2012.03.14(水)
三月に入ってすぐに13、14日と連休が出来たから何処かへ連れて行って~~
と、みけさんに早くからお願いしていたくせに13日になって急に気分が変わって
以前から街道歩きのツアーで利用している会社の「近畿の名山を登ろう」シリーズに目をやると
面白そうなコースがある
しかも明日、つまりは今日の日帰り
朝にダメモト電話したら席は空いているというので直ぐに申し込んで料金は当日現金払いでとなった
日程表のファックスが夕方に届いた
みけさんには
ごめんよ~、全くの得手勝手で~とメール一通でお詫び
ちょっと後ろめたい気分?で14日の朝、集合地の梅田にいそいそと出かける
7:20出発で今日は小型バス19人のツアー客を乗せて一路、奈良県曽爾村へとノンストップ
今回のツアーは当初ゆったりと席があいていたらしいが昨日になってほぼ満席になったらしい
現金払いはワタシの他に男性が一人
どうやら、天気予報を見て申し込みが増えたようだ
9:00に曽爾村役場に到着してトイレを拝借する
日程表では歩き始めはこの役場からとなっているが
バスが小さいので林道を入れるところまで乗車して行く事になった
が、5分もたたずに道路復旧工事の為にストップ下車です
歩行時間にして20分ぐらいの短縮になりました
降りたところで軽くストレッチ体操をしてスタートです
9:25 後ろに屏風岩を見やり林道を緩やかに登って行きます
5分も進まないところで道路は通行止め
工事中で仮歩道もなく掘削した横を工事の手を止めてもらい通過
掘り返した土が凍っています
足元要注意!!
やがて林道はS字を描きながら緩やかに登りになります
一昨日の雨はこちらでは雪だったのでしょう
植林の中は真っ白です
着込んだ服を一枚、二枚と脱いでだらだら坂を登って行きます
峠の頂上にやってきました
久しぶりに晴れ渡った空は眩しく身体は汗ばんできました
大峠の登山口 10:10 先ずは南峰を目指しましょう
今日の目指す山
古光山(こごやま)は別名「ぬるべ山」と呼ばれて尾根伝いに巡るコース
曽爾村の観光ガイドブックでは上級コース(ハイキング)★★★
ツアー会社の日程表にも体力度★★★☆☆
さてどんな行程が待ち受けるのやら
斎場の横を抜けて杉木立を抜けるといきなりの登りが待ち構えていました
しかも南面ですので雪が溶けて斜面は滑ります
前の人に着いて行っては危ないので枯れた萱の根っこや木の根を頼りに
登りやすそうなところを勝手に登り、真面目に登山道を行き滑って往生してる人を抜かします
それでも目の前で滑って
ストックを立てても体勢を持ち直せない女性のお尻を押し上げてなんとか安定させて差し上げました
このツアーのリーダーは安全に萱の根っこを数株掴んで登りやすいところを登るようにと指示されます
最後尾の添乗員も後ろからあっちがいい、こっちがいいと指示しています
やっと一息つける斜面で遅れている後方を待つ間に振り返ると
なんと!! 高見山が真っ白~、その後方には台高山脈でしょうか~
更に登りは岩場となり続きロープまで現れました
あと少ししたらイワカガミも咲いてくれるでしょう
急な岩場にビッシリとツヤツヤの葉っぱがお日様を受けて輝いています
一人ずつ感覚を開けて登らないと慌てては危険です
石ころを踏んで転がす人もあります
少し平らなところで小休止、水分補給を行い隊を整えて進みます
苦労してよじ登って辿り着いた岩場は360度の展望
サイコー~~~!!
と一同喜びの声が上がります
*曽爾村観光パンフレットより
奇岩が突き出て奇観を呈し迫力があります
昔、天狗が住みつき太鼓の音が聞こえたそうで、古光山の八分目に天狗の「踊り場」というのがあるそうです
屏風岩、兜、鎧
倶留尊山、曽爾高原、亀山、後古光山、中央奥に尼ケ岳、右に大洞山
古光山は五峰からなる連山ですので
今やっと一つ目に登頂です
この先はそれぞれの頂上に登っては下ることになります
五つ目が最高峰のようです
そして、最後は後古光山へと計六峰を縦走します
さて、下り、、、、、
ひぇ~~~!! ここを下るんですか!!
