あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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東海自然歩道歩き (中太郎生~倉骨峠~下太郎生)・三重県

2012-03-21 00:28:52 | 東海自然歩道歩き
2012.03.20(火)
 
今日の東海自然歩道歩きは
お彼岸の中日だというのにお墓参りを見送ってまで来た
 
それというのも
昨年の9月の台風で中止になって歩きの途中が抜けてしまっていたからだ
 
特別こだわる性分でもないのだが何となく街道歩きや古道歩きは
スタートから順次途切れずに繋いでおきたい
せっかく歩くなら途中が抜けたままでは歩いた気にならない
 
昨年の9月に春に必ず催行しますと約束だったので他の用事はさておいて参加だ
幸い天気も快晴でいい歩きが出来そうだ
 
集合地は近鉄桜井駅に9:30
いつものツアーに比べると朝は遅めの集合
 
バスに乗り込むと馴染みの顔ぶれの方々が既に奈良市内から乗り込んでおられて
笑顔で「今日もよろしく~」と挨拶
今日も愉快な道中になりそうだ
 
途中、姫石の湯のある道の駅でトイレ休憩して前回のコースの終了地点の中太郎生へと
 
つい先日、縦走した古光山や樹氷を見に登った三峰山を見ながらのドライブだ
 
酒屋さんの前でバスを降りて歩き始める 10:45
 
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この山(倶留尊山)もあの山(大洞山)も今日は眺めるだけの歩き
 
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名張川にかかる橋を渡り緩やかに舗装道路を上がって行くと
大洞山登山口と東海自然歩道の案内板があり右手に階段を数段上がり
植林の中へと進む
苔むした石畳も現れて上り坂になる
 
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今日もアイドル「こわこわおばさん」と一緒だ
実に毎回同じ話を延々おしゃべりしながら歩かれる
ワタシなぞいつの間にか住居地の近くの名所から「江口の君」と呼んでくださる
 
目の前を行く女性がストックを伸ばしたまま後ろ手に横にして歩くので
「山歩きは3年前に始めたところで一から教わったから、そのストックは持たないのなら
畳んで歩いてください、いかにも後ろの人を通せんぼしてるみたいです」と彼女が注意しても
女性は一向に構わず平気で横にしたまま歩く
負けずに返答があるまで言い続ける
女性はやっと「いちいち畳んだり伸ばしたり面倒だから」と答える
 
「後ろの人に迷惑だから止めてください」と食い下がる彼女
そうこうして登って行くうちに最後のトイレ休憩地
西蔵王堂に着く
 
三多気の真福院の蔵王堂と吉野の蔵王堂と合わせて三蔵王というらしい
 
蔵王権現様をお祀りしてあるので御参りする
 
 
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せっかくの女性トイレ、2つあるのに一つは故障中、もう一つは
このツアーの前に使用した人のが残ったままで使えず
どうしてもの人だけ男性用トイレで済ませる
 
みちの駅から大した時間も経ってないので大半の人がそのままで出発
 
中太郎生を出発してトイレ休憩も含めて45分もすると蔵王公園の広場に着く 
早めの昼食休憩 11:30~12:00
 
今日の歩きツアーにはお弁当は付いていないので皆さん自前
ワタシはツナのランチパックと春雨スープ
先日お弁当のあるツアーに参加したばかりで、またうっかり箸を忘れました
 
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山ですから別段困る事無く春雨スープも食して抹茶オーレも飲んで
ごちそうさまでした
 
あまり沢山お腹に入れると午後の部の歩きが辛くなります
飴玉でも直ぐに口に出来るようにポケットに忍ばせて歩きましょう
 
 
少し急な登りの山道から舗装の林道に出て見覚えのある登山口にやってきました
 
そうです、この階段を左へ上がって行くと大洞山への登山道です
あのとてつもない急な石段を一体何段上がったやら
忘れもしない夏の暑い日でした
入り口には昨年も見受けた
行方不明者の写真入の捜索協力の案内板
奈良県生駒市の警察署から
平成21年10月から未だに発見されないようです
当時71歳の男性
山に行くと出たきりのようです
どこかにひっそりと侘び住まいされているといいのですが
 
