臨時議会開いたのに、専決処分って？？

今日は10時から臨時議会でした。

新型コロナウイルス感染症対策緊急アクションプランのための条例改正や補正予算が議案でした。（事業を行うにあたって条例改正が必要なものがあったため）

1．市民生活への支援
（１）子育て世帯に臨時特別給付金1万円を実施　5.0億円
　　　＊国庫補助10割
（２）ひとり親世帯（児童扶養手当受給世帯）に5万円を支給　0.9億円
（３）未就学児の給食費を3月まで無償化　5.7億円
（４）小学生の給食費を3月まで無償化、中学生は半額に　9.3億円
（５）国民健康保険・後期高齢者医療制度加入者に傷病手当金を支給　300万円
　　＊府補助10割
２．事業活動への支援
（１）中小企業・個人事業主に休業要請支援金を支給　5.5億円
　　＊府・市が1/2ずつ負担
（２）府制度融資の信用保証料を補助　1.2億円
（３）飲食店のデリバリーの取組を支援　0.4億円
＊以外は市独自の事業

今回の臨時議会は感染予防、感染拡大予防のために議場に入る議員の数を絞るため、
開会時と採決時以外は、36人中21人だけ残り、15人は退席することになっており
その15人の中にいけぶちも入っていました。

なので、議案質疑は、同じ会派の五十川さんにお願いし、
討論の意見は、同じく会派の馬場さんにお願いしました。

議案は28日の議運の後に正式に配布され、29日の休みを挟んで今日の質疑でしたので、
答弁調整をする時間はほとんどありません。
すでに今回の臨時議会では21日に発表された緊急対策アクションプランの議案が出てくると聞いていましたので、
そのあと、担当所管に疑問に思うことなど問い合わせており
その答えをもとに質疑を組み立て、答弁をしてもらいました。

いつもの一般質問とは違い、議案質疑しかできませんので
提案、要望については討論の場で発言しようということで
会派で意見を出し合って、討論の意見にまとめてもらいました。

質疑・答弁、討論は後日議事録としてアップされます。

さて、専決処分について、国の10割補助で市町村が主体となって一人10万円を世帯単位で給付する特別定額給付金の予算については、正式には今日の国会参議院でも可決され決まりました。

その可決を待って臨時議会で提案される自治体もあるようですし
また、総務省から国予算の成立の時期にかかわらず迅速に準備、手続するようにしてほしいという事務連絡がありましたので
それをもとに、すでに臨時議会で可決した自治体もあります。

吹田市の場合、今日、臨時議会を開催しましたが、提案の中に入っておらず
おそらく明日付で市長専決処分となるようです。

臨時議会を明日に開いておけば議会議決できましたし
国会での成立を待たずに議決しようと思えば今日の臨時議会でもできましたが
いずれもせず、専決処分。
これって、どうなの？って思います。

次の定例議会で専決処分の報告が議案として出てきますので
そこで意見を言うしかないかな、と思っているところです。

写真は今朝、お洗濯を干すときに撮ったベランダのお花たちです。
しんどい時でも気持ち和らぎます。








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