最終日を迎えたワールドカップ2007。相手はゴッツ選手が武者修行に出ていたブラジル。
最後に一矢報いて欲しいと思っていたら、なんと第1セットを先取。が、やはりそう甘い話はないわけで…。
ブルガリア戦と同じく、3セットを連取されて試合終了。最終成績は3勝8敗だった。
(それにしても、あの第4セットのスタメン申告ミスで7点が消えたのはショックだった。7点も試合が進む前に気付いてよ、審判…。)
負けはしたけど、昨日、今日と強豪を相手にただ負けるだけではなかったというのは一つの成長と言って良いだろう。ただ、サーブレシーブがちゃんと返らない中で、なんとか形にしているというのは、やはりあまり面白くない事実。
ゴッツ選手がエースとして成長し、ゴリ選手という新しい力も加わった。しかし、それはまだチームにとって絶対的な力には成り得ていない。もうベテラン選手と言っていい位置になった山本選手を加えて、新旧のエースが上手く機能し始めれば、もっともっと強くなるはず。
越川選手もその新しい方の力に数えられる。すぐにレシーブ上手くなれとは言わないけど、越川選手が継続して試合に出られるようになれば、その分荻野選手のプレーでの負担が和らぐのではないか。
植田監督になってから、何かを期待させてくれるバレーをしているのは確か。それでも、五輪切符を逃してしまえば、それも水の泡になってしまう。今のチームがまとまれば、もうワンランク上へ行けると思う。
来年の五輪最終予選には、歓喜に包まれた植田ジャパンを期待したいものだ。