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今日は登山はしませんので林道を下って行きます
 
下った分だけ登り返しが待っています
 
昨年の大洞山から下山してきた道を登って行きます
 
ここからは昨年下山時に歩いた同じ道逆に登ります
 
平らな植林地帯は道が何処にあるか判り憎い為か
新しくテープが両側の杉に巻きつけてありました
昨年は見受けませんでした
 
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急な石段の階段登りを経て左へ大洞山への登山道を暫く進みます
 
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もう一息で桔梗平の東屋に着きますから頑張って
 
平坦な道になって直ぐに東屋に到着
小休止です 12:40
 
林道を跨いで今日の一番綺麗な苔むした石畳の道へと進みます
 
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自然歩道の右手に展望が開けてきました
三重県の津市JR名松線沿線
その行く手の前方には風車のある青山高原も見えます
もうとっくに青山高原も通過してJRの柘植駅まで歩きましたね
人間の足は大したものです
この車社会の時代でも確かに大地を踏みしめてひたすらに歩けば
いつの間にか軽く百キロは歩いてるんですね
 
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また少し進むと展望台があります
昨年の下山時は空模様が怪しくなったのと木の葉が生い茂り展望がなかったのとで
立ち寄りませんでしたが
今日はまだ新芽も出ておらず見通しがいいので寄り道です
 
本日最後の展望の尼ケ岳(伊賀富士)を望みます
 
こわこわおばさんが「騙された~~」と泣き言を言いながら苦労して登り
狭い間隔の急な階段の下りに何度も腰を降ろして必死の登山をした思い出の山です
今日は笑い話をしながら眺めて自然道を歩きます
 
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自然林の中の石畳道を進んで行くと昨年の台風で崩落した場所を慎重に通過します
ここが修復されていなければ大きく下って迂回してまた登らないとなりません
なんとか人一人ずつ通れます
こわこわおばさんが先頭でへっぴり腰で越えて行きます
 
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添乗員さんは
こわこわおばさんの誘導を済ませて安全を見届けると後はホッタラカシです
 
勝手に乗り越えて安全地帯で後続を待ちます
 
最後尾が到着してまた進みます
 
自然道の日陰の斜面には氷柱が下がっていたり
石の間には僅かながら残雪も見られ歩く道には霜柱がサクッサクッと音を立てます
 
左から急な下りを経て下ってくる大洞山からの下山道が合流します
昨年の夏はここへ下ってきて今来た道を三多気へと下山しました
 
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足に優しいふかふかの土の道になり
倉骨峠へと下ってきました
風が冷たいので車道を横切り木立の中で休憩です 13:45~13:55
午後になって峠のあたりは風が冷たいので一枚また着込みます
 
急な石段の階段を下って大タワから桜峠への分岐に到着
ここは尼ケ岳への分岐でもあり昨年やはり自然道歩きで登りました
本来は自然道は尼ケ岳へは登らずに裾をまいて通過ですが
サプライズでした
 
 
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下太郎生まであと3キロ
もうあとは緩やかに下って行くだけです
 
しかしこの道は少々登山道はいつもぬかるんだようになっていて滑ります
と、行ってる間に女性の添乗員さんが見事なお手本を示してくれました
 
ちょろちょろとした沢も一箇所越えます
 
去年、一緒に登った人は殆ど記憶にないようでした
 
1、 2、3回くらい林道を横切って植林地帯をショートカットして下ります
 
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ミニ鎧岳(勝手に名付けました)が見えて里に降りてきました 14:40
 
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川魚 3月11日解禁と幟のある下太郎生に到着 15:00
目の前に清流の名張川が流れています
 
里は藪椿が咲き遅い梅の開花が始まっていました
 
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バスの駐車地がないので離れた空き地で待機しているバスに連絡して
到着を待って乗り込みます
 
やっとトイレ休憩に午前中に寄った同じみちの駅に立ち寄ります
このバスハイクは同じ奈交さんでも温泉入浴もありません
格安のバスハイクなのです
 
トイレ休憩を済ませるとノンストップで桜井駅へと帰ります
16:30 駅に到着
しかし上本町行きの急行はホームに上がった途端扉がしまりました
 
ホームは寒いので八木まで準急に乗り八木で次の急行を待って帰ったのでした
 
 
今日もいい天気の中
楽しく無事に歩くことが出来ました
一緒に歩いてくださった方々に感謝です
 
そして、お彼岸の中日に、ご先祖様、お許しあれ