現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

世界柔道2011パリ 第三日

2011年08月26日 | 柔道
世界柔道3日目は、男子81kg級、女子63kg級が行われた。
各階級への日本選手のエントリーは次の通り。

男子81kg級:高松正裕選手、中井貴裕選手
女子63kg級:上野順恵選手、阿部香菜選手

まずは男子81kg級。前回大会銅メダルの高松選手には銅メダル以上の結果を期待したいところ。と思っていたのだが、昨日、2日目の試合を振り返りながら記事を書いていて、ネットをチラ見した段階で二人とも敗退とのこと。うーん、この階級は継続して世界で勝てる選手がなかなか出て来ないのが残念だ。

そして、女子63kg級。3連覇がかかっている上野選手は、この階級で絶対王者と言えるほどの実力を備えてきた。準々決勝、準決勝と延長戦へもつれ込む苦しい展開だったけど、それでもきっちり勝てる貫禄があると思えたのだが…。決勝戦は地元フランスのエマヌ選手を相手に終始攻めあぐねた。決勝も延長戦へ。

完全アウェイの空気の中、上野選手にのみ指導が入る厳しい展開だった。上野選手は指導が入った後、攻めてはいたけど、ポイントが奪える有効な技とは言えず。逆にエマヌ選手はかなり引き気味になっていたけど指導は入らず、勝負は旗判定に。延長戦終盤の上野選手が動きが評価されれば、旗判定も微妙かと思ったのは甘かった。エマヌ選手に3本が上がり、上野選手の3連覇はならなかった。

阿部選手は実家が震災被害に遭い、被災地のためにという強い気持ちを持って大会に臨んでいたそうだけど、一回戦で肘を脱臼するというアクシデントがあり、無念の負傷棄権となってしまった。実力を見せる間もなかったのが悔しいことだろうと思う。

3日目は銀メダル1つ。日本選手の戦いぶりもあまり奮わず、厳しい結果となった。
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