現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

ファンタスティック・フォー

2005年09月18日 | 映画
「腕が伸びる」「姿が消える」「体が燃える」「体全体が岩石」と忍同様、少年漫画的な面白さ満載の設定。

しかし、導入部から能力を得たことによる心境の変化は少し悲しい。特に岩石男・シングは姿そのものが岩石。これで元の姿にも戻れる能力だったら、この映画は単に「ファンタスティック」な話で終わってしまうのだろう。でも、元には戻れない。ヒューマン・トーチみたく、人気者になったことを喜んで過ごせるならどんなに楽か。姿が戻らないという意味では敵役のドゥームも同じか。でも、敵だしなぁ。

アメコミ独特と言うべきか、悲哀の篭ったシーンも含め全体がコミカルに描かれているので楽しんで観れた。やや子供向けという印象だったのが少し残念。
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