肖像画家の四方山話、よしだあきみつのブログへようこそ!
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内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞受賞!
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2013年第60回全日肖像展(東京都美術館)「文部科学大臣賞」受賞作
新型コロナウイルス感染拡大のため今年の”第67回全日肖展”は中止となりました。
「緊急事態宣言」全面解除となりました。
「吉田肖像画教室」の再開は今しばらくお待ちください。
再開については、皆様の安全を考慮し今しばらく状況を見ていきたいと思います。ご理解の程よろしくお願いいたします。
昨夜のNHKの番組で”森鴎外”のことを取り上げていました。遅い時間帯でしたが、テーマが意外で珍しく食入るように見ておりました。昔々、私が30歳代のある日のこと仕事の成り行きで、文豪森鴎外の長女作家森茉莉さん(当時82,3歳だったかもしれません)とお会いしたことがありました。当時お住まいの世田谷区経堂のご自宅にお伺いしたのですが、物腰の柔らかいご老婆という印象が強く、森鴎外の長女であることなど知る由もありません。その後お話の中で、森鴎外が父親である事実を知ることになります。誰もが知る文豪の名前が飛び出したことは驚きでした。私には気を許されたのか、ご家族のことのお話になると凛とした姿勢になり、饒舌に父である森鴎外のこともいろいろお話をお聴きすることになりました。お身体のご様子から大分お弱わりになっていることが理解でき、心配されてか壁には緊急時の連絡先がメモされた張り紙がありました。記載されたご子息のお名前が森でなかったことで、離婚されていることも理解できました。ご本人もそのようにおっしゃっていました。子供のような無邪気さも感じるお人柄で、どのような人生を過ごされてきたのか大変興味を持つことになりました。その数年後お亡くなりになったことをニュースで知ることに。人生の中でも記憶に残る出来事でした。
森鴎外と言えば文豪という印象しかなかったのですが、番組では意外な一面を取り上げていました。日露戦争という時代背景の中での話です。今のコロナ時代という事と比べるわけにはいきませんが、当時今では聞くことのない”脚気”で日本人数万人が無くなったという事実。森鴎外(森倫太郎)が当時陸軍軍医総監であったという側面。森鴎外は当時大問題だった脚気の原因は感染症であると主張し続け、陸軍の食事内容を改善することがなく、戦死者数よりも多い脚気による数万人の死者を出したという事が言われています。事実を見ようとせず、細菌説を覆すことがなかったことはエリート意識が招いたものではとのご意見も。意外な事実でしたね。今ではビタミン不足が原因という事が分かり、今では脚気という言葉も遠い過去のことのようになりました。医療ミスともいえる内容で森鴎外は生涯過ちを認めることがなかったそうです。文学者として功を成し遂げましたが、医学者としては罪深いものが。文豪の印象が強いだけに、以外と知りませんでした。
『ウィキペディア(Wikipedia)』で森茉莉さんを検索すると下記のような記述がありました。
「子どもがそのまま大きくなったような人」と評された茉莉の生活能力の無さは自他共に認めたところだったが、唯一料理だけはかなりの腕前と自負していた(実際に茉莉の料理を口にした人は多くがその味を褒めている)。作るだけでなく食べることも大好きで、小説で好んで食事のシーンを書いたほか、エッセイで得意料理の拵え方やお気に入りの食べ物についての記述箇所が多くある。後年、森茉莉を愛する人々の手によって、エッセイから食べ物に関する文章を抜き出した選集や、茉莉の作った料理を再現した本が出版された。
午後は気分転換を兼ねちょっとだけドライブ
予定していた参議院での肖像画掲式も延期となっています。
第31代参議院議長肖像画(F50号)2020年2月27日参議院納品済。
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BS日経おとなのOFFでアトリエが紹介されています。
2018年”第65回記念展特別記念大賞”を受賞することができました。
昨年の第65回記念全日肖展の作品をご覧いただけます。
依頼作品例
叙勲の肖像画は吉田肖像美術へ
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吉田肖像画塾(肖像画研究会)は少人数制でご指導しており、 全国・都内でも数少ない”肖像画に特化”した研究会です。 将来の肖像画家を目指せるように、実践に沿った指導を心がけています。肖像画にご興味のある方、油絵は初めてという方でも大丈夫です。ご自身で驚くほどの上達をお約束いたします。
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