しかも雪が残っていて滑るじゃないですか
アイゼン着けますか
いやストックも閉まって木の枝や萱の根をしっかり掴んで降りれば大丈夫
と言われても、先頭はいいけど後ろになるほど滑りますんや~~
下ったかと思うと最初と同じようにまた登りますんよ~~
まだまだ余裕の笑みで見下ろす彼女はバスの席が同じ
お互い、昨年の夏以来のお久しぶりの顔
振り返ると南峰の尖がりが聳えています
鞍部へとへろへろで降りてきた男性
では次の山頂目指して登ります
ここは木の根を掴んでヨイショコラショ
とっとと下ります
もう、いくつ登ったのか夢中で山越え鞍越え、痩せている馬の背も慎重に足早に
やっと古光山の最高峰に到着 11:55
ここで昼食の予定でしたが風が冷たく木陰で雪
しかも見晴らしは北側一箇所
先頭の女性陣は三角点すら確認せずにさっさと下り始めています
ワタシは後方から男性陣と写真を撮ってのんびり構えています
なになに、これより先 急斜面注意!!
彼女達、こんな素晴らしい景色も見ずにさっさと下って行ってしまいましたよ
添乗員さんとこんな素晴らしい眺めはそうそうありませんよ
としばし見とれる
遅れてはならじと後を追います
案内板に嘘はありませんでした
直滑降の如き岩場をロープを頼りに下らねばならず
途中でこのツアーでは一番若いであろう女性が苦労して手こずっています
先頭の数人はリーダーの安全に下るようにとの指示でとっくに下りきっています
リーダーは彼女の安全の為にロープを掴む位置や足の置き場
手取り足取りでゆっくりと一歩ずつ下ります
後ろに着いたワタシ達は半歩下っては踏ん張って待ちます
写真を撮ろうにも
手袋を外したりつけたり
足場の長~い岩場で岩の角にズボンのお尻を引っ掛けて破いたり
後ろに続く人がずずずーーーーーと滑って泥が頭から降ってきたり
散々ですので、あきらめました
先頭に遅れること20分
やっとフカタワに到着です 12:45
もう既に先に着いて昼食も済ませのんびりコーヒータイムになっていました
初心者コースは曽爾高原から後古光山を経てここから太良路へとなっています
日の当たる倒木に腰掛けておにぎりを1個だけ食べ、温かい抹茶ラテを飲んで一息つきます
※ ではちょいとここらで休憩 後古光山~下山へと繋ぎます
三月に入ってすぐに13、14日と連休が出来たから何処かへ連れて行って~~
と、みけさんに早くからお願いしていたくせに13日になって急に気分が変わって
以前から街道歩きのツアーで利用している会社の「近畿の名山を登ろう」シリーズに目をやると
面白そうなコースがある
しかも明日、つまりは今日の日帰り
朝にダメモト電話したら席は空いているというので直ぐに申し込んで料金は当日現金払いでとなった
日程表のファックスが夕方に届いた
みけさんには
ごめんよ~、全くの得手勝手で~とメール一通でお詫び
ちょっと後ろめたい気分?で14日の朝、集合地の梅田にいそいそと出かける
7:20出発で今日は小型バス19人のツアー客を乗せて一路、奈良県曽爾村へとノンストップ
今回のツアーは当初ゆったりと席があいていたらしいが昨日になってほぼ満席になったらしい
現金払いはワタシの他に男性が一人
どうやら、天気予報を見て申し込みが増えたようだ
9:00に曽爾村役場に到着してトイレを拝借する
日程表では歩き始めはこの役場からとなっているが
バスが小さいので林道を入れるところまで乗車して行く事になった
が、5分もたたずに道路復旧工事の為にストップ下車です
歩行時間にして20分ぐらいの短縮になりました
降りたところで軽くストレッチ体操をしてスタートです
9:25 後ろに屏風岩を見やり林道を緩やかに登って行きます
5分も進まないところで道路は通行止め
工事中で仮歩道もなく掘削した横を工事の手を止めてもらい通過
掘り返した土が凍っています
足元要注意!!
