今回の毒入り冷凍餃子事件で、「製造工程で混入」と言うには、いささか疑問に思える報道がある。
兵庫で起きた際の報道に、「始めに子供が5個食べた時にはなんとも無かったが、後日家族と食べた時に起きた」と言う報道である。
その上、「袋の中央側面に穴が開いていた」と言うのだが、これらの事を総合的に考えれば「製造工程での混入ではない」と考えるのが妥当ではないだろうか?。
事件が起きるまでにかなりの量が消費されていたにも拘わらず、被害件数が少ないと言う事も「不自然」に思えてならない。
千葉の事件では穴は確認されていないのだが、兵庫の場合は「流通段階での混入」の疑いが強いのではないだろうか?。
製品の状態から考えて、20個の餃子は「5個ずつ4列に並べられている」のだから、穴の空いていた「中央2列」が汚染されていて、両脇の列は汚染されていなかったのではないだろうか?。
はじめに子供が食べた5個は、汚染されていなかった脇の5個で、後日家族と食べた時は、「汚染された中央の10個と、汚染されていない脇の5個」が「混在」してしまったからではないだろうか?。
仮に、製造工程で誰かが混入させたとすれば、複数の作業員が携わっている事から考えると、「汚染された製品が一箇所にまとまる」と言う可能性は非常に低いと考えるべきで、なんとも不自然な感じがしてならない。
濃度的に考えてみても、「残留農薬基準の400倍」と言う高濃度では、「材料に残留していた」と言う可能性も低いと言わざるを得ない。
果たして誰が、何のためにこのようなことをしたのであろうか?。
ここでもうひとつ気になることがある。
今朝の朝日新聞の2面に、「経熱」日中さざ波、と言う記事があるのだが、この記事の中で、「食料を中国に依存する日本への批判」として、「日本人は、中国の安い原料と人件費を食い物にしているのだから、問題が起きたら自己責任だ」と言う一文である。
「安い原料と人件費を食い物に・・」と言う部分は、「まさしくその通り」と私は言いたい。
世界中から批判を受けた「エコノミックアニマル」そのものではないだろうか?。
「相手の弱みに付け込んで自分の利益だけを考える」と言う考え方では、これからの時代を乗り切ることは難しいのではないだろうか?。
原油を始めとする「資源の枯渇」が現実の問題になり始めると、今迄は弱い立場であった国々も、資源を武器にした「資源ナショナリズム」に傾くようになる。
「中東の産油国」などがよい例だと思う。
かなりの割合で、日本の食料は「中国に依存」しているのだが、「中国に取って代わる相手」を見つけることは難しいのではないだろうか?。
ここで過剰な反応をして「中国食品の排除」などをすれば、当然の結果として「安い食品が手に入らない」と言う事になり、家計への負担が増えることになるだろう。
このように考えてゆくと、いかに日本経済が「危うい綱渡り」をしているかがわかると思う。
「経済発展を望む」と言うより、「いかに損失を少なくするか」と言う方に路線の転換を図るのが「得策」だと思うのだが・・・・。
兵庫で起きた際の報道に、「始めに子供が5個食べた時にはなんとも無かったが、後日家族と食べた時に起きた」と言う報道である。
その上、「袋の中央側面に穴が開いていた」と言うのだが、これらの事を総合的に考えれば「製造工程での混入ではない」と考えるのが妥当ではないだろうか?。
事件が起きるまでにかなりの量が消費されていたにも拘わらず、被害件数が少ないと言う事も「不自然」に思えてならない。
千葉の事件では穴は確認されていないのだが、兵庫の場合は「流通段階での混入」の疑いが強いのではないだろうか?。
製品の状態から考えて、20個の餃子は「5個ずつ4列に並べられている」のだから、穴の空いていた「中央2列」が汚染されていて、両脇の列は汚染されていなかったのではないだろうか?。
はじめに子供が食べた5個は、汚染されていなかった脇の5個で、後日家族と食べた時は、「汚染された中央の10個と、汚染されていない脇の5個」が「混在」してしまったからではないだろうか?。
仮に、製造工程で誰かが混入させたとすれば、複数の作業員が携わっている事から考えると、「汚染された製品が一箇所にまとまる」と言う可能性は非常に低いと考えるべきで、なんとも不自然な感じがしてならない。
濃度的に考えてみても、「残留農薬基準の400倍」と言う高濃度では、「材料に残留していた」と言う可能性も低いと言わざるを得ない。
果たして誰が、何のためにこのようなことをしたのであろうか?。
ここでもうひとつ気になることがある。
今朝の朝日新聞の2面に、「経熱」日中さざ波、と言う記事があるのだが、この記事の中で、「食料を中国に依存する日本への批判」として、「日本人は、中国の安い原料と人件費を食い物にしているのだから、問題が起きたら自己責任だ」と言う一文である。
「安い原料と人件費を食い物に・・」と言う部分は、「まさしくその通り」と私は言いたい。
世界中から批判を受けた「エコノミックアニマル」そのものではないだろうか?。
「相手の弱みに付け込んで自分の利益だけを考える」と言う考え方では、これからの時代を乗り切ることは難しいのではないだろうか?。
原油を始めとする「資源の枯渇」が現実の問題になり始めると、今迄は弱い立場であった国々も、資源を武器にした「資源ナショナリズム」に傾くようになる。
「中東の産油国」などがよい例だと思う。
かなりの割合で、日本の食料は「中国に依存」しているのだが、「中国に取って代わる相手」を見つけることは難しいのではないだろうか?。
ここで過剰な反応をして「中国食品の排除」などをすれば、当然の結果として「安い食品が手に入らない」と言う事になり、家計への負担が増えることになるだろう。
このように考えてゆくと、いかに日本経済が「危うい綱渡り」をしているかがわかると思う。
「経済発展を望む」と言うより、「いかに損失を少なくするか」と言う方に路線の転換を図るのが「得策」だと思うのだが・・・・。