2012.08.30(木) 続編
82番 根香寺さんの山門でお腹を満たして
来た道を県道の出合まで登って引き返します 12:10
広い県道に出て歩道の無い車道の脇をガードレールに沿ってカーブしながら下って行きます
左の眼下に海が見えています
瀬戸内海の島々が見えます
県道からショートカットするような急な下りが遍路道
足のつま先がますます痛みます
何度か同じように県道を過ぎってやっと人里まで下りてきました
午後から暑さは半端ない
容赦なく照るのでアスファルトは暑く足裏は火照る
鬼無町へと着いて最初に見つけた自販機にまたまたへたりこんで
ナタデココ入りのジュースを一缶ゴクリと飲み干し
スポーツドリンクを買い足す
集落を抜け田んぼ道を抜け本津川を渡って
前々日の歩きで一緒した名古屋の男性に教えてもらった
岩田の遍路休憩所にヘロヘロで到着 13:35
個人のお宅かと思うほどの立派で真新しい建物だ
大理石のような床は土足では失礼だ
だが、靴下を脱いで汗まみれの素足ではもっと失礼だ
洗面所もトイレも綺麗に掃除が行き届いている
タオルを濡らして足を拭き室内に上がる
扇風機を遠慮なく回して白衣も脱ぎ汗が引くまで休ませていただくことにする
テーブルには自由帳が置かれいろんな遍路のメッセージが綴られている
暫く読みふけってから
ハチミツ漬けの青梅を二つ頂くと体中に甘味が染み渡る
これ以上ないお接待だ
地元の方の無情心に深く感謝しつつも書き込む言葉が見つからない
30分もゆっくりと休ませて頂き
立つ鳥後を似ごさず
元通りに扇風機を止めてコンセントからコードを抜きまとめ
ゴミは落としていないか確認して
冷たいお茶を何杯もお代わりした紙コップに梅干の種を入れて
用意されたゴミ袋に捨てる
なんだかここに今晩は泊まりたくなった
だが先はまだ長い
重い腰を上げて歩き出します
香東川を渡り田んぼ道を右に左に曲がりながら県道や国道を横切り人家の裏道や
用水路の中道を通って行きますがなかなか目標が見当たらず
焦ってきます
お店が開いているときはいつでも休憩して行ってね
という心憎い休憩所で一休み
随分疲れてしまってなかなか前進しません
もう間もなく一宮寺と言う地点の遍路休憩所でまた、へたります
もう少しだよ
頑張れ
自分で自分を励ましながらなんとか山門へ
83番 一宮寺到着 15:55
納経時間の締め切りには余裕がありますが
先ずは勤行
お大師堂から先にお参りします
他にも歩きや車の遍路さんが今日の最終参拝寺にされているのかお参りがありました
善通寺でお会いした男性遍路さんと一緒になりました
彼は昨夜は81番さんの近くの簡保の宿に泊まって82番さんから80番さんへと
下ってここ83番さんにやってきたとのこと
ワタシの順路はかなりきついコースだったようだ
今夜の泊まりはこの近くの天然温泉きららだからもう少しでお宿だね
ワタシはまだここから約7kmも先のビジネスホテル「アパ高松」
明日は同じ行程だがまだ彼は宿は決めていないようだ
もう既に足は動こうとしないのでバスで高松駅前まで移動することにした
彼とは明日またどこかでお会いしましょうと言って別れる
幸いにも20分も待てばコトデンバスがやってくるようだ
乗客はほとんど無く大きなリュックを座席に置いても咎められることはなかった
高松駅に着いてホテルにチェックインして6階の部屋に落ち着いたのは 18:20
窓から見える山を縦走して下ってきたのだった
素泊まりで夕食は無し
残っていたコンビニのおにぎりと行動食と今朝の宿で戴いた6Pチーズ一切れ
特段お腹は空かない
浴室でシャワーして階下のクリーニングコーナーで洗濯
部屋干し
明日の天気を確認してベッドで横になる
明日は今日歩き残した一宮寺からここ高松市内までの7kmがのしかかる
とにかく休もう
また一箇所、靴擦れが出来たので処置して
