現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

おくりびと

2008年10月12日 | 映画
ひょんなことから納棺師になった元チェロ奏者の話。

納棺師というなかなか馴染みのない職業を、決して説明臭くなく、しかもユーモアを交えながら丁寧に描いている。全編通して響くチェロの音色が切なくも優しい雰囲気を醸し出していて、とても心地良かった。

故人の尊厳を守りながら行う納棺の儀の作法には感心させられたし、遺体と、死と向き合いながら、その作法を真摯に行う主人公の姿に心を打たれた。
また、納棺という人の死と向き合う仕事を映しながら、一方で生と死を人だけでなく、“食”を通して映し出しているのが印象的だった。

主人公の新人納棺師に本木雅弘、その奥さんに広末涼子というキャスティングは、少し年の差があり過ぎるんじゃないかと思った。でも、久しぶりに見た広末涼子は、夫の仕事に嫌悪感を抱きながらも、仕事と向き合う夫の姿を見て少しずつ認めるようになる奥さんを好演していて、違和感を覚えなかった。

決してエンターテインメント性の高い作品ではないけど、生と死というものがしっかりと、かつ重過ぎずに描かれていて、観易い作品だと感じた。

… …

(追記)
主人公の父親役で出演されていた峰岸徹さんが逝去されたそうです。
ご冥福をお祈り致します。
(2008年10月13日)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北斗の拳 ケンシロウ伝 ZERO

2008年10月11日 | 映画
真救世主伝説と銘打ったシリーズもこれで完結。

ZEROと題したケンシロウ伝は、シンにユリアを奪われたケンシロウが北斗神拳の伝承者として、救世主としての宿命に目覚めるまでを描いている。

完全オリジナルストーリーであるため、舞台の設定やキャラクターのカッコにやや違和感を持ってしまう。コンピュータで制御されたシステムや、近未来的な戦闘服など。核戦争後、僅かに残った文明の名残と言えなくもないけど、北斗の拳という作品にはアンマッチだった。

それらの違和感に引っ張られて、どこかいまいち納得出来ない感じがしてしまったが、作品として描きたいことはテーマに沿っていて納得。また、ケンシロウを導く人物に、シンの師匠を持ってくるあたりは上手いなぁと思った。

映画としてのラストは、生半可な優しさでは救世主足りえぬという本質を示すかのように、あまりに残酷な感じがしてちょっと後味が悪かった。しかし、クライマックスのケンシロウが宿命に目覚めて闘い始めるシーンは良かった。

ケンシロウ覚醒の瞬間、遠く離れた空の下、何かを感じたように描かれたラオウ、トキ、サウザーのカットもにくい演出。これをきっかけに、ラオウはトキをカサンドラへ幽閉するに至ったのだろうか。などと想像してしまう。

全体的にいまいちな感じが強く残ってしまったのは、エンディング後の映像が余分だったからかも。前半は確かに違和感ばかりでガッカリしていたけど、クライマックスからエンディングまではそれなりに見応えがあっただけに、エンディング後の中途半端な映像は不要だったと思う。

映画を観終ってからパンフを見て、違和感のあったカッコのキャラクターが「昆虫男」と書かれていて、何だか苦笑い。もうちょっと北斗らしいカッコと名前にして欲しかったなぁ

… …

参考までに過去記事のLINKを。

第1弾「ラオウ伝 殉愛の章」(劇場版)
第2弾「ユリア伝」(OVA)
第3弾「ラオウ伝 激闘の章」(劇場版)
第4弾「トキ伝」(OVA)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

に、肉…

2008年10月10日 | テレビ・CM
番組改編で金曜日に移動したVVV6。普段はあまり見ない番組だけど、今日のテーマがカルビだったので、何となく見ていた。

見るからにトロけそうな肉に、生唾がじわじわ。

美味しそう~~!!
でも、やっぱ高いな…
こんな高いお肉の焼肉屋に一度行ってみたい
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名探偵コナン 世紀末の魔術師(テレビ)

