あの夫婦に連絡するのさ、意味分からん。
「来てくれてありがとう」
じゃないんよ、これからどうなるのか、先の事全く考えてないだろ。
娘が連れ去られそうになっても(舌ちょん切られる、あれは酷い)、母はギャーギャー叫んでいるだけ、父は無抵抗。
つっかえねえなこの家族の大黒柱は!
相手が銃を持っているとかならまだ理解出来るが、武器らしいものは舌切った時に使ったハサミくらいなもんでしょ?
反撃しろよ、抗えよ、何を真面目に服脱いでるねん。
だから旦那のきったねえ粗チンを世界に晒す羽目になるんだよ(ボカシ入れんのかいっw)。
なんつうか、確かに胸糞映画ではあるんだけど、俺はターゲットとなった家族の言動に終始苛々しっ放しだったわ。
特に父親。
こんな涎と涙をダラダラと流しているだけの男でも家族を持てるのだから、まだ結婚出来てないお前らでも希望はあるぞ!
処であっち側の夫婦の目的というのがイマイチ分かり辛い。
他人の子供を(喋らなくさせて)浚い、育てているみたいなのだが、目標とする部分、着地点というものがまるで見えてこない。
この辺の描き方が曖昧過ぎるというか、雑過ぎるというか、物語の一部としてちゃんと説明が成し得てないのはモヤッとするし、好きじゃない。
評価:★★★
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