肖像画家の四方山話、よしだあきみつのブログへようこそ!
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内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞受賞!
はじめましてこんな私がお描きしております 画像をクリック
2013年第60回全日肖像展(東京都美術館)「文部科学大臣賞」受賞作
新型コロナウイルス感染拡大のため今年の”第67回全日肖展”は中止となりました。
「肖像画教室」は緊急事態宣言解除までお休みいたします
5月31日まで緊急事態宣言外出自粛延長
癒し業在宅勤務でMAYも外出自粛中ニャ~
全日本肖像美術協会始まって以来の中止劇ですが、これは平等に与えられた試練とも言えます。この時期いろいろ考える時間かもしれません。振り返れば、全日本肖像美術協会主催第50回全日肖展に初出品から、コロナ禍による今回中止せざる得なかった第67回展に至る経過を振り返ることも、この時期良いかもしれません。初期の会員数も現在の倍以上のものでした。強豪揃いの先生方の中に飛び込む覚悟を持ち、当時自分の人生の転機と相まって無我夢中で取り組んだものでした。この当時の取り組みがなければ評価されるどころか、この業界には居場所がなかったように思います。新人賞は必須の目標と捉えたものの、傾向と対策云々どころではなかったように思います。頼るものが皆無だったことで、自分の感性を信じるしかなかったのです。私の絵に対する興味好奇心は古典派画家の画集から受けた数々の衝撃が根っこにあるようです。生まれ育った新潟、雪国のことですから、冬は外で遊べません。昼休み時間は図書館へ行くのが楽しみだったようですね。ワクワクしながら重たい画集を開いたものです。優美さに圧倒されたものの、どうしたらこのように描けるのか皆目見当がつきませんでした。当時小学生でしたから、油絵の具などという画材や使い方の意味さへ分からなかったのです。話は戻り、今までの職業からの転換期、肖像画展では新人賞は肖像画家として生きていく上での絶対条件であり、肖像画家の登竜門。第50回展では意気込んだものの新人賞が取れませんでした。悔しさもあり、意気込んだ分の落胆も大きかったのですが、このことから業界全体像に目を向けることになります。賞を逃したことが結果的には将来に向け良いほうに作用したようです。
翌年第51回展で新人賞を頂くことができました。この勢いを止めてはならないと、次の第52回展が待ちきれないものでした。気持ちの余裕がなかったのですが、かすかに方向性が見えたような感覚でした。52回展では奨励賞。この頃から肖像画の依頼がネット環境から徐々に入り始めたようです。第53回展で参議院議長賞を受賞。気分は肖像画家へまっしぐら、仕事として成り立っての画家業ですから、安易な自己満足的発信は無意味なものと捉えていたことは、画家業基準として自身を追い込む大きな材料でした。参議院議長賞の効果は大きかったようで、依頼元として、到底生涯縁がなさそうな公共機関や、著名人といったところから入り始めました。いざ次なる目標は文部科学大臣賞と気持ちが高揚したのか、足元が浮き上がったようです。傾向と対策に夢中になったものの第54回展では目標としていた文部科学大臣賞はおろか、佳作止まり。佳作も素晴らしい賞なのですが、仕事として安定させるには最終目標は当然”内閣総理大臣賞”。その前段となる文部科学大臣賞は必要条件。この後は苦難の時代に入ります。肖像画作品以前の人として大切なもの、コミュニケーションの取り方も重要な要素であるとしみじみ感じることになります。郷に入れば郷に従えでしょうか。周囲を見ず、粋がっていた自分が大いに反省することとなりました。よくよく考えれば一番大切なものです。その後後援会賞や、努力賞を受賞するものの、最終目標の”内閣総理大臣賞”には届かず。いろいろ協会の方々や先輩先生から学ぶ事も多く、周囲への気配りが自然にできるようになったようです。人はひとりでは何もできない生き物ですね。第59回展で”内閣総理大臣賞”を受賞することができました。実際受賞してみると、違った素晴らしい景色が見えるどころか、更なる現実の世界の厳しさが見えてきたものです。次の第60回展では文部科学大臣賞受賞、第61回展では衆議院議長賞受賞と堰を切ったように積もったものを出し切り、協会からは評価して頂きました。
これまでの苦労はしっかり糧となっていくことになります。肖像画家業で生きていく気概があるのであれば最高賞を目指してほしいものです。手が届きそうな立ち位置にある方は沢山いらっしゃいます。ほどほどの自己満足や妥協はいけません。取り組む以上勝ち取ってほしいと思います。今回コロナ禍で第67回展が中止になりましたが、これは絶好にチャンスが巡ってきたと捉え、しっかりしたこれ以上ない自身最高傑作作品を生み出してほしいと思います。本当の意味の肖像画家をめざし頑張ってほしいです。