2008年10月09日 | 映画(テレビ/DVD)
先週の月曜日に放送した名探偵コナン劇場版第3作「世紀末の魔術師」を録画して見た。

事件の謎解きというよりは、暗号の解読が大きなポイントなっている。その中で、コナン=新一と蘭の関係というポイントもしっかりしていて、キッドも絡んでくるラストは、やや説明臭い感じもするけど、上手く締められている気がする。(その後のオチも含めてネ)

ここ数年、秋の特別番組の期間に合わせて、過去の劇場版を放送しているので嬉しい。特番で本放送が1ヶ月近く中断されてしまうからネ。
昨年、「瞳の中の暗殺者」の放送のときも書いたけど、コナンの初期の劇場版は個人的に好きな作品が多いので、今回の再放送は特に嬉しかった。

唯一ガッカリなのは、本編の映像を提供バックに使われてしまっているところ
テレビだからある程度仕方ないけど、何とかならないもんかなぁ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笑って憂さ晴らし

2008年10月08日 | テレビ・CM
今日はレッドカーペットの3時間スペシャルだった。

とはいえ、見たのは9時頃から。録画してあるから、最初の1時間はまたあとで見よう。

いやぁ、笑った。レッドカーペットの放送が久しぶりだったこともあるし、この番組以外はあまりお笑い番組を見ないので、お笑い番組自体が久しぶりだった。

個人的に一番大笑いしたのは、カムバックで出てきたナイツのドラゴンボール紹介。司会の今ちゃんも大ウケしていたけど、私も「ライバルのクソソソ」と言った瞬間に腹がよじれそうなほど大笑いした。おかげで、そのあとの1フレーズ聞き逃してしまったほど。

あと、ノンスモーキンのジャンケン大王が出てきたのが嬉しかった。以前、出演したのが北京五輪期間の放送で、1回見てすぐ消してしまったから、もう1回見たいと思っていた。あのいつ終わるのか分からないジャンケンの掛け声をもう1回見られて良かった。前より洗練されたネタになってたなぁ。

… …

いつもは体調不良による腹痛や、イライラでキリキリする胃痛に悩まされているけど、今日は笑い過ぎで腹が痛い

でも、思いっきり笑って気分はスッキリ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アニメ・ブリーチの“大人の事情”

2008年10月07日 | 漫画・アニメ
先週、Dグレの最終回の話をちょこっと記事にした。
そのDグレの時間にブリーチが今週から移って来た。

移動して初回の今日は、4月から始まったオリジナルストーリーの最終話。結局、山じいに対する天貝の恨みは、真実を知らぬがゆえの逆恨みだったとさ。めでたし、めでたし。

原作に沿った本編を突然ぶった切って始まったオリジナルが終わり、来週からはまた突然本編の続きが始まる。

それにしても…。このムチャクチャな構成を、

「大人の事情」(※)
と言い切る度胸は相当だと思う

テレ東に苦情とか来なかったのかしら?

(※)
言うまでもなく、アニメの本編が原作に追いつきそうになったため。破面(アランカル)編に入ってから、話の切れ間に数話のオリジナルストーリーを入れたりと調整していたが、それでも苦しくなったための措置と思われる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぐたー。

2008年10月06日 | ゆる
一向に調子が上向かない。
先週、やや上向きかもと思ったけど、週末に向けて下降していた。

水面下。
顔を出しては潜り、また顔を出すタイミングを窺う。

ここらで少し息抜きしないとなぁ。
と、月曜に言うバカ

調子が乗らないからこそのグッスリ寝太郎週末だったわけだが、それでは息を抜けるわけもないのネ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界柔道団体戦2008

