2011.11.28(月)
今朝は食事は 6:00に頂戴して早々に出立です
ヘルシーメニューですのでしっかり食べておきます
宿の女将さんが見送りしてくださり「気をつけて」と握手して励ましてくださいます
同宿の横須賀からの男性は今日の宿がワタシ達より近いところにあるので少し遅めの出発のようです
6:20 まだ暗い津島の街を街灯を頼りに橋を渡り国道へ出て後にします
30分も国道を歩いて夜は明けましたがどんよりと雲っています
夜中か明け方に降ったのか路面は濡れています
今日の道のりは28キロほど
やっと、四十一番さんと四十二番さんの札所へと向かいます
先ずは今日の第一の難所の松尾峠遍路道です
国道の松尾トンネルを行けば全長1,710m 通過所要時間27分
しか~し車の通行量が多く危険なので当然、松尾峠遍路道を登ります
トンネルの入り口左に登り口があり遍路小屋もあります
小説家獅子文六さんの「てんやわんや」の舞台になった地です
てんやわんや王国が設立されていて、住民の奉仕活動により全面復元された全長3.7km
峠まで1.7km、標高差180mの自然満喫の道とあります
また最近、この峠道へと通じる野井坂古道の復元が進んでいるようです
一昨日の宿で一緒になった倉敷の男性はボランティアでその整備に来ておられました
地元の方々のみならず各地からボランティアでの古道整備をなさっていただいて
歩き遍路は安心して歩くことが出来るのだと改めて感謝です
この先トイレが暫くありませんので遍路小屋の外に設えてある仮設トイレを拝借して身支度を整えます
遍路小屋はカラフルな仏様や、へんろ人が描かれています
7:20 気合を入れてKさんと二人で峠道へと突入
いきなり薄暗い自然林の中へ入り石畳の道や人家があったであろうと思われる山中を登ります
峠の頂上でしょうか、先が明るくなり道路へ出ました
旧国道のようです
結構往来する車があり注意しながら横切って遍路道へと進みます
昔からの標石や現代の案内板は歩き遍路にとっては欠かせません
地図を見ながら知らない土地を目印に歩きます
特に標石は札所間の距離が一目瞭然で
歩く時間の参考になります
ここが峠の頂上でした
東屋があり、つるべ井戸もあります
井戸水は飲用には適しませんと書かれています
多分、夏場に峠を登ってきて冷たい水で汗を鎮める為のものかも知れませんね
水分補給をして立ち止まらずに進みます
徐々に今度は下り始めました
少し下りで楽になったのかKさんに笑顔が見えてきました
気持ちよい遍路道は二人とも大好きでいっぺんに元気が出ます
峠道が終わると舗装された林道に出ます
ゴミ処理場予定地になっているようですが、へんろ道は残して欲しいです
採石場に出ました
まだ朝が早いからでしょうか車もコンベヤも始動しておらず人影もなくひっそりとしていました
採石場を過ぎて案内板を見失いました
地図を睨んで検討をつけて進むと朽ちたような小さな橋を渡るようにとの案内板を見つけました
再び道は山中へと入り里へと降りて行きます
いくつかの集落を過ぎてようやく宇和島市内へと入ります
街中に入る頃に一人の歩き遍路の男性が追いついてきました
「一昨日、あの坂で会いましたよね」と言って先へ行かれました
魚屋さんのトロ箱に初めて見る
円錐の形をした巻貝が入っていたのでお店の方にお聞きすると
この地では「鷹の爪」と呼んでいる貝だとか
茹でて食べると美味しいのだそうです(写真撮れず!)