肖像画協会では今回の中止事態において、会員の皆様に向けて、励ましとなる対策をいろいろ思案されておりました。特に編集部長、会計部長、総務部長の計らいから会員の皆様に向け具体的な合意がなされたようです。総裁、会長の了承のもと近々具体的に示されるようです。
コロナ禍の影響で私の次なる目標に向けたビジョンに若干支障が出ていますが、これをプラスに捉えて、じっくり取り組む機会を与えて頂いたのだと意気込んでいます。数年後の私なりの有り様を目指して、貴重な人生の時間を有意義に、しっかり取り組んでいきたいと思います。
日本人特有の傾向としてステレオタイプというものがあるようです。現代社会に生きている我々には多かれ少なかれ社会集団に対する画一的な偏見のようなもの、ひとくくり的なイメージをもっているものです。絵の世界では、やはりどこどこ美術大学卒業といった肩書が、何より優先するものと思います。それに従うかのように全面的にアピールすることをもあれば、周囲のスティークホルダーとして活用される場合もあります。当然のことのように商機を呼び込む材料となるものです。有名美術大学卒業だからしっかり基本を学んでいるはず、その人が描く絵は素晴らしいと一般人はイメージするものです。それなりの才能があり努力をされた証となるもので、人々は素直に受け入れることになります。美術大学を卒業された方は周囲にも沢山おられます。私が主宰する教室にも何名か受講されております。絵の世界で活躍されている方の中には、元々美術系学校で学んだことがない方もおられます。俗に言われる正式に絵の勉強をされた方々の、現実社会での活躍率の低さも現実でしょうか。美術系の学校で学ぶ経験がないことが幸いすることも現実稀ですがあるようです。本当に稀といっても良いでしょう。才能を花開かせるための環境やイメージ作りをご本人、作家自身が構築されているからでしょうか。この過程は絵の技術以上に人を成長させるもののようです。身近で考えれば美術団体における自身のポジションの構築、作品に向けた取り組み姿勢、目標意識など様々なものが当てはまるようです。
国会賞といわれる、内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞、衆参議長賞は初めに記したステレオタイプに大きく反映するものとなります。つまり作家の大きな看板となるものでしょうか。賞は自体は名誉的なものかもしれませんが、それを活用できるこのことに意味が発生します。商機の初歩と言える、人々に信頼を与える手段を手にすることになります。このことから賞に執着する姿勢は大いに評価されるべきものと思います。所属する美術団体では肖像画家を目指す方に大きく門扉を開いております。私自身、過去に美術系学校には縁がなかったものの、これはこれで皮肉にも幸いした感もあります。年齢的なことで人生経験も加わり、商材として成り立つ条件がそろったかのように思えたからです。もし正式と言われる環境で美術を勉強していたら路線は遥かに違ったものとなったことでしょう。想像できることは絵とは関係のない仕事についていたと思います。感謝すべきことは、所属する団体から多くを学ばさせて頂くことができたことです。まさに実践編での学びとなりました。今後は補えるものは可能な限り補おうと、俗に言われる”正式に絵を学んだ”と言われる環境に向け、現在取り組んでおります。意味があるかどうかといわれれば、自身が納得するかどうかという事になりますね。
予定していた参議院での肖像画掲額式も延期となっています。
第31代参議院議長肖像画(F50号)2020年2月27日参議院納品済。
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BS日経おとなのOFFでアトリエが紹介されています。
2018年”第65回記念展特別記念大賞”を受賞することができました。
昨年の第65回記念全日肖展の作品をご覧いただけます。
http://www.zennissyo.com/
依頼作品例
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吉田肖像画塾(肖像画研究会)は少人数制でご指導しており、 全国・都内でも数少ない”肖像画に特化”した研究会です。 将来の肖像画家を目指せるように、実践に沿った指導を心がけています。肖像画にご興味のある方、油絵は初めてという方でも大丈夫です。ご自身で驚くほどの上達をお約束いたします。
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