2008年10月05日 | 柔道
かなり集中力を欠いた状態でテレビ観戦を始めた。

男子の3位決定戦と女子の決勝戦以外は、飛び飛びの放送だったため、気合を入れ過ぎていたらコケてしまうところだったので、ちょうど良かったような気がする。

元々この団体戦が行われることすら知らず、最近のCMで見てようやく知ったくらいだった。そのCMでメインキャラクターになっていた北京五輪男子100kg超級金メダリストの石井慧選手は、怪我の影響で最後まで出場しなかった。

日本男子チームは、北京での低調ぶりを再現するかのように、3位決定戦でロシアに敗北して、5位に終わった。ただ、3位決定戦の大将戦となった81kg級で負けたのは、1階級下の選手が出場していたので、仕方なかったと思う。やはり棟田選手が勝てなかったことや、勝利の目前まで迫っていた江種選手が逆転一本負けを喫したのが大きかった。

女子の決勝戦はフランスとの対戦だった。3勝1敗で優勝がかかった第5試合に谷本歩実選手が登場するあたり、彼女の持つスター性というものが垣間見れた気がした。腰の状態が思わしくないとのことで、結果は引き分けと優勝を決められなかったのは残念。しかし、次の第6試合で國原選手が勝利して日本が優勝。日本女子の層の厚さを示す最高の結果だった。

そういえば、2年前の世界団体戦も、間近になって放送を知って、慌てて録画しておいて見たという感じだった。どうも柔道と団体戦というのが私の中でいまいち結びつかないらしい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かーめーはーめー波っ!!(ROOKIESを見ながら)

2008年10月04日 | ゆる
久しぶりにまとまった時間、ゲームをしていた。もちろん、ドラゴンボールDS。ヤムチャに勝ったところですっかり放置していた。

今日は一気にフライパン山のエピソードをクリア。やっとこさ「かめはめ波」を覚えることが出来た。取説読んで、難しそうと思っていたけどそうでもなかった。だいぶタッチペンの操作にも慣れてきたみたい。まあ、戦闘シーンで使えるかどうかは別だけども。

… …

ホントはゲームをやるつもりはなく、ゆっくりルーキーズSPを見る予定だった。実は、今日の放送がダイジェストだと思ってなくて、1時間も過ぎた頃、ようやく「このペースじゃずっとダイジェストだな」と気付き、ゲームを始めたというわけ

今日のダイジェストでは、追加カットとして、新入生の赤星の存在と、因縁の相手である川上投手のいる笹崎との対決を促していた。

連ドラ最終回で、秋にドラマSP放送と映画化が発表されたときは、「秋のSPで赤星の加入と笹崎のくだりをドラマ化して、来春の映画はオリジナルストーリーか?」と、結構思い切った予想を立てていたけど、さすがに思い切り過ぎだったみたい

まあ、笹崎戦の話は映画化しても充分なくらいの内容だから、映画として観るのは面白いかも。ゆっくりと映画を待つことにしよう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漫画の選び方

2008年10月03日 | 漫画・アニメ
今日はジャンプコミックスの発売日。仕事帰りに本屋へ寄り、買いたい漫画を2、3冊手にとって目を凝らす。汚れ&立ち読み防止のビニールに隠れた、梱包時の紐の跡がないかどうかを見極めるため。

いつもなら、それで上手く選べるのだが、今日はしくじってしまった。HUNTER×HUNTERの26巻に紐の跡が。素直に一番手前にあるのを買えば良かった。

いつも思うことだけど、紐で縛ったら跡が付くと分かっているのに、何故紐で縛るという梱包方法なんだろうか。まあ、一番大きいのはコストなんだろうけども

… …

そういえば、HUNTER×HUNTERは来週からまた連載が再開するようだ。正直、待ちくたびれた

来週の予告には“短期”とか“10週連続”といった言葉はなく、“連載再開”と書かれていたけど、本格的に再開するってことなのだろうか?まあ、どっちでもイイか。今はコミックス買うのも惰性みたいなもんだし
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする