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まるで***?

2020-12-18 | ニューストピック

署名記事である、そして分析の談話は、千葉商科大の田中信一郎准教授と見える。見出しの、あっと目を瞠る、論評は、その見出しに誘導する、誘導すべく組み立てられている、記事である。購読して、全文を読み通すことができたので、このメディアには注意する。
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 日米開戦の直前、「日本が勝つ」という目標に合うよう、陸軍省戦備課が「1対10」とはじいていた日米の戦力比を、同じ省の軍事課が「地の利を考慮」して「1対4」に改め、この報告を受けた首相の東条英機本人が「日本人は精神力で勝っているはずだから五分五分だ」と結論づけた、という有名な史話が思い起こされる。
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 「ここも旧軍と重なります。普通の国民は『戦争を何とか生き残りたい』と考えていましたが、陸海軍のベクトルは違った。『自分たちの発言権を強め、より多くの予算を獲得したい』と考え、たびたび両者で争った。敗退を重ね、内閣が変わっても戦争が続いたのは、軍部が自身のメンツを守ろうとしたから、という側面は無視できません」

 「効果が疑わしい布マスクを、大変なコストと手間をかけて配布する、という奇策で『一発逆転』を図ろうとしたのでしょうか。感染拡大のリスクがある『GoTo』をスタートさせたのも、やはり正攻法とはほど遠いアクロバティックな方法です。むしろ奇策を好んでいる印象すらある。正攻法を拒否し、『奇襲』『玉砕』はては『特攻』という異形の戦いを続けた旧日本軍の姿勢がここでも重なるんです」



まるで旧日本軍? 「GoTo」撤退に失敗した政権の「病理」
毎日新聞2020年12月18日 12時05分(最終更新 12月18日 15時50分)
大野友嘉子
吉井理記
>「まず『情勢認識のゆがみ』です。菅首相ら政府首脳に上がってくる情報は、その異動対象になり得る役人たちが上げてきます。菅首相らの嫌う情報は小さく見せ、楽観的な情報は大きく見せる、といった『加工』が積み重ねられた、と見るのが当然です。つまりはそんたく。これはあの戦争で、日米開戦に至った経緯などにも共通します」
>「政府が業界や企業を選別し、恩恵を施したのが『GoToトラベル』の本質です。特に旅行業界は、自民党の二階俊博幹事長が長年『全国旅行業協会』の会長を務めている。『我々を支持する業界には、こんな良いことをしてあげますよ』と思わせる効果があったはず。選挙や政権維持の思惑が、政策を方向付けている、とも言えます」


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2 コメント

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戦前って真っ暗だったんですか? (Maria)
2020-12-18 23:33:37
「大正デモクラシー」という言葉があります。
「エロ・グロ・ナンセンス」という言葉があります。
大東亜戦争前って、べつに「無知蒙昧な民衆を権力者が支配していた暗黒時代」っていうワケじゃないように思います。
「中世の暗黒時代」とか「中世の魔女狩り」とか言われていますけど、じつは「魔女狩り」の最盛期は「理性の光」「人間復興」と云われているルネッサンス時代なんですよ。

「第二次世界大戦」というと、いわゆる「欧州大戦」だと思うんですよ。
「大東亜戦争」というと、日米開戦の結果として植民地政策による奴隷的な状況から解放された方々もいらっしゃるわけです。
で、「太平洋戦争」というと、「真珠湾攻撃」から始まったという話になるわけです。
大正時代の人は、そんなに馬鹿だったんでしょうか。昭和初期の人は、そんなに馬鹿だったんでしょうか。
うちの所長は、日本大学の理工学部航空宇宙工学科の出身で、戦時中に軍用機の設計に携わっていた先生方に授業を受けていました。ですが、そういう先生がたが、「みんな軍部に騙されていた」わけではないと思うんですよ。ちゃんと戦況を見極めていたと思います。

昭和天皇陛下も、「騙されていた」わけではなくて、「政権」というものを尊重していらっしゃったと思うんです。昭和天皇陛下は、基本的に(大日本帝国憲法下で)二回しか「勅令」というものを出していません。一度めが「二・二六事件」で、二度めが「終戦の詔勅」です。
東條は、「処刑される」ことを選んだという意味では、評価できます。
「東條 秀樹は映画になったけど、近衛 文麿はほぼ忘れ去られている」というのが、後の評価なんじゃないでしょうか。
所長氏がお父さんの遺品を整理していたら、東条英機の処刑を報じた新聞が出てきたそうです。

当時の庶民は、そんなに馬鹿だったんでしょうか。
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造反有理の再来 (ksk_ym)
2020-12-19 00:12:15
コメントをありがとうございます。
おっしゃるとおりです。庶民は馬鹿じゃないでしょう。当時も今も、行き過ぎは、なかった、というには、検証が必要ですが、庶民の知恵は生活を維持し、安寧志向にあります。力を尽くすのは世のため人のためでしょう。そこに、いらざる覇権、権力、ともすれば集団に拠る圧力をたくらむ勢力が忍び入ります。
必要もないのですが、あまりにおどろおどろしい、月額100円のエントリー料金で読む新聞は、イデオロジーを亀派となって、ウミガメと言って海外で習得しては国に持ち帰る知的財産を全体主義体制に利用される人々のことで、どうもそこに向けている、大陸から見た亀となることを、資本にも情報源にも求めていくようですから、何が起こっているのでしょうね。庶民の、せんのー、せんどーにはしっているかも。
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