女性を蔑視した発言と書き、女性蔑視発言とメディアは見出しに一斉に打つ。森会長は辞任表明会件で、>「女性を蔑視するとかそういう気持ちは持っていない」としつつ「本当に情けないことを言った」と陳謝 ことの発端は、>3日に日本オリンピック委員会(JOC)の会合で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言 したことであった。今日付で、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の会長を辞任した。後継者とメディアを騒がせた指名選びには、一転して、>不透明な「後継指名」に批判が高まり12日に辞退した。会長選びは振り出しに戻り、組織委のガバナンスの欠如を露呈 と書いている。森会長が辞任表明 川淵氏は一転辞退、五輪組織委 Tokyoオリパラ 2021年2月12日 日経新聞より。
>9日に国際オリンピック委員会(IOC)が「森会長の最近の発言は完全に不適切だ」と声明を出したことで、一気に辞任への流れが加速した。
当初は、森会長の表面的な謝罪、発言の撤回を受け、IOCも「この問題は終わった」と幕引きしようとしていた。
>8日夜には組織委がスポンサー企業を集めてオンラインで説明する場を持ったが、各社からは「信頼は地に落ちた」「消費者から不買運動をするという苦情もある」「顧客だけでなく、社内でも賛同を得られない」など厳しい意見が相次いだ。
それにとどめを刺したのが東京都の小池百合子知事だ。17日に予定されていたIOCのバッハ会長と組織委トップ、政府の橋本聖子五輪相との大会に向けて話し合う4者による協議への出席しないと表明した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODH111EG011022021000000/
川淵氏、後任受諾しない考え 五輪組織委会長
2021年2月12日 13時59分 (2月12日 14時46分更新)
東京五輪・パラリンピック組織委員会は12日午後、理事会と評議員会の合同懇談会を開催する。組織委の森喜朗会長(83)が出席し、女性蔑視発言の責任を取って辞意を表明する見通し。後任に日本サッカー協会元会長で選手村村長の川淵三郎氏(84)を推すことも報告する方向だったが、川淵氏が一転、受諾しない考えであることが分かった。
組織委はより透明性の高い手続きを取る必要があるとして、森会長の後任を選ぶ選考委員会を設置する方針。森氏の辞意表明を受け、近く会長交代に向けた正式手続きに入るとみられる。定款では理事会が「会長の選定および解職」の権限を持つと規定している。