語感がよくないのは、その使い方にもある。もともと侮辱するぐらいの意味を持つが、リスペクトにディスをつけるわけだから、その用法はよいはずがない。ヒップホップミュージックでうたうそうであるから、そのときの語感はどうなのか。それがネットスラングになって、公然とした陰口のようなことになっているのだろう。
https://eigobu.jp/magazine/dhisuru
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日本では2,000年代後半以降「対象となるものを見下して、はじかしめたり、名誉を傷つけるような発言をすること」を、「ディスる」と表現するようになり、主にインターネットで使用されるインターネットスラングとして認識されていました。
「disrespect」は、「尊敬」「重んじる・敬う」という意味の動詞である「respect(リスペクト)」という単語に、「不」の意味がある「dis」をつけた単語です。
「ディスる」は「無礼なことを言う・軽蔑をする」という意味のある動詞である「ディスリスペクト」を略したもので、「disる」と表記されることもあります。
「ディスる」という言葉の語源は、外国のヒップホップにあります。
外国のMCによるラップを乗せた音楽形態であるヒップホップミュージックで、ラッパーが有名人や他のミュージシャンをバカにしたり、批判するような内容の歌詞を歌ったことから広まりました。
日本ではあまり見られませんが、海外では相手を侮辱し挑発するようなラップを「diss」といい、侮辱されたラッパーが批判し返すことを「beef」といいます。
「ディスる」という言葉は「人をバカにしたり悪口を言う」という場面で使用されます。
・ディスってる
・ディスった
・ディスられる
・ディスられた
・ディスって