現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

西口投手の完封勝利にしびれた!

2011年08月28日 | 埼玉西武ライオンズ
オリックスと新潟、大宮(共にホームゲーム)で対戦の後、西武ドームで日ハムとの3連戦だったこの一週間の埼玉西武ライオンズ。勝って負けての々で、5試合を3勝2敗と勝ち越した。涌井投手は今週も勝ち星付かず、8回2失点で味方の援護なしはさすがに厳しい。おかわり君の2試合連続、計3発のホームランも、出来ればエースが登板する日に見たいと思ってしまう。

そんなこんなありつつ、でもやっぱり今週の一番は今日の西口投手の完封勝利。実に6年ぶりの完封で、勝ち負けを抜きにしても5年ぶりの完投とのこと。

頭の中は完全に世界陸上だったけど、今日の試合はテレビを2画面表示にして横目で中継を見ていた。ただ漠然と眺めているだけでも、バッタバッタと打者を打ち取っていることは容易に理解できた。西口投手の好投にこたえるように、打線も1点をもぎ取った。原拓也選手の作った数少ないチャンスにナカジが犠牲フライで先制。いつもなら、たった1点のリードを心もとなく感じるけど、今日は1点で充分と思えるほどだった。

チームの状況は最下位から変わらずだけど、今日の一勝はホントに気持ちの良い勝利だった。
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世界陸上2011テグ 第2日

2011年08月28日 | 陸上
韓国のテグで行われている世界陸上。2日目のメインエベントは何といっても男子100m決勝。先んじて行われた準決勝で、注目選手が順当に決勝進出。勿論、ウサイン・ボルト選手も決勝へ。

そして最終競技として行われた男子100m決勝。そこでまさかの事態が!ボルト選手がフライングで失格。騒然とする中で行われたレースは、唖然としたまま終わってしまった。結局、金メダルはボルト選手の練習パートナーを務めているという同じジャマイカのブレイク選手だった。

さて、今日の日本勢は夜の決勝種目よりも日中の予選種目が注目だった。女子100m予選には福島選手が登場。スタート良し、中盤も持ち堪えて2位に入り着順での準決勝に進出した。女子100mでの準決勝進出は、世界陸上では初の快挙。決勝進出は難しいと思うけど、良い走りを期待したい。とりあえず、フライングはしないで欲しいな。

そして、男子400m予選には金丸選手が出場。過去の大会で期待をされながらも結果が出ていなかった金丸選手だったけど、4位に入って着順での準決勝進出となった。最後の100mが伸びず、5位の選手とは僅かな差しかなかったけど、準決勝進出という結果が出たことを喜びたい。何より、嬉しそうな、充実した表情でレース後のインタビューを受けている金丸選手を見ることが出来て良かった。金丸選手にとっても決勝進出は厳しいと思うけど、満足の行くレースをして欲しい。

それから、この競技には大会前から注目されていた両足義足の選手が出場していた。この選手、自己ベストも予選のタイムも金丸選手よりも良く、見事に準決勝へ進出した。義足のランナーと聞いて、失礼ながら勝手に世界で戦うにはまだ差があるという漠然とした考えがあったから、この結果には素直に驚いた。

ただ、選手紹介のコメントでは、結果が出ていることで反感を買っているという面もあると言っていた。それは義足部分が見ようによってはバネのような反発があるように見えるからだろうか。理由までは語られなかったけど、大きなハンデを背負っていることには違いがないわけだから、その力は認めるべきだと思う。

昨日、今日は深夜の柔道もありイマイチ集中出来なかった。そして明日からは平日。記事にするのは録画で見たときに、見た分だけ、興味がある分だけになりそうなので、あしからず。陸上は競技数が多くて、放送時間が長いのが難だよなぁ。
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世界柔道2011パリ 第五日

2011年08月28日 | 柔道
世界柔道5日目は、男子100kg級、100kg超級、女子78kg超級が行われた。
各階級への日本選手のエントリーは次の通り。

男子100kg級:穴井隆将選手、高木海帆選手
男子100kg超級:鈴木桂治選手、上川大樹選手
女子78kg超級:杉本美香選手、田知本愛選手

まずは男子100kg超級。全日本を制して世界大会での復活をかけた桂治選手。一、二回戦は一本勝ちするものの、三回戦では自分の形になかなか持って行けず、指導が技あり相当のポイントまで重ねられてしまう苦しい展開。それでも最後まで攻めの姿勢を見せていたが、終了間際にかけた技を返されて技あり。総合負けとなってしまった。

かつての栄光を知っているし、ここ数年の世界大会での苦しい姿も知っているからこそ、もう一度世界王者へという思いは見ている側としても大きかった。年齢的にはもう厳しいだろうか。でも、もう一人の代表選手も勝てない今の状況であれば、やはりもう一度桂治選手に、と期待してしまいそうだ。

次は男子100kg級。前回大会、地元の、そして前々回大会の金メダルなしという結果を受けての重圧の中、見事に金メダルを飾った穴井選手。この一年は各国の包囲網に苦しめられてきたというが、それでも世界ランク1位として、それに見合う戦いを期待したいところ。しかし、三回戦で相手の技をかわそうと不用意に体を返したところへ追い打ちをかけるかのように小外掛けを合わされて一本負け。動きに自信がないように見え、とても残念な敗戦だった。

高木選手、上川選手は共に初戦敗退だった模様。上川選手は前回大会の無差別級王者だけに、何だか情けない結果だなぁ。

最後は女子78kg超級。前回大会で同階級と無差別級の二冠に輝いた杉本選手はこの日が誕生日ということで、連覇達成で誕生祝いという展開を期待してしまう。さらに世界ランクでは杉本選手が3位、田知本愛(めぐみ)選手が1位ということで、複数メダルという期待も大きかった。

ところが、それを阻む情報あり。中国のトウブン選手がドーピング疑惑での出場停止から復帰していた。そのトウブン選手とは準々決勝で田知本選手が対戦。まるで暗示にでもかけられてるんじゃないかと思うようなトウブン選手ペースの展開で、あっという間に得意の立ち技から寝技に入られて一本負けを喫した。

そして、杉本選手は準決勝でもう一人の中国代表、シンセン選手と対戦。共に消極的でなかなか攻められない展開になり、技によるポイントがないまま延長戦へ。延長でも展開は変わらなかったが、僅かな隙をつかれて寝技に入られ一本負け。解説の塚田真希さんが何度も技をかけられたと言うように、決して勝てない試合ではなかっただけに悔しかった。3位決定戦に回った杉本選手の相手は、敗者復活戦を勝ち上がった田知本選手。銅メダルをかけた日本人対決は、杉本選手が指導によるポイントで優勢勝ちした。これほどまでに見ていて気持ちの入らない重苦しい日本人対決になろうとは思ってもみなかった。

そして、この階級の決勝は、トウブン選手とシンセン選手による中国対決の結果、トウブン選手が優勝を決めた。日本のロンドン五輪代表が杉本選手なのか、田知本選手なのか、はたまた他の誰かになるのかは分からないが、五輪を前にホントに嫌な選手が復帰してしまった。

ちなみに男子100kg超級では、地元フランスのリネール選手が4連覇を達成。フジテレビの放送の最後にやっている“今日のベスト一本”もリネール選手が優勝を決めた一本だった。ついにこのコーナーさえ日本人じゃなくなったか、と切なくなった。でも、確かに見事な一本だったから仕方ない。

最終日は団体戦。3日目以降金メダルがなく低調ムードだけど、最後は勝って終わって欲しい。
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