街中になって道がごちゃごちゃとなり困ったなぁと思っていると
親切なオバチャンはいらっしゃるものです
次の道を右に曲がると、おへんろさん休憩所があってお茶もお菓子もあるから
休んで行く様にと教えていただきました
トイレは直ぐ隣にあるお寺のを借りれば良いとの事
かれこれ3時間、大助かりです
その前に馬目木大師様にご挨拶
本当に右へ曲がると直ぐに休憩所はあり見過ごすところでした
ポットのお湯は何時のものやらお菓子も封が開いたまま
丁重にお断りしてお寺のトイレだけをお借りして先へと行きます
軒並みの先にお城が見え隠れするようになり
市立病院も見え始め宇和島市街地へと入ったようです
市街地を流れる水路の路地を入ったところには
大村益次郎居住地跡の案内板がありました
寄り道は今回は余裕がありません
次回の為に記憶に留めておきます
城山を望みながら市街地のメーンストリートを抜けて行くと
別格札所六番の龍光院がありました
四十番観自在寺さんの奥の院です
なかなか番外札所までは御参りする事が出来ませんので
ここは通り道、立ち寄ってお参りして御朱印頂いてきましょう
111段の階段を登って行きます
四国八十八ヶ所、別格二十ヵ所、そして過去、現世、未来の計111段を意味しているとか
ご本尊様は
十一面観世音菩薩
高台の境内からは宇和島市内が一望でき、宇和島城もよく見えます
お参りをすませて宇和島駅前に向かいます
闘牛の有名な地ですから先ほどの龍光院の近くに闘牛場もありました
目的はお昼御飯
だいたい駅ビルなら食事どころがあるはずと思いきやホテルで何もランチ出来そうにありません
旅行社の窓口で看板のお店を尋ねるがいまひとつハッキリしない
仕方ないので教えられた道順で行って見ることにした
駅の弧線橋を渡って探しながらやっとうどん屋さんに辿り着きました
朝しっかり食べたお陰でなんとかこの時間までお腹は持ちましたがもうぺこぺこです
お得な、日替わり定食をいただきました 11:50
Kさんも同じメニューです
600円の出費でした
宿を出てここまで5時間半
15キロほど峠を越えて里道を歩き市街地のアスファルトを歩き
別格に御参りしたり
ゆっくりの歩きです
今日はまだ残り13キロ
二ケ寺のお参りをなんとか納経時間内に済ませて宿まで行かねばなりません
この先の道はもう殆どがアスファルトの車道です
お昼もしっかり食べたことですし午後の歩きへとスタートしましょう
* 午後へと続く *
今朝は食事は 6:00に頂戴して早々に出立です
ヘルシーメニューですのでしっかり食べておきます
宿の女将さんが見送りしてくださり「気をつけて」と握手して励ましてくださいます
同宿の横須賀からの男性は今日の宿がワタシ達より近いところにあるので少し遅めの出発のようです
6:20 まだ暗い津島の街を街灯を頼りに橋を渡り国道へ出て後にします
30分も国道を歩いて夜は明けましたがどんよりと雲っています
夜中か明け方に降ったのか路面は濡れています
今日の道のりは28キロほど
やっと、四十一番さんと四十二番さんの札所へと向かいます
先ずは今日の第一の難所の松尾峠遍路道です
国道の松尾トンネルを行けば全長1,710m 通過所要時間27分
しか~し車の通行量が多く危険なので当然、松尾峠遍路道を登ります
トンネルの入り口左に登り口があり遍路小屋もあります
小説家獅子文六さんの「てんやわんや」の舞台になった地です
てんやわんや王国が設立されていて、住民の奉仕活動により全面復元された全長3.7km
峠まで1.7km、標高差180mの自然満喫の道とあります
また最近、この峠道へと通じる野井坂古道の復元が進んでいるようです
一昨日の宿で一緒になった倉敷の男性はボランティアでその整備に来ておられました
地元の方々のみならず各地からボランティアでの古道整備をなさっていただいて
歩き遍路は安心して歩くことが出来るのだと改めて感謝です
この先トイレが暫くありませんので遍路小屋の外に設えてある仮設トイレを拝借して身支度を整えます
遍路小屋はカラフルな仏様や、へんろ人が描かれています
7:20 気合を入れてKさんと二人で峠道へと突入
