2011.11.26(土)
いよいよ、伊予の国に入りますよ
足を踏みいれると
純友城址の石柱が見えました
行ってみたいんですが、宿毛湾が一望できるようですし
しか~し、例え700mでも往復していたら20分はロスですね
どうやらあの承平の乱の首領
藤原純友の山城址のようです、行きたい、されど先に進まねば
あきらめましょう
12:20 それでは
いよいよ
伊予路の旅へと向かいましょう
標高300mの頂上から緩やかに下り始めます
お腹が空きすぎですので歩きながらアンパンをぱくついて行きましょう
なんだか伊予(愛媛県)に入った途端に道が整備されています
県民性でしょうか?財政でしょうか?
幅員も広くなり防護の手摺も付いてます
土佐の修行の道場から伊予の菩提の道場へと実感します
アンパンを食べ終えてお茶を飲みながら下って行きます
標高100mの地点まで下って松尾峠も終了です
こちらにも沢山の杖が置かれています
ワタシには先程手にスッと馴染んだ竹の杖があります
お陰で修行の道場を抜けることが出来ました
暫くは舗装道路を下って新しく奉られた松尾大師様にご参拝
一本松の集落にやってきて分岐でトイレ300mに釣られて道標通りに進む
国道56号線を横切り進むと綺麗なトイレがありました
ここでも多目的トイレを気持ちよく使わせて頂き大助かりです
すぐ隣にこの地の鎮守様がありベンチもあるので
昼食休憩です、残りのクリームパンを食べて梅干水を飲んで
エネルギーの補給 13:05
さて、このまま進みますか戻って2キロ短い国道を行きますか
え~~いままよと先に進みます
地図ではとんでもない曲がりくねった県道のようです
が、正解、大正解、
あるんですよね~
癒しの里の古道がショートカットされて山道に入ります
足に優しいです
少し高台の集落の中を歩いていると後ろから自転車できたおじさんが
もう少し行くと綺麗な休憩所があるから一服していきよ
と言って先で待ってくれてます
トイレは先程済ませたのでミカンでも食べて小休止しましょう
丁寧にお礼を言うと安心して先に行かれました
多分、ワタシのザックの大きさに心配されたのでしょう 14:30
ここも神社さんがありました
さぁ~、あまり休憩ばかりしていられません
少しピッチを上げて行きましょう
この辺り標高90mほどでしょうかね
少しずつ下ってやっと平地に降りてきました
県道と合流してお地蔵様に、こんにちわとご挨拶
次なる札所40番観自在寺さんまであと2.3キロ
14:55 です
納経所が閉まるまでに到着するには
何が何でも16:00までに40番さんに着かねばなりません
空身での2.3キロなら余裕で歩けますが
ここまでおよそ8㌔の荷物を背負って25キロも歩いてきた足にはもう余力がありません
とにかくお参りを済ませたというKさんに
あと1時間以上はかかるから先に宿に行ってゆっくりするようにメールします
愛南町(旧城辺町)に入り僧都川に沿ってとぼとぼ歩きます
地元のお散歩の人々と行き逢い、こんにちはと会釈して進みます
橋を渡りちょっとした街中を進みお寺を探します
危なく行過ぎるところでした
さりげない石柱に気付き後戻り
ありました~~~!!
四国第四十番霊場観自在寺の山門が見えています
やっと到着です
山門の前に微動だにせず遍路姿の男性が托鉢して立っています
が、ワタシは意地悪ですから軽くご挨拶して素通りして
山門で帽子を脱ぎ深々と一礼してお手水へと向かいます
順番は本来ならご本尊薬師如来さんの本堂で仏前勤行し
次いで大師堂でも勤行してそれぞれにお灯明をあげお線香を焚くのが一般的な作法ですが
15:50 納経には時間がアウトです
先に納経に伺います
納経所は本堂の中にありお願いすると
さも事務的にすらすら~と記帳し朱印を押してくださいました
なんだか、素っ気無く感じてしまいましたが
不足は言うまい
300円をお支払いして御影(みえい)も頂戴して
ありがとうございましたと引き下がり
改めて
お灯明をあげお線香を焚き勤行してお参りを無事済ませます
ほ~~と息ついて我に帰り
ここまで納経に間に合うようになんとか歩いてこれたことに感謝して
山門で振り返り一礼して宿へと向かいます
まだ遍路姿の男性はじっと立っていましたが
「お疲れ様」と聞こえないように労いそのまま行きます
Kさんがここから宿までの道順を詳しくメールしてくれたので
疲れた足を引きずりながらまだ1.2キロも先の宿まで歩かねばなりません
今回の4泊のお宿の手配は全て彼女にお任せしてありますので
何も心配いりません
明日の昼食用の買出しも早く着いた彼女が全部済ませてくれています
さぁ、お風呂と美味しい夕食とお布団の待つ宿へとまっしぐら
辺りはもう夕闇が迫ってきました
16:40
今日の宿に到着~~~~
ごめんくださ~いと飛び込みます
遍路マークのシールと
只今元気に商い中
の板の看板がいいですね~~
迎えてくださった女将さんはとっても優しい話好きの方
お部屋に案内されて直ぐにお茶も飲まずにお風呂です
Kさんはもうさっぱりとして浴衣に着替えています
そりゃそうです
1時間半も前に宿に着いてるんですからね
朝8時から夕方5時前まで30キロを歩いてきた足をクールダウンして
お風呂でよく疲れを癒します
汚れた物や汗まみれになった衣服を洗濯してくださいました
こんなことなら着替えは2日分で充分でした
おまけにパジャマ代わりの上下も要らなかったかな
荷物を宅配便で送り返そうかと思ったのでした
お風呂から上がるともうお腹減り減り~~で、待ちかねた夕食の時間
女将さんの手作り料理はとっても美味しかった、ぜ~んぶ残さず頂戴しました
ハマチも甘エビもイカソーメンも新鮮
グレの煮付け、美味しい~~
もちろん、宇和島名物のじゃこ天も手作りでもちもち
海老しんじょはさみ揚げあんかけも熱々を頂き美味しい~~の連発のうちに食べ尽くした
食後、やっと落ち着いて暫く同宿の男性や女将さんと談話して過ごす
男性は岡山県倉敷から遍路道の旧道の補修にボランティアで駆けつけておられた
聞けば、明後日越える予定の松尾トンネル上のてんやわんや王国の旧道のもう一つ東を通る
野井坂の道を復旧整備に来ておられるとか
Kさんは事前にネットで調べてきていただけに興味津々
だがまだ通行するには安全で無い為に整備が進められているのだそうだ
こうした人々のお陰で安全に古道を安心して歩けることを改めて知りまたまた、感謝する
女将さんの話も尽きず面白いけれどそろそろ横になりたくなりました
それでは部屋に戻って其々に明日の朝の6:30食事に寝過ごさないようにオヤスミナサイです
部屋の襖は嵌め殺し(はめごろし)とKさんが教えてくれた、くっついた襖で開かない仕切りになっています
まだ、21:00にもなっていませんが睡魔が襲ってきてダウン
無事、第一日目終了
おやすみなさい・・・・・
いよいよ、伊予の国に入りますよ
足を踏みいれると
純友城址の石柱が見えました
行ってみたいんですが、宿毛湾が一望できるようですし
しか~し、例え700mでも往復していたら20分はロスですね
どうやらあの承平の乱の首領
藤原純友の山城址のようです、行きたい、されど先に進まねば
あきらめましょう
12:20 それでは
いよいよ
伊予路の旅へと向かいましょう
標高300mの頂上から緩やかに下り始めます
お腹が空きすぎですので歩きながらアンパンをぱくついて行きましょう
なんだか伊予(愛媛県)に入った途端に道が整備されています
県民性でしょうか?財政でしょうか?
幅員も広くなり防護の手摺も付いてます
土佐の修行の道場から伊予の菩提の道場へと実感します
アンパンを食べ終えてお茶を飲みながら下って行きます
標高100mの地点まで下って松尾峠も終了です
こちらにも沢山の杖が置かれています
ワタシには先程手にスッと馴染んだ竹の杖があります
お陰で修行の道場を抜けることが出来ました
暫くは舗装道路を下って新しく奉られた松尾大師様にご参拝
一本松の集落にやってきて分岐でトイレ300mに釣られて道標通りに進む
国道56号線を横切り進むと綺麗なトイレがありました
ここでも多目的トイレを気持ちよく使わせて頂き大助かりです
すぐ隣にこの地の鎮守様がありベンチもあるので
昼食休憩です、残りのクリームパンを食べて梅干水を飲んで
エネルギーの補給 13:05
さて、このまま進みますか戻って2キロ短い国道を行きますか
え~~いままよと先に進みます
地図ではとんでもない曲がりくねった県道のようです
が、正解、大正解、
あるんですよね~
癒しの里の古道がショートカットされて山道に入ります
足に優しいです
少し高台の集落の中を歩いていると後ろから自転車できたおじさんが
もう少し行くと綺麗な休憩所があるから一服していきよ
と言って先で待ってくれてます
トイレは先程済ませたのでミカンでも食べて小休止しましょう
丁寧にお礼を言うと安心して先に行かれました
多分、ワタシのザックの大きさに心配されたのでしょう 14:30
ここも神社さんがありました
さぁ~、あまり休憩ばかりしていられません
少しピッチを上げて行きましょう
この辺り標高90mほどでしょうかね
少しずつ下ってやっと平地に降りてきました
県道と合流してお地蔵様に、こんにちわとご挨拶
次なる札所40番観自在寺さんまであと2.3キロ
14:55 です
納経所が閉まるまでに到着するには
何が何でも16:00までに40番さんに着かねばなりません
空身での2.3キロなら余裕で歩けますが
ここまでおよそ8㌔の荷物を背負って25キロも歩いてきた足にはもう余力がありません
とにかくお参りを済ませたというKさんに
あと1時間以上はかかるから先に宿に行ってゆっくりするようにメールします
愛南町(旧城辺町)に入り僧都川に沿ってとぼとぼ歩きます
地元のお散歩の人々と行き逢い、こんにちはと会釈して進みます
橋を渡りちょっとした街中を進みお寺を探します
危なく行過ぎるところでした
さりげない石柱に気付き後戻り
ありました~~~!!
四国第四十番霊場観自在寺の山門が見えています
やっと到着です
山門の前に微動だにせず遍路姿の男性が托鉢して立っています
が、ワタシは意地悪ですから軽くご挨拶して素通りして
山門で帽子を脱ぎ深々と一礼してお手水へと向かいます
順番は本来ならご本尊薬師如来さんの本堂で仏前勤行し
次いで大師堂でも勤行してそれぞれにお灯明をあげお線香を焚くのが一般的な作法ですが
15:50 納経には時間がアウトです
先に納経に伺います
納経所は本堂の中にありお願いすると
さも事務的にすらすら~と記帳し朱印を押してくださいました
なんだか、素っ気無く感じてしまいましたが
不足は言うまい
300円をお支払いして御影(みえい)も頂戴して
ありがとうございましたと引き下がり
改めて
お灯明をあげお線香を焚き勤行してお参りを無事済ませます
ほ~~と息ついて我に帰り
ここまで納経に間に合うようになんとか歩いてこれたことに感謝して
山門で振り返り一礼して宿へと向かいます
まだ遍路姿の男性はじっと立っていましたが
「お疲れ様」と聞こえないように労いそのまま行きます
Kさんがここから宿までの道順を詳しくメールしてくれたので
疲れた足を引きずりながらまだ1.2キロも先の宿まで歩かねばなりません
今回の4泊のお宿の手配は全て彼女にお任せしてありますので
何も心配いりません
明日の昼食用の買出しも早く着いた彼女が全部済ませてくれています
さぁ、お風呂と美味しい夕食とお布団の待つ宿へとまっしぐら
辺りはもう夕闇が迫ってきました
16:40
今日の宿に到着~~~~
ごめんくださ~いと飛び込みます
遍路マークのシールと
只今元気に商い中
の板の看板がいいですね~~
迎えてくださった女将さんはとっても優しい話好きの方
お部屋に案内されて直ぐにお茶も飲まずにお風呂です
Kさんはもうさっぱりとして浴衣に着替えています
そりゃそうです
1時間半も前に宿に着いてるんですからね
朝8時から夕方5時前まで30キロを歩いてきた足をクールダウンして
お風呂でよく疲れを癒します
汚れた物や汗まみれになった衣服を洗濯してくださいました
こんなことなら着替えは2日分で充分でした
おまけにパジャマ代わりの上下も要らなかったかな
荷物を宅配便で送り返そうかと思ったのでした
お風呂から上がるともうお腹減り減り~~で、待ちかねた夕食の時間
女将さんの手作り料理はとっても美味しかった、ぜ~んぶ残さず頂戴しました
ハマチも甘エビもイカソーメンも新鮮
グレの煮付け、美味しい~~
もちろん、宇和島名物のじゃこ天も手作りでもちもち
海老しんじょはさみ揚げあんかけも熱々を頂き美味しい~~の連発のうちに食べ尽くした
食後、やっと落ち着いて暫く同宿の男性や女将さんと談話して過ごす
男性は岡山県倉敷から遍路道の旧道の補修にボランティアで駆けつけておられた
聞けば、明後日越える予定の松尾トンネル上のてんやわんや王国の旧道のもう一つ東を通る
野井坂の道を復旧整備に来ておられるとか
Kさんは事前にネットで調べてきていただけに興味津々
だがまだ通行するには安全で無い為に整備が進められているのだそうだ
こうした人々のお陰で安全に古道を安心して歩けることを改めて知りまたまた、感謝する
女将さんの話も尽きず面白いけれどそろそろ横になりたくなりました
それでは部屋に戻って其々に明日の朝の6:30食事に寝過ごさないようにオヤスミナサイです
部屋の襖は嵌め殺し(はめごろし)とKさんが教えてくれた、くっついた襖で開かない仕切りになっています
まだ、21:00にもなっていませんが睡魔が襲ってきてダウン
無事、第一日目終了
おやすみなさい・・・・・