食ったら即、脂肪。

大食い。太りやすい。
日々のこと。

よだれのような危険な香り

2006-04-24 03:19:11 | 日記
 自分がめんどくさがりだな~て思うのは、最近のフライパン料理は全部揚げ物。

2センチぐらいにはった油を何日にも渡って使っている。

食べてるのはほとんどフライド・チキンもどきみたいなもの。

からあげができるたびにフライパンの油を鶏が吸い取っていくので後10回ぐらい作れば油が、なくなるんじゃないかと思ったけど、それじゃただの焼き鳥になっちゃう。

とりにくをかってきて包丁で切れ目をいれ、塩、あらびきコショウ、レモン汁、酒をかけ、片栗粉をまぶして、フライパンにダイブしてもらう。

勢いよく鶏から空気が逃げているのみるとまだ生きてるんじゃないかと思う。

出来上がりの料理が一番、新鮮だとすれば、僕達は生まれ変わりに何度も立会い、そして、殺して生き返らせまた殺しているんだ。

残したらもったいない。電子レンジでチンしたものはあったかく出来たてみたいに思えるけど、自分達と同じ温度のものを食べたいのかな。

1回死んだ鶏をもう一回、地獄だか天国だかの門をくぐらせてもらって悪いのだが、こっちもがんばって生きるから、いただくよ。

自分がケンタッキーだのカニだのを好きなのは、むしゃぶりつけるからだろう。

格闘している感じ。

食べているときぐらいもっと動物になっていいと思うんだけどね。(もっと真剣に食べるという意味で)

残念ながらここ3日連続で食べている鶏のから揚げは骨ナシ。

なんとも歯ごたえがない。

きっと昔は食べ終わった骨をしゃぶったりかじったりすることで歯との摩擦で歯磨き代わりに、そして丈夫な歯が作られていたんだろうね。

おいしいものもよくかんで食べないと唾液が出てこなくて消化できない。

これじゃあ幸せも噛み締められないよ。