現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

バレーボールOQT男子・イタリア戦

2008年05月31日 | バレーボール
バルセロナ五輪以来、16年ぶりの五輪出場を目指す全日本男子の戦いがついに始まった。

キャプテン荻野選手に加え、今大会ではノブコフ205こと斉藤信治選手も登録メンバーに残り、若手とベテラン選手のバランスが良くなったように思う。

さて、初戦はアテネ五輪で銀メダルのイタリア。植田監督になってからは2勝3敗と負け越してはいるけど、そんなに相性は悪くない相手。ここは何とか勝って勢いに乗って欲しいところ。

と、思っていたんだけど、結果はフルセットの末の敗戦。しかも、第2セットから第4セットまでの3セットは全て30点を超える接戦だった。第4セットで何度も迎えたマッチポイントを逃してフルセットに持ち込まれると、第5セットは気持ちが切れてしまったかのようにあっさりと取られてしまった。

それにしても惜しかった。第4セットまでは特に。
去年のワールドカップまでは、誰かが調子を落とし始めると、途端にバタバタし始める感じがしたけど、今日の試合は選手の回し方がとても良かったように思えた。

そんな中でやはりこのチームの軸なんだなぁと感じたのが山本選手。元々気持ちの切れやすい選手ということで有名だったわけで、今日の試合も大活躍という内容ではなかったけど、要所でのサーブ、スパイクは確実にチームに良いムードをもたらしていたと思う。

それと第4セットまで安定したトス回しをしていた宇佐美選手の存在も大きかった。バタバタしない一番の理由はセッターがコロコロ変わらなかったからだろう。

女子の竹下選手と高橋選手じゃないけど、山本選手と宇佐美選手には今後も安定した状態を維持して欲しい。そして、山本選手には時折爆発するのを期待したい。

男子は女子に比べて五輪出場の条件が厳しいから、今日の1敗ですでに全体1位での出場が厳しくなったわけだけど、アジア1位はまだまだこれからの話。明日から始まるアジア4連戦に期待したい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かおる姫引退

2008年05月31日 | バレーボール
OQTの喧騒の中、目にした記事に目が点になった。

昨年のワールドカップでは、怪我からの回復が思わしくなく、またリベロ佐野選手の存在もあってかメンバーから外れていた、かおる姫こと菅山かおる選手。

私自身はリベロとしてではなく、3年前の全日本デビューとなったアタッカーとしてのかおる姫の印象が強い。だからというわけではないが、昨年のワールドカップでの佐野選手の活躍を見て、「かおる姫がもし怪我をしてなくても、これはちょっとメンバーに残るのムリだったんじゃないか。」と無責任に思ってしまった。

引退するのはまだ早い、とは言えない。30歳を超えて第一線に身を置いている選手の方が少ないだろう。

五輪と五輪に挟まれた2005年から2006年。それは同時に高橋選手や佐野選手が日本を離れていた期間でもある。その期間、全日本でアタッカーやリベロとして活躍していたことはとても大きな意味があると思う。(そもそも、アタッカーと守備専門のリベロのどちらも出来るっていうのが凄いんだけど。)

私にとってとても強い印象を残してくれた選手だけに(かおる姫って愛称も含めてネ)、引退というのはとても残念。出来れば、五輪で活躍する菅山選手を見たかったなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする