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おいそがしぃ

2018-07-21 | 木瓜日記


いろはかるたにあるという。江戸と上方で、ろ字は、ろ 論より証拠 論語読みの論語知らず 六十の三つ子 と並べて、尾張は、年をとると幼児に戻ることのたとえとなる。さて、その、論語読みの論語知らず である。このように人口に膾炙するのは、論語を実践の書物と見ていたからだろうか。



語源
朱熹(朱子)の著書『論語序説』に登場する程子の言葉から。

読論語、有読了全然無事者。有読了後、其中的一両句喜者。読了後、知好之者。有読了後、直有不知手之舞之足之蹈者。


http://kotowaza-allguide.com/ro/rongoyomi.html
故事ことわざ辞典

論語読みの論語知らずとは、表面上の言葉だけは理解できても、それを実行に移せないことのたとえ。
【論語読みの論語知らずの解説】
【注釈】 古来、儒教の経典である『論語』をしたり顔で語ることはできても、その教えを実践できていない者の愚かしさから、書物を読んでも表面的に理解するだけで真髄をわかっていない人をあざけっていう言葉。
『論語』とは、『大学』『中庸』『孟子』と並ぶ四書の一つで、孔子の言動・弟子との問答などを弟子たちが記録した書物のこと。
『上方(京都)いろはかるた』の一つ。
「論語読みの論語読まず」ともいう。
【出典】 -
【注意】 -
【類義】 -
【対義】 -
【英語】 A mere scholar, a mere ass.(ただの学者はただのロバ)
Astrology is true but where is the astologer?(占星術は真理だ。しかし、占星術師はどこにいる?)
【用例】 「あの政治家は仏教大学を卒業しているらしいが、欲にまみれた言動ばかりでとても仏教を学んだ者とは思えない。彼のような人物を論語読みの論語知らずというのだろうね」


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