小学生の頃は、まだ戦後の空気が色濃く残っていました。小学生が読むような漫画雑誌の記事内容は第二次大戦のことが多く載っていて、夢中になり読んだものでした。日本の戦闘機とアメリカの戦闘機の性能の違いや、エピソード満載。そんな子供時代を過ごした私は、当然戦闘機、戦艦の名称、装備武器内容など一生懸命知識を詰め込むことになり、友達同士の間で自慢でした。中学生になる頃には、神風特攻隊の方、人間魚雷”回天”に搭乗してお国のために死んでいった方々の直前の手記など、本屋さんで夢中になって立ち読みしておりました(その手の本は当時高額で買えまえんでした)。このことは青春時代の死生観にも影響したように思います。当時若い人たちがお国の為とはいえ凄い精神力を持ち、覚悟した気持ちには敬服し、どんな難題でも当時の人達のおかれた状況に比べれば、なんてことはないと、気持ちの切り替えができた経験を多く持ちます。上の写真の本、本棚から探しました。
昨夜再放送ですが零戦に関する特番を放映しておりました。零戦の英雄だった撃墜王阪井三郎さんの手記を数年前に読んだことがあったことを思い出しました。職業作家でないがゆえの、生々しい空中戦の模様が3Dで眼に浮かぶように書かれています。(一番下の画像は戦争末期のラバウル航空隊の映像です。真ん中の写真は現存する飛べる唯一の零戦。)
忘れてはいけない歴史の真実の一つですね。忠義と理不尽が混在した時代です。今日の日本の平和は、其の当時の人達の血の努力があればこそです。今日の基盤を築いた現在お年寄りの人達にもっとやさしい国であってほしいです。
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