寝ても覚めても

突然ゴルフに熱中しだした小児科医の日記

アプローチのレッスン

2010年12月11日 | 寝ても覚めてもゴルフ編
今日は久々のレッスンをYプロに受ける。
もちろん主題はアプローチ。

アイアンは調子よい。最近、左腰を浮かさずに、回して打つことがようやくわかりかけてきて、うまく打てたときには自分でも納得の球筋で打てる。しかし、ドライバーはまだまだ、確率が低い。

木曜日のラウンドでは前半4個のパーを取って43、後半3個のパーを取って55で、後半崩れた原因はアプローチでミスして大きくスコアーを崩してしまったことにある。4番ミドルはグリーンに近づいた残り25ヤードのアプローチを最初トップしてOB、打ち直しは同じくトップして奥のバンカー、そこから3打かかって9。そのうちアプローチになると体が金縛りみたいになってきて、8番ショートは1打でグリーン傍まで行って残り10ヤードをトップして大グリーンオーバー。そこからのアプローチを3回ザックリして4回目にやっとパターでグリーンオン。2パットで8! その他小さいものを入れればきりがないほど。目も当てられない。手が動かなかったり、動きすぎたり、制御不能の窮地に陥ってしまった。キャディーさんにも「普通のショットの時と違って、体が固まってますよ」と言われる。なんとしてもアプローチを改善しなければいけない。

ラウンドの後、一緒にまわったY師匠やIさんに再びアプローチを教えてもらう。Iさん曰く、「右手首の角度を崩さないように振るのが大切。」師匠曰く「手首を使わずに肩でふる。」「ゆっくり振ること。」

レッスンの前に、いろいろショットをしてみるがアイアン、ドライバーはまずまず。木曜日にいろいろ言われたことを思い出してアプローチも練習する。しかし、人工芝の上ではたとえ少しダフっても滑ってボールはそこそこ飛んでくれるから、あまり極端に悪いショットは出ない。プロが来てから、前回のラウンドの内容を伝えて、アプローチの練習をお願いする。

まず、「手首を固めて両脇をしっかり締めて、体の回転で打つこと」と言われる。次に頭の位置をボールの後ろ、上、前に置いて打ってみる。どうも私は頭を後ろに置いてアッパーに振る癖があるらしく、ボールを右足前に置いて体を左に傾けて頭をボールより左に置いて打つように言われる。これなら確かにダウンブローに打てる。ボールを見る視界が全変わってしまう。このまま手首を固めて体を回して打つと、確実に打てる。慣れるとボールが両足の真ん中にあっても、少し左寄りにあっても打てる。

考えてみたら、調子の良いときはかなりアプローチに練習時間を割いていたが、忙しくなってほとんどアプローチに練習をしていなかった。これからはもう少しアプローチを練習しないといけない。

唯一良くなったのはパッティング。師匠にアプローチは手首を使わずにと言われたので、試しにパットの時もそれで打ってみるとボールが狙った所へ転がる。木曜日のラウンドでも28パットと最近になく良かった。

一つ良くなれば、一つ不調になる。ゴルフは難し、ゴルフは楽し。





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アプローチイップス

2010年12月02日 | 寝ても覚めてもゴルフ編
このところスコアーが良くない。

ショット、パットは、良くはないが、それほど悪くもない。

一番問題なのは、アプローチ。それもグリーンに近づくにつれて悪くなる。秋になって芝が薄くなるに従って、どういう訳か、打つ前になると緊張が高まってきて、そのうち一番簡単なランニングアプローチでも手首が知らない間に動いて、全く変な強さの球が出たり、トップしたり、ザックリしたりする。

以前なら、グリーン回りから寄せて1パットのパーも時には取れたが、今は夢のまた夢。せっかくナイスショットが続いて、グリーン回りまで行っても、グリーン回りからのアプローチが残ると「あー、もうダメ」の気分になる。そうするとますます緊張が高まって打てなくなる。

ひどいときはザックリの後、トップしてグリーンの向こう側、そこからまたザックリと泣きたくなるような失敗の連続もある。

ところが、最近ちょっと改善の兆しが出てきた。

先週ラウンドをご一緒させていただいたメンバーのYさんに「そういうときは手首を使わずに肩で打つんです。少しぐらいトップしても、ダフッてもいいから。」と言われて、ラウンドの時にやってみたがなかなかうまくいかなかった。言葉を頭で理解してそれを動作に移そうとするとうまくいかなかったが、帰宅してからその時のYさんの体の動きを思い出して、庭先でボールを打ってみると、なんとうまくいく!

しかも思わぬ効用もあって、パターがこの打ち方で実にスムースに打てることもわかった。

昨夜、Yさんに「ちょっとY流アプローチができるようになってきました。肩で打つ! まだ時々ミスしますが、イップスから脱出する光が見えてきました。感謝!」とメールを送ると、今朝「私も昔はずいぶん苦労しました。イップスは手首の動きによるものが大きく影響しているみたいです。小さい動きは肩で打つというのは教科書通りみたいですよ。次回を楽しみにしています。」の返事をもらった。

もう少しこのアプローチをしっかり自分のものにしたい。

しかし、イップス(今の状態をそう呼んでも良いのかどうかわからないが)というのは不思議なものだ。打つ前から成功する気が全く起こらず、緊張ばかり高まり、手が勝手にサッと動いてしまう。以前はグリーン回りからのアプローチは52度のウェッジで得意な方だったのに。

もう一つ、これは職業柄かもしれないが、今回の少し回復した過程が不思議に思われる。自分の動作を、言葉で理解して治そうとしてもなかなか治りにくいが、人の動作を頭に視覚的に取り入れて、その物まねをすることによって、比較的簡単に動作として復元できる事に気がついた。

脳というのは不思議なものだ。
コメント (2)
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