やがて林道はS字を描きながら緩やかに登りになります
一昨日の雨はこちらでは雪だったのでしょう
植林の中は真っ白です
着込んだ服を一枚、二枚と脱いでだらだら坂を登って行きます
峠の頂上にやってきました
久しぶりに晴れ渡った空は眩しく身体は汗ばんできました
大峠の登山口 10:10 先ずは南峰を目指しましょう
今日の目指す山
古光山(こごやま)は別名「ぬるべ山」と呼ばれて尾根伝いに巡るコース
曽爾村の観光ガイドブックでは上級コース(ハイキング)★★★
ツアー会社の日程表にも体力度★★★☆☆
さてどんな行程が待ち受けるのやら
斎場の横を抜けて杉木立を抜けるといきなりの登りが待ち構えていました
しかも南面ですので雪が溶けて斜面は滑ります
前の人に着いて行っては危ないので枯れた萱の根っこや木の根を頼りに
登りやすそうなところを勝手に登り、真面目に登山道を行き滑って往生してる人を抜かします
それでも目の前で滑って
ストックを立てても体勢を持ち直せない女性のお尻を押し上げてなんとか安定させて差し上げました
このツアーのリーダーは安全に萱の根っこを数株掴んで登りやすいところを登るようにと指示されます
最後尾の添乗員も後ろからあっちがいい、こっちがいいと指示しています
やっと一息つける斜面で遅れている後方を待つ間に振り返ると
なんと!! 高見山が真っ白~、その後方には台高山脈でしょうか~
更に登りは岩場となり続きロープまで現れました
あと少ししたらイワカガミも咲いてくれるでしょう
急な岩場にビッシリとツヤツヤの葉っぱがお日様を受けて輝いています
一人ずつ感覚を開けて登らないと慌てては危険です
石ころを踏んで転がす人もあります
少し平らなところで小休止、水分補給を行い隊を整えて進みます
苦労してよじ登って辿り着いた岩場は360度の展望
サイコー~~~!!
と一同喜びの声が上がります
*曽爾村観光パンフレットより
奇岩が突き出て奇観を呈し迫力があります
昔、天狗が住みつき太鼓の音が聞こえたそうで、古光山の八分目に天狗の「踊り場」というのがあるそうです
屏風岩、兜、鎧
倶留尊山、曽爾高原、亀山、後古光山、中央奥に尼ケ岳、右に大洞山
古光山は五峰からなる連山ですので
今やっと一つ目に登頂です
この先はそれぞれの頂上に登っては下ることになります
五つ目が最高峰のようです
そして、最後は後古光山へと計六峰を縦走します
さて、下り、、、、、
ひぇ~~~!! ここを下るんですか!!
しかも雪が残っていて滑るじゃないですか
アイゼン着けますか
いやストックも閉まって木の枝や萱の根をしっかり掴んで降りれば大丈夫
と言われても、先頭はいいけど後ろになるほど滑りますんや~~
下ったかと思うと最初と同じようにまた登りますんよ~~
まだまだ余裕の笑みで見下ろす彼女はバスの席が同じ
お互い、昨年の夏以来のお久しぶりの顔
振り返ると南峰の尖がりが聳えています
鞍部へとへろへろで降りてきた男性
では次の山頂目指して登ります
ここは木の根を掴んでヨイショコラショ
とっとと下ります
もう、いくつ登ったのか夢中で山越え鞍越え、痩せている馬の背も慎重に足早に
やっと古光山の最高峰に到着 11:55
ここで昼食の予定でしたが風が冷たく木陰で雪
しかも見晴らしは北側一箇所
先頭の女性陣は三角点すら確認せずにさっさと下り始めています
ワタシは後方から男性陣と写真を撮ってのんびり構えています
なになに、これより先 急斜面注意!!
彼女達、こんな素晴らしい景色も見ずにさっさと下って行ってしまいましたよ
添乗員さんとこんな素晴らしい眺めはそうそうありませんよ
としばし見とれる
遅れてはならじと後を追います
案内板に嘘はありませんでした
直滑降の如き岩場をロープを頼りに下らねばならず
途中でこのツアーでは一番若いであろう女性が苦労して手こずっています
先頭の数人はリーダーの安全に下るようにとの指示でとっくに下りきっています
リーダーは彼女の安全の為にロープを掴む位置や足の置き場
手取り足取りでゆっくりと一歩ずつ下ります
後ろに着いたワタシ達は半歩下っては踏ん張って待ちます
写真を撮ろうにも
手袋を外したりつけたり
足場の長~い岩場で岩の角にズボンのお尻を引っ掛けて破いたり
後ろに続く人がずずずーーーーーと滑って泥が頭から降ってきたり
散々ですので、あきらめました
先頭に遅れること20分
やっとフカタワに到着です 12:45
もう既に先に着いて昼食も済ませのんびりコーヒータイムになっていました
初心者コースは曽爾高原から後古光山を経てここから太良路へとなっています
日の当たる倒木に腰掛けておにぎりを1個だけ食べ、温かい抹茶ラテを飲んで一息つきます
※ ではちょいとここらで休憩 後古光山~下山へと繋ぎます