へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

地球が温暖化していると言うのに何でこんなに雪が降るの!

2008年02月09日 17時44分19秒 | Weblog
「温暖化しているというのに、何でこんなに寒いのよ!、温暖化なんてウソでしょ!」
これは近所に住む80位の人の話である。
この人には「雪が降る=寒い」、と言う図式しかないようである。
私の記憶では「関東地方で雪が降るようになると、春が近くなる」「春が近くなると、雪が降りやすい」と言っていたように覚えているのだが・・・・。
私よりも年上なのだから記憶にはあるはずだと思うのだが、この人は常日頃自分本位の考え方しかしない人なので、当然の話かもしれないのだが、私自身は身近な事で「温暖化」を実感している。
私の家には、30年前に自分で作った、広さが10㎡余り、水量が6トン程の池があるのだが、作った頃には冬場「全面結氷」するのは当り前で、氷の厚さも3センチ位は当り前であったのだが、最近ではあまり「全面結氷」はせず、結氷したとしても1センチ以下が殆どで、今年は「全面結氷」どころか「殆ど結氷もしない」と言う状態である。
感覚的には「暖冬」と言う感じはしないのであるが、「全体的に見れば暖冬」と言う事になるのかもしれない。
以前であれば、ある程度雪が降った後は「全面結氷」と言う事になっていたのだが、先日の雪でも結氷はしなかった。
果たして今回の雪で結氷するのであろうか?。
日当たりの悪い道路の一部では積もり始めているが、我が家の前の道路は積もる様子はまだない。
幸いな事?に、明日は日曜日である、積もったとしても除雪する人が多いはずであるから、私の出番は少ないであろう。
これが平日ともなると大変な事になる。
高齢化社会は私の周りにも押し寄せてきている(私もその仲間に入ってしまったのだが)ため、他所の家の前の雪かきもしなくてはならないのだから困ったものである。
人によっては、自分の家の前だけ(それも道路も中央まで)しか除雪しない人もいる。
困った世の中になったものである。
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一日十数時間働いて月給700元~800元(1万~1万2千円)

2008年02月09日 03時23分52秒 | Weblog
これは、中国で冷凍餃子を作っている会社の従業員の給料だと言う。
日本であればその20倍はもらえるのではないだろうか?。
以前から不思議に思ってはいたのだが、その答がわかったような気がする。
私は一人で暮らしているので、週に2回は買い物に行くのだが、スーパーの冷凍食品売り場で目にする「2割、3割引きは愚か、4割、5割引さえ珍しくない」と言うことである。
「これほどの値引き販売をしても採算が取れる」と言う現実を考えた時、「一体製造元にはいくら入るのであろうか?」と考えてしまうのである。
100円ショップにしても同じ事が言えると思う。
以前書いたことがある「日本人は、中国の安い原料と人件費を食い物にしている・・・・」と言うことが今回の問題を引き起こした可能性も出てきている。
元々安い給料が、「理由もなくカットされる」と言うことも珍しくないと言うのだから「従業員の不満」も多いのではないだろうか?。
「日本の消費者に安く提供する為に自分達が犠牲になっている」と考える人も出てきてもおかしくはないのでは?。
そして「そのハライセに」と言うことも考える必要があるかもしれない。
もしそうであるとすれば、「責任の一端は日本にもある」と言うことになるのでは?。
ここで話はチョット変わるのだが、「中国から冷凍食品を輸入する」と言う事が「地球環境に負荷を与えるのでは?」と言う問題も考える必要があるのではないだろうか?。
「地球環境に負荷?」と思う人もいるだろうが、冷静に考えてもらいたい。
最近一部の店で「フードマイル」と言う言葉を使い始めている。
「フードマイル」=生産地から消費地まで輸送するために使われるエネルギー、と言う様な意味だと思うのだが、中国の内陸部で作られた冷凍餃子は、陸路(鉄道の場合もあるかもしれないが)港まで運ばれ、更に船で日本の港まで運ばれ、各店舗まで配送されるのだが、その距離はかなりのものになるだろう。
距離が長くなればなるほど、「消費されるエナルギーは多くなる」と言う事になり、それだけ「地球環境の負荷も大きくなる」と言う事になってしまうのである。
更に悪い事がある。
「冷凍食品は品質保持のために、「常に低温を保たなくてはいけない」と言うことである。
常温で輸送できるのであれば、余分なエナルギーは必要無いのだが、冷凍食品の場合は「ナイナス20度以下」に保たなくてはならないのだから、消費されるエナルギーはかなりなものになるはずである。
これは、店頭でも家庭の冷蔵庫でも同じことが言えるであろう。
「省エネ」だ「エコロジー」だと言うのに、ナンとも困った問題である。
京都議定書による「温室効果ガスの削減目標の達成」など「夢物語」になってしまうのではないだろうか?。
「達成できなければ排出権を買えばいい」と言う人もいるようだが、「排出権を買う為のお金」は一体誰が払うと言うのであろうか?。

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