眠りにつく
82番 根香寺さんの山門でお腹を満たして
来た道を県道の出合まで登って引き返します 12:10
広い県道に出て歩道の無い車道の脇をガードレールに沿ってカーブしながら下って行きます
左の眼下に海が見えています
瀬戸内海の島々が見えます
県道からショートカットするような急な下りが遍路道
足のつま先がますます痛みます
何度か同じように県道を過ぎってやっと人里まで下りてきました
午後から暑さは半端ない
容赦なく照るのでアスファルトは暑く足裏は火照る
鬼無町へと着いて最初に見つけた自販機にまたまたへたりこんで
ナタデココ入りのジュースを一缶ゴクリと飲み干し
スポーツドリンクを買い足す
集落を抜け田んぼ道を抜け本津川を渡って
前々日の歩きで一緒した名古屋の男性に教えてもらった
岩田の遍路休憩所にヘロヘロで到着 13:35
個人のお宅かと思うほどの立派で真新しい建物だ
大理石のような床は土足では失礼だ
だが、靴下を脱いで汗まみれの素足ではもっと失礼だ
洗面所もトイレも綺麗に掃除が行き届いている
タオルを濡らして足を拭き室内に上がる
扇風機を遠慮なく回して白衣も脱ぎ汗が引くまで休ませていただくことにする
テーブルには自由帳が置かれいろんな遍路のメッセージが綴られている
暫く読みふけってから
ハチミツ漬けの青梅を二つ頂くと体中に甘味が染み渡る
これ以上ないお接待だ
地元の方の無情心に深く感謝しつつも書き込む言葉が見つからない
30分もゆっくりと休ませて頂き
立つ鳥後を似ごさず
元通りに扇風機を止めてコンセントからコードを抜きまとめ
ゴミは落としていないか確認して
冷たいお茶を何杯もお代わりした紙コップに梅干の種を入れて
用意されたゴミ袋に捨てる
なんだかここに今晩は泊まりたくなった
だが先はまだ長い
重い腰を上げて歩き出します
香東川を渡り田んぼ道を右に左に曲がりながら県道や国道を横切り人家の裏道や
用水路の中道を通って行きますがなかなか目標が見当たらず
焦ってきます
お店が開いているときはいつでも休憩して行ってね
という心憎い休憩所で一休み
随分疲れてしまってなかなか前進しません
もう間もなく一宮寺と言う地点の遍路休憩所でまた、へたります
もう少しだよ
頑張れ
自分で自分を励ましながらなんとか山門へ
83番 一宮寺到着 15:55
納経時間の締め切りには余裕がありますが
先ずは勤行
お大師堂から先にお参りします
他にも歩きや車の遍路さんが今日の最終参拝寺にされているのかお参りがありました
善通寺でお会いした男性遍路さんと一緒になりました
彼は昨夜は81番さんの近くの簡保の宿に泊まって82番さんから80番さんへと
下ってここ83番さんにやってきたとのこと
ワタシの順路はかなりきついコースだったようだ
今夜の泊まりはこの近くの天然温泉きららだからもう少しでお宿だね
ワタシはまだここから約7kmも先のビジネスホテル「アパ高松」
明日は同じ行程だがまだ彼は宿は決めていないようだ
もう既に足は動こうとしないのでバスで高松駅前まで移動することにした
彼とは明日またどこかでお会いしましょうと言って別れる
幸いにも20分も待てばコトデンバスがやってくるようだ
乗客はほとんど無く大きなリュックを座席に置いても咎められることはなかった
高松駅に着いてホテルにチェックインして6階の部屋に落ち着いたのは 18:20
窓から見える山を縦走して下ってきたのだった
素泊まりで夕食は無し
残っていたコンビニのおにぎりと行動食と今朝の宿で戴いた6Pチーズ一切れ
特段お腹は空かない
浴室でシャワーして階下のクリーニングコーナーで洗濯
部屋干し
明日の天気を確認してベッドで横になる
明日は今日歩き残した一宮寺からここ高松市内までの7kmがのしかかる
とにかく休もう
また一箇所、靴擦れが出来たので処置して
眠りにつく