いきなり薄暗い自然林の中へ入り石畳の道や人家があったであろうと思われる山中を登ります
峠の頂上でしょうか、先が明るくなり道路へ出ました
旧国道のようです
結構往来する車があり注意しながら横切って遍路道へと進みます
昔からの標石や現代の案内板は歩き遍路にとっては欠かせません
地図を見ながら知らない土地を目印に歩きます
特に標石は札所間の距離が一目瞭然で
歩く時間の参考になります
ここが峠の頂上でした
東屋があり、つるべ井戸もあります
井戸水は飲用には適しませんと書かれています
多分、夏場に峠を登ってきて冷たい水で汗を鎮める為のものかも知れませんね
水分補給をして立ち止まらずに進みます
徐々に今度は下り始めました
少し下りで楽になったのかKさんに笑顔が見えてきました
気持ちよい遍路道は二人とも大好きでいっぺんに元気が出ます
峠道が終わると舗装された林道に出ます
ゴミ処理場予定地になっているようですが、へんろ道は残して欲しいです
採石場に出ました
まだ朝が早いからでしょうか車もコンベヤも始動しておらず人影もなくひっそりとしていました
採石場を過ぎて案内板を見失いました
地図を睨んで検討をつけて進むと朽ちたような小さな橋を渡るようにとの案内板を見つけました
再び道は山中へと入り里へと降りて行きます
いくつかの集落を過ぎてようやく宇和島市内へと入ります
街中に入る頃に一人の歩き遍路の男性が追いついてきました
「一昨日、あの坂で会いましたよね」と言って先へ行かれました
魚屋さんのトロ箱に初めて見る
円錐の形をした巻貝が入っていたのでお店の方にお聞きすると
この地では「鷹の爪」と呼んでいる貝だとか
茹でて食べると美味しいのだそうです(写真撮れず!)
街中になって道がごちゃごちゃとなり困ったなぁと思っていると
親切なオバチャンはいらっしゃるものです
次の道を右に曲がると、おへんろさん休憩所があってお茶もお菓子もあるから
休んで行く様にと教えていただきました
トイレは直ぐ隣にあるお寺のを借りれば良いとの事
かれこれ3時間、大助かりです
その前に馬目木大師様にご挨拶
本当に右へ曲がると直ぐに休憩所はあり見過ごすところでした
ポットのお湯は何時のものやらお菓子も封が開いたまま
丁重にお断りしてお寺のトイレだけをお借りして先へと行きます
軒並みの先にお城が見え隠れするようになり
市立病院も見え始め宇和島市街地へと入ったようです
市街地を流れる水路の路地を入ったところには
大村益次郎居住地跡の案内板がありました
寄り道は今回は余裕がありません
次回の為に記憶に留めておきます
城山を望みながら市街地のメーンストリートを抜けて行くと
別格札所六番の龍光院がありました
四十番観自在寺さんの奥の院です
なかなか番外札所までは御参りする事が出来ませんので
ここは通り道、立ち寄ってお参りして御朱印頂いてきましょう
111段の階段を登って行きます
四国八十八ヶ所、別格二十ヵ所、そして過去、現世、未来の計111段を意味しているとか
ご本尊様は
十一面観世音菩薩
高台の境内からは宇和島市内が一望でき、宇和島城もよく見えます
お参りをすませて宇和島駅前に向かいます
闘牛の有名な地ですから先ほどの龍光院の近くに闘牛場もありました
目的はお昼御飯
だいたい駅ビルなら食事どころがあるはずと思いきやホテルで何もランチ出来そうにありません
旅行社の窓口で看板のお店を尋ねるがいまひとつハッキリしない
仕方ないので教えられた道順で行って見ることにした
駅の弧線橋を渡って探しながらやっとうどん屋さんに辿り着きました
朝しっかり食べたお陰でなんとかこの時間までお腹は持ちましたがもうぺこぺこです
お得な、日替わり定食をいただきました 11:50
Kさんも同じメニューです
600円の出費でした
宿を出てここまで5時間半
15キロほど峠を越えて里道を歩き市街地のアスファルトを歩き
別格に御参りしたり
ゆっくりの歩きです
今日はまだ残り13キロ
二ケ寺のお参りをなんとか納経時間内に済ませて宿まで行かねばなりません
この先の道はもう殆どがアスファルトの車道です
お昼もしっかり食べたことですし午後の歩きへとスタートしましょう
* 午後へと続く *