バレーボールのワールドグランプリ決勝ラウンドの放送予定が見当たらないことに苛立ちを覚えつつ、むしろ世界柔道に集中出来ていいやとか思ってみたり。
さて、ついに始まった世界柔道。初日は男子60kg級、66kg級、女子48kg級の3階級が行われた。
まずは男子66kg級。日本からは昨年の世界柔道王者の森下純平選手と海老沼匡選手が出場。連覇のかかる森下選手だったが、試合中に右腕を痛め、三回戦で敗退。試合の映像はほとんどなかったけど、結果を見ると一回戦、二回戦を一本勝ちしていただけに残念。
一方の海老沼選手は、順調に勝ちあがって決勝へ。ブラジルのクーニャ選手を相手に序盤から積極的に技を仕掛け、内股で一本勝ち。見事に世界王者となった。一旦は相手に堪えられたかに見えたけど、力を緩めず粘り勝ちしたといったところ。森下選手、海老沼選手どちらも世界王者となったことで、来年の五輪代表争いが激しくなりそうだ。
次はこの日一番の注目だった女子48kg級。昨年の世界柔道決勝戦を戦った、浅見八瑠奈選手と福見友子選手が今大会でも共に決勝へ勝ち進んだ。しかし、決勝までの過程は対照的。優勢勝ちが多く力を使っていた福見選手に対し、浅見選手は試合序盤での一本勝ちが多く力を温存出来ていた。ちなみに組み合わせの関係で福見選手は一回戦から、浅見選手は二回戦からと試合数も浅見選手の方が少なかった。
日本人対決となった決勝戦は、両者決め手がないまま進み、僅か有効一つの差で浅見選手が優勝。連覇を達成した。2年前にはポスト谷の最有力と目されていた福見選手もこれで一歩後退といったところか。
しかし、この二人を含めた五輪代表争いは本当に激しいものになるだろう。と、同時に世界選手権を連覇し、しかも日本人対決で勝負を決しているのに、代表に決定しないというのは不思議に思えてしまうなぁ。
最後は男子60kg級。日本からは悲願の優勝を目指す平岡拓晃選手と山本浩史選手が出場。山本選手の映像は放送では全くなく、結果を見ると四回戦で韓国の選手に一本負けを喫した模様。放送時間が限られているとはいえ、全くないのは少し残念だった。
一方の平岡選手は準決勝まで全て一本勝ちで決勝へ進出。準決勝では韓国の選手を相手に延長戦にもつれ込み、最後は場外際で連続して技をかけ、小内刈りが決まって一本となった。小内刈りをかけ始めたときは既に完全に場外だったようだけど、最初の技をかけたときに足が残っていたから有効だったのだろうか。
しかし、決勝では現在世界ランク1位であるウズベキスタンのソビロフ選手を相手に我慢の柔道になった。粘り強く好機を窺っていたが、最後まで攻めあぐねて、終了間際に技ありを取られてしまった。無念の準優勝。またしても優勝に手が届かなかった。
初日の日本勢は金メダル2個、銀メダル2個という成績だった。各階級2人の代表選手がいるというのはやはり大きい。ただ、日本人対決ではどちらを応援というわけでもなくなってイマイチ気持ちが入らないのが残念なところだ。昨年から、この点だけがどうしても慣れないなぁ。
さて、ついに始まった世界柔道。初日は男子60kg級、66kg級、女子48kg級の3階級が行われた。
まずは男子66kg級。日本からは昨年の世界柔道王者の森下純平選手と海老沼匡選手が出場。連覇のかかる森下選手だったが、試合中に右腕を痛め、三回戦で敗退。試合の映像はほとんどなかったけど、結果を見ると一回戦、二回戦を一本勝ちしていただけに残念。
一方の海老沼選手は、順調に勝ちあがって決勝へ。ブラジルのクーニャ選手を相手に序盤から積極的に技を仕掛け、内股で一本勝ち。見事に世界王者となった。一旦は相手に堪えられたかに見えたけど、力を緩めず粘り勝ちしたといったところ。森下選手、海老沼選手どちらも世界王者となったことで、来年の五輪代表争いが激しくなりそうだ。
次はこの日一番の注目だった女子48kg級。昨年の世界柔道決勝戦を戦った、浅見八瑠奈選手と福見友子選手が今大会でも共に決勝へ勝ち進んだ。しかし、決勝までの過程は対照的。優勢勝ちが多く力を使っていた福見選手に対し、浅見選手は試合序盤での一本勝ちが多く力を温存出来ていた。ちなみに組み合わせの関係で福見選手は一回戦から、浅見選手は二回戦からと試合数も浅見選手の方が少なかった。
日本人対決となった決勝戦は、両者決め手がないまま進み、僅か有効一つの差で浅見選手が優勝。連覇を達成した。2年前にはポスト谷の最有力と目されていた福見選手もこれで一歩後退といったところか。
しかし、この二人を含めた五輪代表争いは本当に激しいものになるだろう。と、同時に世界選手権を連覇し、しかも日本人対決で勝負を決しているのに、代表に決定しないというのは不思議に思えてしまうなぁ。
最後は男子60kg級。日本からは悲願の優勝を目指す平岡拓晃選手と山本浩史選手が出場。山本選手の映像は放送では全くなく、結果を見ると四回戦で韓国の選手に一本負けを喫した模様。放送時間が限られているとはいえ、全くないのは少し残念だった。
一方の平岡選手は準決勝まで全て一本勝ちで決勝へ進出。準決勝では韓国の選手を相手に延長戦にもつれ込み、最後は場外際で連続して技をかけ、小内刈りが決まって一本となった。小内刈りをかけ始めたときは既に完全に場外だったようだけど、最初の技をかけたときに足が残っていたから有効だったのだろうか。
しかし、決勝では現在世界ランク1位であるウズベキスタンのソビロフ選手を相手に我慢の柔道になった。粘り強く好機を窺っていたが、最後まで攻めあぐねて、終了間際に技ありを取られてしまった。無念の準優勝。またしても優勝に手が届かなかった。
初日の日本勢は金メダル2個、銀メダル2個という成績だった。各階級2人の代表選手がいるというのはやはり大きい。ただ、日本人対決ではどちらを応援というわけでもなくなってイマイチ気持ちが入らないのが残念なところだ。昨年から、この点だけがどうしても慣れないなぁ。