銀幕大帝α

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ザ・ハロウ/侵蝕

2016年05月24日 23時10分57秒 | 洋画ホラー
THE HALLOW/THE WOODS
2015年
イギリス
97分
ホラー
劇場公開(2016/01/05)



監督:
コリン・ハーディ
出演:
ジョゼフ・マウル
ボヤナ・ノヴァコヴィッチ
マイケル・マケルハットン
マイケル・スマイリー




<ストーリー>
アイルランドに住む地元住民たちから神聖化されている森。ロンドンの森林伐採会社に雇われたアダムは、その森を調査するために妻クレアと幼い息子フィンを連れて移住する。アダムが調査を進めていたある日の夜、2階で寝ていたフィンが突然消えた。フィンの行方を求めて、不気味な静寂と暗闇に包まれた森をさまようアダムとクレアは、その森の中に潜む得体の知れないクリーチャー「ハロウ」(バンシーなどの“妖精たち)と対峙することになる。やがてアダム自身もクリーチャーの触手に刺され、次第にクリーチャーに変態していく絶望的な状況の中で、果たしてフィンを取り戻せるのか。そして、その荒れ果てた土地に隠されている驚愕の秘密とは。


-感想-

これは観易い。
ちゃんと明るさを計算して撮影・編集している点に好感が持てます。
どっかの真っ暗映画とはえらい違いだ。

森林伐採という環境破壊をテーマにした森の妖精さんホラー。
妖精さんといっても可愛らしい姿はしとりませんよ。

モロに気色悪いモンスター。

正面から見るとこんな感じ。
そりゃ赤ちゃんもギャーギャー泣き喚きますわ。

笑うととってもキュートな赤ちゃんですね~。
でね、この赤ちゃんを森の妖精さん達は奪って入れ替えようとする訳でして、それだけは絶対に阻止しようと夫婦が一夜の間、弱点となる光(カメラのフラッシュとか)を武器にして闇の中で戦うのです。
森の妖精さん達はあらゆる場所に黒くネバネバした液状のものを撒き散らすのですが、これに触れちゃうと「侵蝕」されちゃう。
残念な事にパパがその「侵蝕」を受けて徐々に変貌。

精神が蝕われていく中、必死に抵抗し自我を失わないように連れ去れた我が子を取り戻しに妖精さん達の群れの中に自ら飛び込むパパ、ちょっとカッコいい。
そして無事に奪い返して来た子をママに手渡して微笑み浮かべながら死に果ててしまうパパの姿に感動。

ママは「侵蝕」こそ受けないものの、何度も危機的状況に遭遇。

このシーン、ゾクゾクしますね~怖いですね~。

ここまで来ると『サンゲリア』を思い出しちゃいます!

森林伐採だけじゃなく自然を人工的に破壊する行為は、そこに棲む妖精さんを怒らせ地球の命をも削らす事にも繋がりかねますから、人間は出来るだけ豊かな自然環境を守る活動を優先して取り組む姿勢が大事じゃないかな、的なメッセージをこの作品からは強く感じました。

評価:★★★☆
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